農地をまとめる 2023/8/28
地域の農家の方から圃場整備のご相談を頂きました。
圃場整備というのは、いわゆる農地の「区画整理」ですが、一つひとつ小さい農地をひとまとめにして大きな農地にして、水路や農道等を作業しやすいように整備するものです。

埼玉県には埼玉版圃場整備という事業メニューがあり、県と市町も費用負担を行いますが既存の農道や水路を活用するため事業費が比較的少なくすみ、換地は行わず賃借によって農地集積を行うので、自分の土地がどこに行くのかという心配もありません。
ずいぶん前から地元農家の方々が農地をまとめる取り組みを進めてこられました。今後、埼玉版の圃場整備事業として進めていくためには県の認可が必要です。
地元農家の方々と農政部局と調整を図りながら、スムーズに事業が進むようにサポートしていきたいと考えています。
持続的な農業を地域でつくっていくためには圃場整備事業が必要です。農地をまとめて広くする事で、作業がしやすくなり、生産性があがり、大型機械の導入や企業の参入がしやすくなります。農業は後継者不足が大きな課題となっていますが、その解決のためにもやはり農業の作業効率を上げていく事が重要です。
