大雨への対策 2016/6/13(月)
今日は雨が強かったですね。自分も議会まで行くのも一苦労でした。そういえばこの前の3月議会で、高岩公園について防災の観点から質問を行いました。特に大雨時の避難場所指定について取り上げました。
その後、市民の方から「確かに雨の時は公園が冠水するのに避難場所に指定されている事に不安を感じた」という声や「防災の観点から他の避難所もぜひ見直してほしい」という声をメールで頂きました。
中でも、冠水した市内の写真とともに、お手紙を書いてくださった方もいらっしゃいました。ありがとうございます。こういったご意見をしっかり活動に活かしていきます。

白岡市で想定される自然災害は、主には地震と洪水、また可能性としては竜巻なども考えられます。
中でも被害として多いのは、大雨による冠水です。頻繁に冠水する箇所として、西地区や、東北自動車道のアンダーパス(トンネル)。またこの間の大雨では姫宮落川が氾濫し、爪田ケ谷地区などにも被害がありました。特に東北自動車道のアンダーパスですが、大雨の際は市役所の方々が見回りをして通行止めを設置していますが、前は誤って車が侵入してしまった例もあるそうです。
白岡は標高8メートル前後から12メートル前後の平たんな地形です。そこを流れる河川の恩恵を受けて、梨が盛んになり、市章にもなっているわけですが、その反面、大雨があると、河川や水路があふれ、低い道路や農地、時には宅地まで浸水があります。
市では200年に1度起こる大雨により、荒川と利根川が氾濫した場合の浸水想定に基づいて、方針と対策を定めています。またちょうど今のような梅雨時期や大雨時においては、河川や冠水個所へのパトロールの頻度を上げ、対応を強化していくとの事です。災害時における迅速な情報発信も強化される予定です。