ずいせん長寿村の竣工式 2016/3/25(金)
今日はずいせん長寿村の竣工式に伺いました。ずいせん長寿村は高岩地区に新しく生まれた特別養護老人ホームです。この施設はさいたま市内で介護老人保健施設やケアハウスなどを運営する社会福祉法人瑞泉がこれまでの経験と知識を結集して開設されました。「生まれ育った家へ帰る」をコンセプトにしているというお話の通り、建物は木のぬくもりを感じさせるような和風建築になっています。
内覧会で施設内を見学させて頂きましたが、中もとてもきれいで清潔、広々とした施設になっています。全ての部屋に大きな窓が設置され、太陽光が取り入れられているのが印象的でした。所々に「彦兵衛」「野牛」など白岡市の地名にちなんだ部屋があり、地域の方が親しみを感じる工夫も施されていました。

日本は急速な高齢化が進む中で、長寿国とよく言われますが、実は病気や不調無く過ごせる期間、いわゆる「健康寿命」は意外と短く、寝たきり期間などの不健康寿命が長いとされています。これは国の課題であると同時に自治体の課題でもあります。健康で元気に、高齢になっても、生活の質を落とさず快適な生活を送る「クオリティオブライフ」が実践できるよう、こういった施設とともに政治も丁寧に取り組んでいかなければならないと感じました。