ヤード条例の提案 2024/7/1
会派で策定を進めてきた「特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例」の委員会審議がありました。自分は副事務局長として、今回の条例に関わらせて頂いています。本日は環境農林委員会の審議で、事務局長とともに条例を上程し、各会派の皆様から様々な質問を頂きました。

この条例では金属やプラスチックなどの再生資源物を屋外で保管する「ヤード」を許可制として、保管基準などを求めていきます。県内でも不適切なスクラップヤードによる火災や騒音などが発生しているため、千葉県や茨城県に続き、埼玉県でも条例を策定する運びとなりました。
再生資源物の保管について現在は法規制の対象になっていないため、不適切なヤードがあっても、指導や立ち入りができない状態が続いていました。不適切ヤードの近くに住む県民の方からは厳しく取り締まってほしいという声を頂きながらも、既存の善良な事業者のことも配慮しなければならない、バランスを取るのが難しい条例です。
今日の委員会審議でも他会派の皆様から的を射た質問を頂きました。無事に全員一致で賛成となり、委員会を通過しました。普段は県職員に質問をする立場ですが、今回のように議員の皆様から質問を受ける側に立つと、本当に緊張しますし、良い勉強になります。
本会議まで気を抜かずに取り組みたいと思います。写真は事務局長の高橋としひろ先輩と条例作りにご協力頂いた鈴木正人先輩です。
