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大山と少子化、そして地方創生 2016/4/30(土)

白岡市の大山地区にある大山小学校は生徒数が68人、2つの学年で16人を切るところもあります。県の基準では2つの学年が合わせて16人以下になると2学年の生徒を1つに編制する複式学級になります。つまり2つの学年の生徒を1人の教師がみることになります。
 

複式学級はやり方によってはデメリットばかりではないかもしれませんが、基本的には子どもにとっても教師にとっても負担が大きく、きめ細かい教育を行う事が難しくなる恐れがあります。
 

大山小学校も複式学級になる事が見込まれていましたが、市では、複式学級にはせず、常勤の教員を市の予算で配置し、これまでどおりの学級編成を維持していく事が決まりました。こういった措置で、市がしっかり教育環境の整備に予算をつけていくことは大切だと思います。「少子化」が子供たちの未来に悪影響を与えることは絶対にあってはなりません。

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最近は至る所で「地方創生」が叫ばれますが、この地方創生も人口問題が出発点です。人口の過密・過疎の是正と人口減少を食い止める事が命題で、地域で雇用を創出していく事、人口の流入や人口の維持を図っていく取り組みが求められています。そのためには、究極的に言えば「地域経済の循環を創っていく事」が必要になってきます。
 

白岡市においても、子育てをしやすくする、街をPRして人を呼ぶ、街の利便性を高める、といった政策の実行と共に、もっと根幹的に、白岡市の産業や経済構造に関するビジョン・経済戦略を専門的に議論する場があってもいいのではないかと思っています。
 

その時には、大山地区が持つ圏央道や農業といったキーワードが出てくるはずです。白岡における地方創生は大山地区を抜きにしては語れないものだと思います。

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