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福祉保健医療委員会の審議  2023/7/3

今日は福祉保健医療委員会がありました。議案が1件と県立施設の運営報告などがありました。 

自分は児童養護施設や障がい者支援施設の運営について質問を行いました。

 

児童養護施設の運営についてはケアリーバーについて質問しました。ケアリーバーとは社会的養護のケアから離れた子どもの事ですが児童養護施設で育った子どもが施設を退所した後のアフターケアがどうなっているかを確認。

 

埼玉県の児童養護施設では卒園した児童に4年間継続して連絡を続け、専門の職員が様々な相談に応じているようです。相談件数は千件以上にのぼり、コロナにかかってしまったときの通院等の手伝いも行ったとの事でした。

 

虐待や貧困などで養護施設に入った子供も成人すると施設を離れますが、やはり一人で孤立化してしまうケースが多々あります。施設でのサポートだけでなく、退所後も自立に向けた伴奏型の支援を今後も続けてほしいと思います。

また、障がい者支援施設については「障がい者の権利擁護」の観点から質問し、職員の研修内容、そしてやむを得ない場合を除いての障がいの行動制限や身体拘束の防止について、チェック体制はどのようになっているのか現状を伺いました。

 

施設では権利擁護委員会を設置し、全職員に虐待防止の研修などを行っているとの事でした。また寮長に対しても身体拘束に関する研修などを行い、障がい者の権利擁護については最大限の注意を払っているとのことです。

 

丁寧にご答弁頂き、福祉施設における指定管理者制度の課題についても議論ができました。こうした福祉施設は職員の離職率も高く人手不足が慢性化しています。安定した運営を行うための勤務体制についても今後は注視していきたいと思います。

 

県が管理する福祉系の施設は数が多く、今日はその報告がありましたので、審議する議案自体は少ないものの、中身の濃い委員会となりました。

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