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農業の新しいカタチ 2024/1/22

白岡市に進出予定の企業「サラダボウル」の田中社長とお会いしてきました。「サラダボウル」は農産物の生産・販売・加工を行う農業法人で、白岡市でいちご農園を開く予定となっています。いちご農園といっても世界最大規模のいちご農園を計画されています。最先端のIT技術を活用した今までにないいちご農園を目指されているようです。

サラダボウルという会社はスーパーで売られている「天然水トマト」などが有名ですが、全国に生産拠点があります。 

山梨県にあるサラダボウルのトマトハウス「アグリサイト」では3ヘクタールの大規模ハウスで水耕栽培が行われていました。コンクリートの上にトマトが並べられ、自動運転ロボットが走り、農業ハウスというよりも実験を行うラボのような雰囲気でした。

7mの高さのトマトハウス

代表取締役の田中社長

 

元金融マンの田中社長が進めているのは、これまでの農業とは全くイメージが異なる「新しいカタチの農業」です。儲かる農業を目指して、徹底した市場調査やマーケティングが行われています。また、ITを活用した品質管理であったり、職員の充実した福利厚生であったり、大企業と同じような生産体制が構築されています。若い従業員も多く、大手企業出身の若手などが続々入社されているようです。農業法人というよりも最先端の技術で農産物をつくるアグリテック企業といったほうがしっくりきます。農業の大きな可能性を感じさせてもらえる施設でした。

サラダボウルの皆様と県議会の有志メンバー

サラダボウルがこれから作るいちご農園は白岡市でこれまでずっと耕作放棄地だった場所に開園されます。(篠津地区)現在はこの場所で土地改良事業が行われ、農業用の圃場や排水設備などの整備が始まっています。この土地改良事業ですが、非常に特徴的で、3割の非農用地を設定してそれを物流倉庫に売却し、その売却利益で土地改良にかかる費用を捻出するという試みをしています。こうした取り組みを民間事業で行うのは日本初です。他の地域でもこのやり方を参考にしたいと思う自治体や事業者が増えると思います。

非農用地に建設された物流倉庫

民間事業とはいえ大規模な事業ですので、白岡のまちづくりとも調和させていく必要があります。農業は地域と密接に関係するものです。そして農業はこれから大きく変わっていきます。サラダボウルの先進的な取り組みを支援するとともに、その事業が白岡市の地域振興にもつながるように、しっかり連携していきます。

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