新型コロナウイルスの対策 2020/4/1(水)
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
市の担当課にヒアリングを行い、対策の状況をうかがいました。白岡市も病院との情報共有や連携を図り現場の状況把握に努めること、病院や介護施設などでクラスターが発生しないよう対策の強化を要望しました。
現在、白岡市でも対策本部を設置しています。しかし、新型コロナウイルス関連において県から市町村に伝わる情報が少なすぎます。感染者が市内のどの地域に居住しているか、自宅待機なのか入院なのか、感染者の市内の行動履歴でさえ、市町村には知らされません。濃厚接触者である家族の情報も市にはありません。市で保健所を持っていれば情報把握ができますが、そうでない場合は情報が把握できない状態です。市担当部局が県の記者会見で初めて知る、そんなレベルです。
詳細な情報がなければ、対策や判断に限界があります。クラスターや市中感染が発生した場合に対応できなくなります。プライバシー保護の問題がありますので公表はできませんが、市の責任者レベルには詳細な情報を下ろしてほしいと思います。市町村は限られた情報の中で対策と判断を行わなければならなくなり、リスクも高まります。適切な情報共有が必要だと思います。