東京との格差が生まれるシステム 2026/5/15
前三重県知事で衆議院議員の鈴木英敬氏に「税の偏在是正」について、オンラインでご講演頂きました。
東京都に税源が集中する「税の地域偏在」が深刻化しています。税の偏在が、東京と他の都道府県に大きな格差を生んでいます。法人二税で見ると東京都と埼玉県の格差は2.9倍あり、東京と埼玉の子育てや教育など様々な行政サービスに差が生まれてしまっています。
白岡や宮代にも物流倉庫は増えますが、結局は本社のある東京に税収の多くが流れています。この偏在を是正するため、法人二税の国税化を我々の会派は訴えています。鈴木英敬氏も税の偏在是正の必要性についてお話され、単なる“東京対地方”という対立構造ではなく、「都市も地方も互いに支え合っている」という視点から、偏在性の小さい地方税体系を再構築すべきと論じられていました。
そして単なる再分配ではなく、「本来あるべき税収帰属地へ近づける制度補正」という考え方も合理的で、持続可能な地方財政と地方の成長を目指すうえでも、税制そのもののあり方を見直していく必要性を改めて感じました。
もう少し時間があれば三重県知事時代の取組や、企業誘致・産業振興などの実例や、地方が自立的に成長していく視点についてもお聞きしたかったです。
人口減少時代を迎える中、地方財政や税制のあり方は、日本全体の将来像に関わる重要テーマです。今日の講演内容を、今後の政策立案や議会活動に活かしていきたいと思います。