若い力で白岡市・宮代町を活性化!渡辺そういちろう 公式ホームページ

新白岡駅のムクドリの追い払い 2021/8/22

先日、市環境課によるムクドリの追い払いが実施されました。新白岡の住民の方からムクドリの糞害や鳴き声で悩まされているというご相談がありました。

IMG_84992.jpg

環境課と話したところ、これまでも何度も忌避音などで追い払いを行っているが効果がなかったとの事でした。ムクドリは夜、駅周辺に異様な数が集まってきます。外敵も少なく、緑と明かりがある所をねぐらとしているようです。
 

この日も様々な方法でムクドリの追い払いを行いましたが、根本的な解決には至らないのが現状です。忌避音や鷹匠での追い払いも一時的なものであり、一度追い払っても翌日には戻ってきてしまいます。駅周辺の樹木を伐採する事には自分は賛成できません。糞の清掃や樹木に防鳥ネットを張るなどの対応は必要ではないかと市と協議しています。

IMG_85022.jpg

本来ムクドリは山林に生息していましたが、開発によってねぐらを失ったムクドリが市街地に生息場所を移していると言われています。都市開発などで様々な自然環境が失われてきましたが、ムクドリの大量発生はそのしっぺ返しでもあるわけです。
 

ムクドリの生態からどのような対策が有効であるか、広域的な視点で研究する事が必要と感じました。また生態系を維持するための自然環境の在り方や保全についても考えていかなければならないと思います。

ワクチン接種のスピードアップを 2021/8/20

来週から9月議会が始まります。全国で新型コロナの感染拡大が続いていますが、白岡市においてもコロナ患者が急増しています。議会としても一層のコロナ対策を施し、会議を開催します。
 

たくさんの方からワクチン接種についてご相談を頂いています。8月31日に行う自分の一般質問の中でワクチン接種について取り上げます。ワクチン接種のスピードアップを求めていきたいと思います。現在、市の接種率は2回目を終わった方が約30%程度といった状況です。ワクチン接種はただ政府の指針通りに進めているだけではダメです。地域に合った方法で取り組み方を工夫していく事が必要です。ワクチン接種の迅速化のために、これまで見えてきた課題を整理し、今後の接種のあり方について市と協議したいと思います。

4565004_s.jpg

9月議会の準備 2021/8/16

8月も後半になり、9月議会の準備が始まっています。先日、一般質問の通告を行いました。9月議会は決算の審査もあります。決算審査は予算の審議と同様に重要です。一年間の事業の効果や反省点をしっかり検証して、次の予算編成に効果的に結びつけていく必要があります。決算書の数字からは色々な事が見えてきますので、今回もしっかり読み込んでいきたいと思います。
 

また9月議会から、委員会の審査でPCやタブレットなどのデジタル機器を使用できるようになりました。審査には様々な情報が必要です。執行部に対するチェック機能の強化とさらなる議論の深堀りが期待できるんではないかと思います。自分も積極的に活用していきたいと思います。

白岡市のGIGAスクール構想 2021/8/10

先日、文教厚生委員会の調査がありました。白岡市内の小中学校で進められているGIGAスクール構想の現状について調査を行いました。
 

GIGAスクール構想は生徒1人1台にPC端末と高速通信ネットワークなどのICT環境を整備する計画です。文部省が積極的に進めており、白岡市でも小中学校の生徒1人1台のタブレット(iPad)を国の補助金を活用して導入しました。
 

学校の授業の中でiPadが活用されており、デジタルでしかできない学習も行われています。生徒が自宅にいながら、オンラインで授業を受ける環境もできているとの事です。
 

今日の委員会の調査の中で委員から、デジタルだけではなく「読み・書き・聞く」などの基本的な学びを身に着ける事も大切ではという意見がありました。白岡市ではノートに書く、本を読むなどのアナログの学びもしっかり並行して行っていくとの事です。
 

小中学校のICT化はこれからますます進んでいくと思います。生徒一人ひとりがタブレットを持ってオンラインに繋がる事で、様々な新しい学習方法が可能になると思います。今後は生徒だけでなく、教員のITリテラシーの向上も求められます。また生徒たちの適切なネット利用や健康への影響なども考慮していく必要があると思います。

3340566_s.jpg

白岡中央総合病院の移転 2021/8/6

白岡中央総合病院が移転する予定です。中央総合病院は昭和53年に開設されて以来、白岡市の医療を支えています。その中央総合病院ですが、建物の老朽化が進んでおり土地も狭隘であるため、令和7年度を目標に新築移転を検討しているとの事です。移転先の候補としては白岡中学校周辺の区域が挙げられています。(白岡中学校の東側の土地)

shirachu.png

白岡市としても移転にあたってはしっかりサポートしていく事が重要です。具体的な支援は土地の確保、周辺道路の整備、医療機器の購入補助、固定資産税の補助(10年間)などを行う予定です。全体で5億5千万円の支援・補助を出す計画が示されています。
 

中央総合病院は白岡唯一の総合病院であり、第二次救急医療機関として重要な医療拠点です。高齢化に伴い医療ニーズもますます高まっており、また感染症の対応など医療の重要性が再認識されています。
 

白岡市にとって重要な事案ですので、進捗状況をしっかりチェックし、随時ご報告していきたいと思います。

64歳以下のワクチン接種 2021/8/3

連日、コロナ感染者の増加が報道されています。白岡市でもこれまで以上に感染された方々が増えています。今日も7名の方の感染が確認されました。埼玉県の保健所の人手不足は深刻で、業務が逼迫してきています。保健所は業務負担の軽減のために、今後は市への情報提供は感染者数のみになるとの報告がありました。これまでのように詳細な情報は入らなくなります。
 

白岡市がやるべき事は、できる限りワクチン接種をスピードアップさせていく事だと思います。
 

白岡のワクチン接種の状況ですが、65歳以上で70.8%の方が2回目までの接種が終わりました。市全体ではまだ24.7%の方が接種を終えた状況です。これから保育士や教職員などエッセンシャルワーカーの優先接種もはじまります。
 

64歳以下のワクチン接種のスケジュールについて聞かれる事が多いですが、60~64歳の方は8月9日(月)から予約の受付が開始となっています。詳細は市のホームページをご確認ください。
 

白岡市 ワクチン接種のスケジュール
 

接種を終えた方にお話しを伺うと、なんともなかったという方や腕に痛みが残ったという方まで様々な状況をご報告頂きます。予約方法や接種体制等について改善した方がいいという声も頂きます。皆様から頂くご意見をもとに調査し、有効な改善策を提言していきたいと思います。

市の都市計画 2021/7/27

暑い日が続きます。先日は都市計画審議会がありました。この審議会では市の都市計画に関係する事について調査や審議を行います。この日は審議は無く、今後審議が予定されている案件について市から事前説明がありました。

白岡駅周辺の整備についても市から説明がありました。白岡駅西口の駅前広場と西口線の整備ですが、国からの補助を受けて進めていくとの事です。実際はまだまだ課題があり時間もかかる事が想定されます。これから話が具体化してきましたら、ブログの方でも進捗をご報告していきます。

1watanabe.jpg

市政通信を発行 2021/7/25

先日、新しい市政通信を新聞折込しました。読んで頂いた方々からたくさんのご意見を頂きました。ありがとうございます。市の財産である旧庁舎の跡地は最大限に有効活用してほしいというご意見や、水害からの避難対策を充実してほしいというご意見も頂きました。一つひとつのご意見、本当にありがたいです。やっぱり皆様から色々な情報やご意見を頂く事で、自分の議会での提言も充実したものになっていきます。今後もぜひ色々なご意見やご感想をお寄せください。

全員協議会の開催 2021/7/22

今日は全員協議会がありました。案件は「下水道使用料改定の検討」「白岡中央総合病院の移転」「白岡消防署篠津分署の白岡消防署への統合」「白岡駅周辺の整備」など重要なものばかりでした。
 

近いうちに市の方から正式なアナウンスがあると思いますが、白岡中央総合病院の市内移転が検討されています。また白岡消防の篠津分署が無くなり、その人員等は白岡消防署へ移る事が検討されています。どちらも市民生活に関わる重要な案件ですので、丁寧な協議と説明が必要だと思います。 

 

白岡市議会では現在、デジタル化の取り組みや議会報告会の準備を進めています。次の9月議会から会議にパソコン等を持ち込めるようになりました。デジタルデータでの資料のやり取りも徐々に進んでいます。議会報告会についてはコロナの影響で開催がまだ先になりそうですが、着実に準備は進んでいます。たくさんの方に参加して頂ける報告会を実現できればと考えています。

消防団の皆様との意見交換 2021/7/17

今日は消防団第2分団にお招き頂き、先日の一般質問の報告をさせて頂きました。こうした報告の機会を頂き、本当に感謝です。

index6666.png

第2分団の皆様は通常の消防活動に加え、地域イベントへの参加や県の防災ヘリの視察を行うなど、非常に活発な活動をされています。
 

自分が相談を受けていたのは第2分団の方々ではなく他の分団の方々ですが、今日お話しを伺うと、いずれの分団でも共通の問題意識がある事を再認識しました。
 

これから市は消防団員の方々にアンケートを行う予定です。これは消防団の運営改善に向けたアンケート調査です。やはり消防団の活動を改善していくためには団員の方々の現場の声が最も重要ですので、忌憚のないご意見を頂きたいです。
 

見えないところで日常の安全を支えてくださっている消防団の方々。その活躍をもっと多くの市民に知ってもらうため、市の広報をさらに充実させていく必要性も感じています。

index313.png

古代蓮 2021/7/12

しらおか味彩センターや野牛・新白岡地区で古代蓮が咲き始めました。毎年、この時期に花が咲き始め、訪れる人を楽しませています。この古代蓮は約1200年前の平安時代の頃の蓮と推測されています。味彩センターでは中央の池に、野牛・新白岡地区では区画整理事業地内の調整池に花が咲いています。白岡市内の観光スポットのひとつです。7月下旬ごろまで開花時期とされていますので、よろしければ、ぜひ足を運んでみてください。

 

ada712d.png
IMG_8308.jpg

東北自動車道側道の歩道整備 2021/7/11

先月の議会では道路整備についても一般質問で取り上げました。東北自動車道の側道について、平成27年頃から歩道の必要性を訴えています。現在は寺塚・野牛・高岩・新白岡方面から市役所やこもれびの森まで歩道が途切れ途切れの状態です。市民要望も多く、早急な整備が必要です。今回はその進捗を確認しました。

・以前の一般質問

写真交換⑨.jpeg

市の答弁によると、ふれあいの森公園北側付近から高岩トンネル付近までの区間において、6月中に測量業務が完了し、その後に用地契約を進めていく予定との事です。埼玉県と連携を図りながら、事業を推進していくとの答弁でした。
 

白岡市にはこの場所以外にも歩道が必要な道路があります。通学路においても危険な場所があるのが現状です。先日、千葉県八街市では歩道や信号のない通学路において小学生が犠牲になる事故が起きました。こうした事故が起きないように白岡市でもさらなる対策が必要です。一般質問で歩道設置など生活道路を改善していく必要性を訴えています。

新型コロナとワクチン 2021/7/10

白岡市の新型コロナワクチンの接種状況ですが、7月8日時点で1回目66.5%、2回目28.0%の方が終了しています。64歳以下の方にも接種券は発送されていますが、実際の予約は予約開始の通知が届いてからになるとの事です。
 

白岡市で新型コロナに罹患された方の感染経路を見ると家庭内での感染が多くなっています。県内では家庭内感染に加えて、東京で感染したことが疑われる、都内由来の割合が急速に高まっているようです。白岡市は人口10万人当たりの新規感染者数が多くなっています。これから都内由来の感染も増えていく事が予想されます。全世代の市民の方がワクチンを早急に接種できるように、取り組みをスピードアップさせる必要があります。

埼玉県ホームページより

自然災害への備えを 2021/7/4

記録的な豪雨で静岡や神奈川では大きな被害が出ています。お亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。観測史上最大の雨量という報道もありましたが、近年は本当に雨の降り方が変わってきていると感じます。激甚化する自然災害へ備える重要性を再認識させられます。
 

テレビ等でも報道されていますが、今年から「避難情報」が大きく変わっています。特に変わったのが下の写真の警戒レベル4です。

123123141.png

これまでは避難指示と避難勧告が同じレベル4でわかりにくかったため、避難指示という呼び方に一本化されました。また最大警戒レベルのレベル5は緊急安全確保という呼び方に変わりました。このレベル5が出される時にはすでに安全な避難ができない程の命の危険が迫っています。ですので、レベル4の避難指示が出た時点で、安全な場所への避難が必要になります。
 

まずはハザードマップで自宅の環境を確認し、災害時に取るべき行動をあらかじめシミュレーションしておく事が大切だと思います。避難経路を確認しておく事も重要です。白岡市は水害に対応した避難所が多くありません。以前、議会の一般質問で、民間の事業所やお寺等と連携していざという時に逃げ込める避難所を増やすべきと提言しました。市は複数の民間事業者と協議し、災害時には施設を無償で提供してもらえるよう進めているとの事です。白岡市においてもいざという時のために、日ごろからの備えが重要です。
 

・避難情報に関するガイドラインの改定(消防庁)

広報委員の会議 2021/7/1

議会は閉会しましたが、委員会はまだ続いています。今日は広報委員会がありました。

広報委員会の委員は各会派から一人ずつ選任され、「議会だより」の編集を行います。自分は6月から初めて広報委員になりました。今日は来月発行する「議会だより」のレイアウトや文章、誤字脱字等のチェックを行いました。少しでも見やすく、より多くの方に読んで頂けるように、委員全員で試行錯誤をしながら作成しています。文言も一文字一文字間違いがないように綿密にチェックするため、なかなか大変な作業です。長時間にわたりましたが、一通り作業は終わりました。8月上旬には皆様にお届けできると思います。

asdadadad.png

久しぶりの衛生組合議会 2021/6/30(水)

今日は蓮田白岡衛生組合の議会がありました。衛生組合は蓮田・白岡のごみ処理やし尿処理を行う事務組合です。衛生組合は議員になった当初に担当していたんですが、その後、消防組合の方に行く事になり、しばらく離れていました。何年か振りに戻ってきました。
 

議員のメンバーは以前とは全く違いますが、職員の皆様は懐かしい顔ぶれでした。今日は顔合わせのような議会で、会議自体は短く、主に議長と副議長、監査を担当する議員を決めて終わりました。
 

新型コロナの影響もあり、集積所に出されるごみの量が増えているようです。コロナ禍の中、収集に当たって頂いている作業員の方々に本当に感謝です。収集車にごみを積んだ時にごみ袋が破裂するのを防止でき、収集の効率化につながりますので、ごみを出す時には是非ごみ袋の空気を抜いて出しましょう。

norimono_gomisyusyusya_man.png

6月議会が閉会しました 2021/6/25(金)

4822395_s.jpg

6月議会が閉会しました。今議会では新型コロナ関係で補正予算が組まれ、子育て世帯への支援事業、生活困窮者自立支援事業等が予算化されました。また地域の建築物などを制限する地区計画の変更があり、いくつか建築してはならない建築物の用途等が追加されました。地区計画は普段は目にする事が少ないと思いますが、この計画で地域のまちづくりをどのように進めていくか定めています。それぞれの地区の地区計画にもっと気軽に触れられる機会があればと思います。地区計画をわかりやすく、見やすく周知していく必要性を感じています。
 

また請願が一件提出されましたが不採択となりました。エネルギー基本計画において再生可能エネルギーの割合を高めてほしいという請願です。自分も再生可能エネルギーの拡大は大賛成なんですが、請願の内容に疑問を感じる所が多々あり反対しました。特に2030 年に全ての電力の中で再生可能エネルギーを 60%、2050 年には100%の割合にという内容がありました。委員会の質疑では数字の根拠や、それを達成するための工程、実現性について十分な回答を得られませんでした。具体的な数字を行政の計画に入れる以上、やはり数字の実現性を明らかにする必要があります。再生可能エネルギーを 60%という事は、言うまでもなく再生可能エネルギーが安定的な電力となる事が必要ですが、電力安定までの道のりには一定時間が必要と考えます。今後も徐々に再生可能エネルギーの電源構成の比率を高めていかなければならないと考えますが、60%、100%という数字を示すにはさらに詳細な調査が必要です。
 

また再生可能エネルギーを急激に導入する事によって引き起こされる環境破壊や日常生活への影響についても配慮が不十分と感じたため、賛成できませんでした。(メガソーラー建設による森林伐採・土砂崩れの誘発や、電気料金の値上げなど課題も多い。)
 

これから発行される議会だよりの中に、一通り内容が掲載されます。今回の議会では文教委員会の審議のボリュームは少なかったですが、次の議会は決算の審議があります。福祉関係の取り組みを全般的にチェックする事になりますので、ひとつひとつ丁寧に、有意義な質疑を心掛けていきたいと思います。 

6月議会一般質問②新時代に合った消防団のあり方について 2020/6/22(火)

今回の一般質問では消防団について取り上げました。実は以前より消防団員の方々から消防団活動についてご相談を頂いていました。
 

消防団とは各市町村に設置される非常備の消防機関で、一般の市民により構成されています。(消火や救急などを職業として専門に行うのは消防署で、これは常備消防と呼ばれます。)  
 

消防団の皆様は他の本業を持ちながら「自らの地域を自ら守る」という精神に基づき、消防活動にご尽力頂いています。昼夜を問わず市民の命と安全を守って頂いている消防団は市民の頼りになる存在です。しかし近年は全国的な傾向として団員の減少等が課題となっています。また団員の方々からは時代に即した消防団の在り方について考えてほしい、というご相談を頂き、様々な課題や改善案を伺いました。今回はその相談内容をもとに一般質問しました。その概要を抜粋してご紹介します。

syoubousya_housui.png

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「当市の消防団の現状は」

渡辺の質問: 「当市の団員数とその推移は。また昼間に市外に働きに出ている団員や市外在住の団員の割合はどれくらいか?」
 

市の答弁:「令和3年度の人数は124名。(5年前は130名)そのうち39名の方は市外に勤めており、市外在住の方が3名いる。」
 

渡辺の質問: 消防庁は4月、消防団員の報酬の見直しなど処遇改善を図るように全国自治体に通知している。当市の団員報酬を見てみると、近隣市・東部消防組合市町の中でも低い報酬額となっている。その事について市はどのように考えているか?」
 

市の答弁:「東部消防組合の市町村の中では2番目に低い報酬額となっているが、出動して放水を行った場合の手当は5000円と高い金額を設定している。今後の報酬額については近隣市町の動向を見ながら調査検討していきたい。」
 

「消防団の訓練について」
 

渡辺の質問: 消防団員の方々からは形式的な訓練や・セレモニー的な大会よりも、より実践的な訓練を充実させていくべきではないかという声も頂く。消防団の技術向上や育成には市と消防組合が連携して取り組んでいく必要があると考えるが。
 

市の答弁:消防団の訓練については月例点検や車両点検などの実施に合わせてポンプ操法や消防職員の指導による器具取り扱い訓練などを行っている。
 

渡辺: 今後は大規模災害時における常備消防との連携訓練の充実等も必要ではないか。まずは団員の意見を聞き、東部消防組合と連携を図り、実践的な訓練の充実を図ってほしい。

4803659_m.jpg

「新たな団員制度について」
 

渡辺の質問: 近年は常備消防の充実が図られ、職員が火災現場に到着する時間が短縮している中で、消防団が消火活動を行う事も以前より少なくなってきている。消防団の方々からお話を伺うと、こうした事が団員の目的意識やモチベーションの低下に繋がっている場合もあると伺いう。しかし消防団の役割は消防だけではない。近年は災害が多様化・大規模化しており、もしもの時に頼りになるのが消防団だ。常備消防の手が回らない状況で、身近な消防団の迅速な対応が人命救助の成否に関わる。大規模災害時における消防団の活動の重要性は高まっている。
 

当市の30%の団員は日中、市外に勤務している。首都直下地震等の災害が日中に起こる事も想定すると、こうした時間帯に地域にいる割合の高い女性やアクティブシニア世代等にも消防団活動を担ってもらう事も考えられる。市民の中には消防団の基本団員としての活動は難しいが、大規模災害の時には力になりたいと考える方もいる。
 

こうした方々の参加を促すために『大規模災害団員』という制度を導入する市町村もある。大規模災害団員とは大規模災害の時に活動を限定した団員だ。制度を導入している市町村では若者から女性、アクティブシニアなど仕事や家庭の事情、体力的理由から消防団に入団できない方々が参加している。
 

これまで消防団に入れなかった方々の入り口になり、いざというときの災害対応力の底上げにつながる可能性があのではないか。こうした制度について当市の考えは。

市の答弁:大規模災害団員は大規模災害時におけるマンパワーや多様な人材の確保に繋がると認識している。例えば久喜市では消防団OBで構成される災害時支援隊が設置されている。白岡市ではこうした制度は導入していないが、大規模災害時における後方支援や応急対策支援など多様な役割が期待できる。他市町の運用状況を確認したうえで導入について検討していく。

 

「消防団員へのアンケート実施を」

asdadadasfsagfsGdsgsdsg.png

渡辺の質問: 消防団員の方々とお話すると、報酬の事、訓練の内容、それ以外にも出動体制の在り方など、改善すべき点があるのではないかという声を頂く。市にはぜひ現場の意見を収集し、時代に合った消防団の在り方について検討していただきたい。そこで、一般団員の方々へのアンケートを実施できないか。団員の方々は消防団の活動に課題を感じながらも組織の中ではなかなか声を出しにくい場合がある。新しい時代に合った消防団の活動・運営の在り方について検討していくために、一般団員から意見を聴く事が必要ではないか?
 

市の答弁:消防団員へのアンケートは消防団運営に関する問題点や課題の把握、入団促進の取り組みにつながると考える。白岡消防署などと連携してアンケート調査を実施する。

6月議会一般質問①中央公民館と旧庁舎跡地 2020/6/17(木)

今議会の一般質問では「中央公民館」とその隣にある「旧庁舎の跡地利用」について取り上げました。市民の方からお話を頂く事も多く、以前から議会で取り上げてはいましたが、今回改めて一般質問しました。その内容について概要をご報告します。
 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

「中央公民館の老朽化対応は」

building_kouminkan.png

渡辺の質問:「央公民館は昭和54年に建設され、すでに建築から40年以上が経過し、老朽化が目立っている。劣化診断によると中央公民館は広範囲に劣化があり健全度も低くなっている。避難所にも指定されている施設であるので、市の施設の中では真っ先に対応が必要と考える。どのように対応していくか。修繕等の実施時期と費用など具体的なシミュレーショはされているか。」
 

市の答弁:「一般的に鉄筋コンクリート造の耐用年数は60年とされ、建築後40年目の長寿命化改修、60年目の大規模改修を実施する事で80年間使用年数を確保する事ができる。市では中央公民館について必要な時期に必要な修繕を行い、施設の長寿命化を図っていきたいと考えている。」
 

渡辺:「中央公民館は40年目の長寿命化の時期にきている。老朽化が進む施設の長寿命化(修繕等)について早急に取り組んで頂きたい。

 

「旧庁舎跡地のさらなる利活用を」

中央公民館と旧庁舎跡地.jpg

中央公民館(左奥)と旧庁舎跡地

 

渡辺の質問:現在、中央公民館の隣にある「旧庁舎跡地」が空地になっているが、今後はこの土地を駐車場として利用する方針と聞いている。しかし駅から近い一等地が駐車場ではもったいない。旧庁舎跡地のさらなる活用(市民の利便性向上や賑わい創出に繋がるような)を検討して頂く事が必要ではないか。広く民間事業者に声をかけ、土地活用の可能性を探るべき。
 

市の答弁:「旧庁舎の跡地については駐車場用地として利用していきたいと申し上げてきた。しかし駐車場では事業の採算が合わない可能性もある事から、改めて旧庁舎跡地の利用について再考する。旧庁舎跡地は白岡駅から近く約2700㎡とまとまった土地なので、民間にも聞き取り調査を行い、街づくりに寄与する土地利用を検討したい。」

 

渡辺の質問:「中央公民館旧庁舎跡地の一体的な利用も視野にいれて検討できないか。(公民館の機能+賑わいが生まれる機能、等)まとまった土地利用ができれば民間事業者も活用の幅が広がる。中央公民館はリニューアルが必要な時期になっているが、それに合わせて一体的活用について検討する事は考えられないか。」

 

市の答弁:「中央公民館の敷地が約3800㎡あり、合わせると大きな面積になる。中央公民館については当面は現状どおりとするが、大規模改修の時期を十分に考慮しながら、将来的には一体的利用について検討していきたい。」

一般質問が終わりました 2021/6/10(木)

暑い日が続きます。昨日、一般質問が終わりました。一般質問は3日間行われ、たくさんの市民の方が傍聴にいらっしゃいました。コロナ禍で議場に入場できる人数を制限しており、どうしても入れない方も出てきてしまい、大変申し訳ない思いです。

3998092_s.jpg

自分の一般質問は最終日に行いました。取り上げた内容は「時代に合った消防団の在り方」、「中央公民館の老朽化対応」、「旧庁舎跡地の利活用」、「道路整備」についてです。今回は議員全員が一般質問を行いましたので、様々な分野の話題がでました。

傍聴に来ていただいた方からアンケートでご意見を頂く取り組みも行っていますので、議場にお越し頂いた際にはぜひ忌憚のないご意見を頂ければ嬉しいです。

お問い合わせ先

渡辺そういちろう事務所
〒349-0214
埼玉県白岡市寺塚31
tel:0480-53-5834
fax:0480-92-2258
>>メールフォーム

QRコード

QRコード