白岡のゴミ袋は高い?? 2016/9/30(金)
今日は蓮田白岡衛生組合の議会がありました。去年から組合の議員をさせて頂いておりますが、よく、「白岡市のゴミ袋は高い」と言われることがあります。
今日の議会ではその事について問題提起をさせていただきました。以下、やり取りの一部です。
渡辺(質問):
「蓮田白岡では有料のゴミ袋を導入しているが、ゴミ袋を有料化していない自治体も多い。埼玉県では透明や半透明、またはスーパーのレジ袋でよいとしている自治体の方が数は多く、東京都も23区は無料だ。そういう所から越してきた方は、ゴミ袋が有料であることに疑問を感じると思う。
有料の目的はゴミの減量化や負担の公平性だと思うが、蓮田白岡はゴミ袋が県内でも非常に高額という点は指摘せざるを得ない。ゴミ袋の値段設定の根拠は何か、また設定されている値段に対してどのように考えているか?」

蓮田白岡衛生組合(答弁):
「以前はゴミの収集に一世帯500円を頂く定額制だった。しかし、ゴミを多く出す家庭と少ない家庭が同じ値段では少ない家庭に不公平になってしまう。そこでゴミ袋による課金制を導入し、ゴミを多く出せば出すほどお金がかかり、少なければ少ないほど得をする制度とした。
当時は一世帯500円、年間6000円を頂戴していた。ゴミ袋の有料化の際もその値段に近い額になるようにした。現在の一世帯当たりの年間負担は約4500円と考えている。ゴミ袋の有料化はゴミを減らす取り組みのひとつとして考えている。」

渡辺(質問):
「現在、もえるゴミの袋は10枚480円で売られている。いつも使うゴミ袋が10枚入りだけだと、負担も大きく不便を感じる方もいると思う。そこで、もえるゴミの袋を10枚入りだけでなく、30枚枚入り、50枚入り等で販売し、パックでお得にして、一枚の単価を安くすることはできないか。ゴミ袋を包むパッケージの袋もまたゴミとなる。減量化の観点は非常に重要だが、その一方で、市民サービスを向上する観点も必要と考えるが?」
蓮田白岡衛生組合(答弁):
「今後開かれる「廃棄物減量等推進審議会」でその事を審議する。市民サービスの向上という観点から検討を行うこととする。」

以上、やりとりの一部です。ゴミ袋を有料にするのは歳入確保の意味もありますがゴミの減量化が第一目的です。
ゴミ袋の有料化はゴミ減量の観点から致し方ないかもしれませんが、その一方で市民サービスの向上という観点も重要です。常に適正な値段を検討し、サービスを向上していく事が求められていると思います。減量化の推進と、市民サービスのバランスを取りながら、政策を細かく調整していく事が必要です。