埼玉県への警察官増員が決まりました 2024/12/28
昨年の6月、埼玉県議会から国に対して「警察官の増員を求める意見書」を提出していました。埼玉県は、警察官1人当たりの負担人口 が16年連続全国ワースト1位、また刑法犯認知件数が9年連続で全国ワースト1 位といった数字に表れているように、警察官の過度な業務負担が大きな課題となっています。
警察法において「警察官の定員については、政令で定める基準に従わなければならない」とされており、警察官を増員するには国の対応が肝要です。

この度、政府の令和7年度予算案に「埼玉県警察官175人の増員」が盛り込まれました。他県と比較しても多くの増員となりました。
埼玉県への警察官増員は平成30年からずっと行われていませんでしたので、今回の増員は地域の治安強化に向けた重要な一歩です。昨今は闇バイト対策などが大きな課題となっていますが、今般の増員によって「犯罪グループに対する取り締まりの強化」、「サイバーパトロールの能力強化」などを図っていきます。
とは言え、埼玉県の警察官1人当たりの負担率が高いことは依然として変わりません。警察力の強化は地元の白岡市や宮代町にとっても非常に重要です。今後も一人でも多くの警察官が配置されるよう働きかけていきます。