八潮陥没への対応など補正予算議決 2025/3/1
埼玉県議会では一般質問や委員会などが行われています。その合間を縫いながら、地元からの陳情対応や県政に関する調査などを行っています。

また今週は補正予算の審議があり、各委員会に分かれて議論が行われました。補正予算の中身は八潮市の陥没事故の応急復旧のための工事費用、そして国からの経済対策交付金を活用した物価高騰施策についてです。

自分は企画財政委員会ですので、おもに財政面から審議を行いました。八潮市の道路陥没事故については下水道局の企業債で40億を計上していますが、それだけでは賄えないことは明白ですので今後の財政措置について質疑を行いました。県としては、大野知事が石破総理に面会し、国からの支援も要望している。その行方も踏まえて現在は検討している所だとの答弁でした。
八潮市の事故は県の初動対応が適切であったのか、老朽化した菅の更新はどうするのかなど様々な観点から疑義があると思います。今なお捜索活動が続いていますので、その現場作業を妨げない事を最優先として、委員会等で実態を明らかにしていきます。また皆様に安心して頂けるように今後のインフラ管理や危機管理の改善を図っていきたいと考えています。
国からの経済対策交付金については物価高対策として、特別高圧電力やLPガスなど国が支援していない部分への補助を行います。また、公的価格で価格転嫁が難しい福祉施設や医療施設などへ支援する補正予算となっています。
補正予算は全会一致で可決となりました。来週は県政に対する一般質問などが続きます。