グレーチング蓋の盗難対策 2024/8/2
以前から県内で金属部品の盗難が相次いでいます。白岡市内や宮代町内でもグレーチング蓋(側溝をふさぐ金属製のふた)の盗難被害があり、ブログでも注意喚起を行いました。こうした金属盗難の件数が県内で増加しています。
市内で盗まれたグレーチング蓋
昨年は県内で702件の被害がありましたが、今年は昨年を上回るペースで被害報告が増加しています。こうした状況を鑑み、会派から改めて県警に対して緊急要望書を出しました。金属盗難についての対策強化を求めます。具体的には犯人の検挙対策の強化はもちろん、金属の買取業者に対する盗難品の不正流通防止策の実施などです。
県内には金属類の買い取りについて業者を規制する条例等が無いため、盗難品かどうかの確認や身分確認などがあいまいになっています。買い取り時に身分確認を求めるようにするなどの対策が必要です。
県内ではグレーチング蓋だけでなく銅線や電子ケーブル、また金属製の橋の看板が盗まれたという話も聞きます。盗んだ金属類は、転売することが目的のようですが、資源高・原材料高から今後も金属部品が狙われる事が予測されます。
側溝のふたに関して言えば、車や歩行者の転落など二次被害のリスクも生まれます。もし市内町内で無くなっている場所を見つけた際は道路担当課や警察署までご一報ください。