若い力で白岡市・宮代町を活性化!渡辺そういちろう 公式ホームページ

今日の昼食 2017/2/27(月)

今日は議会で一般質問がありました。7人の議員が一般質問に立ち、自分は3つのテーマで質問させて頂きました。内容の方はまた後日、報告いたします。
 

今日の昼食は「白岡市食生活改善推進協議会」の方々が作ってくれたお弁当でした。豚肉のきのこ巻きや高野豆腐など、栄養バランスを考えた手作り献立。食生活が偏りがちな自分にはありがたいです。おいしく頂きました!

fgffg.png

定例会が始まりました。 2017/2/25(金)

3月議会定例会が始まりました。今回も多くの重要議案が提出されています。特に3月議会では白岡市の予算が提出され、議論が行われます。

IMG_0383.JPG

今回の予算に目を通してみて実感するのは、やはり新図書館の建設にずいぶんお金がかかってしまうため、新しい政策展開が中々難しい状況です。

白岡市は基本的な基盤整備もまだこれからの地域があります。ハードもソフトもやらなければならない状況で、もっと強い財政力がほしいと切実に思います。今回の一般質問では、中長期的な視点で白岡の強い経済をつくっていくための質問をします。

3月議会の一般質問 2017/2/17(金)

来週から3月議会の定例会が始まります。今回も一般質問の通告を行いました。議会で行われる一般質問はあらかじめ「こういう質問をしますよ」とお知らせする、通告制度になっています。自分は今回、以下の3つの項目を中心に行います。
 

1 市政の「みえる化」推進を(行政評価の実施と公開。市の公式サイトの改善など
2 駅周辺の受動喫煙対策とタバコのポイ捨て防止を
3 圏央道を活かした強い経済の構築について
 

自分の一般質問は27日の午後13時ごろになります。議会中継もされますので、お時間ありましたら、是非ご覧ください。

議場コンサート第3回!出演者募集中!! 2017/2/16(木)

5月20日に議場コンサート第3回を開催します!議会では議場を少しでも身近に感じていただくため、議場を開放してコンサートを開催しています。
 

前回、前々回とありがいことに多数の方々にお越し頂きました。 
 

現在、出演者を一般公募で募集しております。2月末まで、様々なジャンルの演奏家の方のご応募をお待ちしております!団体でも個人でも、ぜひ、お気軽にご応募ください。

xxzzz.png

新図書館は「こもれびの森」に決定、そして 2017/2/14(火)

ちょっと遅くなりましたが、新図書館の名前が「こもれびの森」に決定しました。今月号の広報しらおかにその詳細が掲載されています。ワークショップや選定委員会を通して決定されたとのことです。

koml2.jpg

初め「なんで森なんだろう?」と思いましたが、もしかしたら本が森のようにたくさんある事から連想して名付けられたのかもしれません。
 

これで正式な名前も決まり、いよいよ議論は一番大切な運営部分に移っていきます。
 

先日開かれた全員協議会で、新図書館の使用料やおおまかな維持費に関する資料が配布されました。率直な感想として「運営」に関して議論が足りていないと思います。
 

自分は議員になってから、公共施設の管理運営について疑問を感じることが少なくありません。それは民間では当たり前のバランスシートや収支試算に基づいた運営計画が無く、長期的な財源保障や運営ビジョンが見えにくいところにあります。
 

今の時代はハコモノをつくるよりも、管理運営が重要です。極端な話、つくることはお金をかければできますが、管理運営には手腕が必要です。
 

今後また、こもれびの森の管理運営の話が出来てくると思いますが、市長や執行部とともに議論をしながら「時代」と「地域性」にあった運営体制を創っていきたいと思います。

寺塚地区にて 2017/2/11(土)

今日は寺塚地区でそば打ち会がありました。寺塚地区は戸数は少ないですが、地域の行事が活発に行われています。今日のそば打ち会では地元の方々が野菜などの食材を持ち寄って、蕎麦やてんぷらなどの料理を作りました。

iMG_0362.JPG

この寺塚地区の集会所の前の道は砂利道で、まだ舗装がしてありません。集会所に行くときに、地域の方々が必ず通る道ですが、特に雨の日などの通行が大変です。
 

そこで昨年、区長さんとともに連名で陳情書を出し、市役所にも継続して道路整備の必要性を説明してきました。今年は予算を取って進めてもられるという事なので、少し安心しています。

白岡市華道連盟いけばな展 2017/1/29(日)

今日は白岡市華道連盟主催のいけばな展におじゃましました。
 

いけばな展は28日29日の2日間に渡って中央公民館で開催されました。私は2日目に行きましたが会場ではたくさんの方が熱心に作品を鑑賞されていました。

IMG_0326.JPG

会場に入ると「池坊」さんの作品がお出迎えしてくれました。「池坊 いけのぼう」というのは古くからある華道の流派で、いけばなの源流ともいわれる流派だそうです。

IMG_0325.JPG

こちらは草月流の作品です。流派によって作風がずいぶん変わります。詫び寂びを感じる素朴でシンプルな作品もあれば、大胆で躍動感のある作品もあります。いけばなと一口に言っても奥深い世界だなと思いました。

IMG_0323.JPG

しっかり型が定まった伝統的様式から、型のない自由な様式まで、華道の伝統は時代に合わせて受け継がれているそうです。

四季折々の自然が美しく繊細に表現されています。どれも素晴らしい作品ばかりで、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

IMG_0330.JPG

市町村アカデミーに行ってきました 2017/1/26(木)

全国市町村アカデミーの研修に行ってきました。これは毎年幕張で行われる視察研修です。全国から議員が集まり、自治体の課題について一泊二日で講義を受けたり意見交換を行ったりします。
 

白岡からも議員が毎年3人づつ持ち回りで行くことになっています。今年は自分の番です。

IMG_0317.JPG
IMG_0321.JPG

講義を行う方は中西寛氏など著名な方々です。地方自治から国際政治まで幅広く講義がありました。情報としては既知のものが多かったですが、改めて考えるきっかけを頂いた講義もありためになる内容でした。

 

最初の講義は「人口減少時代の議会の役割について」。議員はより市民に近い存在になる必要性があり、女性や若者など多様な意思を議会に反映させる必要がある、とのこと。また人口が減っていく中で、スマートシュリンク(まち全体のコンパクト化)を目指して公共施設の統廃合など都市の再改造が必要という内容でした。

 

次に「観光政策について」。LCCの存在やアジアの発展でインバウンドは今後も伸びると考えられる。日本はさらに観光政策に力を入れていく意味がある。特に地方は今ある資源を見直して新たな価値を創れ、という内容でした。講師は韓国の方で、海外から見た日本と日本の地方の魅力について話がありました。情熱的で面白い内容の講演でした。中でも日本人の技術伝承(匠の精神と言っていました。)は外国人が評価する日本の大きな価値だとおっしゃっていたのが印象に残りました。

 

2日目の講義は「国際政治について」。トランプ政権の外交戦略と日本政治の今後について話がありました。主にアメリカ外交の今後について国際情勢から読み解く内容でした。また日本の国内政治については、現状、安倍政権に代替できる力を持つ政治勢力は自民党内にも他党にも無いが、アベノミクスに対する地方レベルの不満が結びつけば、新たな地方政治の潮流(小池さんや橋下さんのような)が代替的なものに成長する可能性がある。という話がありました。

 

最後は「資本主義と経済格差について」。一握りの富裕層に富が偏在している格差の問題など資本主義が行き詰まりを迎えているという話。ピケティが提案する富裕税や資産への累進課税など、富の再分配と格差の是正について政治は責任を持たなければならないという内容でした。1%の超富裕層の資産の方が、残る99%の人々の資産すべての合計よりも多いという推計もあるようですが、こういった経済格差については、日本だけでなく、それこそグローバルな枠組みでの取り組みを考えていく必要があると思いました。

 

講義の他には、全国の議員さんとの意見交換会もありました。宮城や岩手の議員の方から東北の現状や課題についてお話しを聞くことができました。北海道など遠方からきている議員の方とは農産物のブランド化の話で盛り上がりました。
 

白岡市と共通の課題について意見交換もできて非常に有意義でした。今後の活動で活かしていきたいと思います。

白岡駅東口の道路整備が進んでいます。 2017/1/21(土)

白岡駅東口の道路整備が進んでいます。少しづつ、東口は動きが出てきています。これはまず地権者の方々の多大なご協力のおかげです。そして地権者の方々との交渉など大変難しい仕事を地道に行って頂いた市職員や関係者の方々の努力の賜物でもあります。
 

昨年、白岡郵便局の周辺の都市計画道路が開通して、車だけでなく歩行者等の安全性が向上しました。

IMG_0205.JPG

その後、今年に入って、コメリの前の道路整備が進みました。この道路は東口の駅前と繋がる計画です。

IMG_0189.JPG

またこの道は東口の駅前から東北自動車道を超えて、市役所方面まで繋がります。この都市計画道路については以前一般質問しましたが、無事に、反対側の市役所方面の工事も始まりました。
 

駅前から続くこの一本道ができれば東口の利便性は格段に向上します。
 

この道路は東北自動車道を「またぐ」ため、完成させるためには高速道路を一時停止させる必要があります。タイミングが難しい事業です。それもなんとかメドが経ちそうという噂を聞いていますが、今後も関係機関との綿密な協議が必要です。

12232323.png

最終的にこの道路は市役所を超えてさらに宮代町までの延伸が計画されています。来月から始まる3月議会では、予算審議もありますので、何らかの話が出てくると思います。

東口の駅周辺は商店や住宅が少ない分、新しいまちづくりを描きやすい地域でもあります。今後の一歩一歩がとても重要です。

 

・渡辺の以前の一般質問 
白岡宮代線がもたらす将来について
駅前地区に将来のビジョンはあるか

「のりあい交通」に寄せられる声 2017/1/17(火)

今日は市役所で地域公共交通協議会の審議会がありました。この会議ではのりあい交通の運行について話し合われます。自分は委員ではありませんが、この「のりあい交通」について調査するために色々顔を出しています。

hohoho.png

「のりあい交通」とはタクシー車両を使用して、指定場所から市内の病院や駅などの目的地まで、乗り合いで送迎する交通手段です。「あらかじめ予約が必要」、「他の人との乗り合い」ということが特徴です。
 

買い物難民や高齢者の方など、移動手段がなく、日常の生活に不便をきたしている市民のためにスタートした制度です。

nori.png

利用にはあらかじめ登録が必要です。現在、登録者数は3,472人。一日33人くらいが利用しています。70代の方の利用が多いようです。収支は赤字ですが、福祉のための交通手段として運行がなされています。収支の改善や赤字の縮小については議会でも何度も取り上げられています。また、「本当に交通手段が無い人を救う制度になっているのか?」という点は注視していく必要があります。
 

利用開始から2年が経ち、利用者の意見もアンケートなどで集約されています。今日の審議会ではその結果が報告されました。
 

色々な意見がありましたが、中でも「運行時間を拡大してほしい。」「予約が面倒だから簡単にしてほしい。」「帰りの時間が読めないので利用できない。」などシステムの改善を求める声も多くありました。まだまだ白岡の実情に合った柔軟性のあるシステムにしていく必要があります。
 

会議の中で市役所の方から「のりあい交通という制度を守り育ててほしい」という言葉がありました。

とはいえ、重要な事は市民福祉の向上ですので、議会でもシステムの改善に向けてチェック&提案をしっかりやっていきたいと思います。また、もう少し詳細に現場や利用者の意見を把握しながら、他の自治体の例などを調査していきます。のりあい交通に関しては、改めてまた詳しく書きたいと思います。

シラオ仮面がyoutuberになっていた 2017/1/14(土)

シラオ仮面がyoutubeに動画を投稿しはじめたと聞いて、さっそく見てみました。
 

白岡のまちを紹介する動画だそうです。

すっごいシュールだな・・・(笑)
シラオ仮面が自転車で新白岡を走るという、圧倒的なシンプルさ。
 

大山小学校の生徒と踊ってる動画もありました。テーマソングもできたんですね。

こういう動画もありました。謎の360度動画。回転すると後ろでなしりんが撮影してる・・・。

シラオ仮面と動画に出てくるこの方は白岡市にお住まいの忍術の師範です。武術の達人で現代の忍者とも呼ばれる初見良昭氏の直弟子で、忍術や体術を教える道場主としてご活躍されています。

 

Youtuberデビューおめでとう、シラオ仮面。いろいろ言われることもあるかもしれないけど(笑)、これからもがんばれ。

成人式がありました 2017/1/8(日)

今日は成人式がありました。

自分も来賓として参列させて頂き、20歳の皆様の門出をお祝いする事ができました。
 

来賓挨拶の中で、当時の先生方から温かいメッセージが新成人に送られました。厳粛な中にも穏やかな雰囲気の良い式となりました。

新成人になられた皆様、そしてご家族の皆様、本日は誠におめでとうございます。

IMG_0249.JPG
IMG_0244.JPG

白岡の「ふるさと納税」返礼品も好評 2017/1/6(金)

白岡のふるさと納税が好調を続けています。

開始当初に予想していたよりも多くの寄付が集まっています。寄付総額は7000万を超え、寄付件数も県内市町村の中でも上位となっています。

 

寄付を頂いた方には梨などの返礼品を用意していますが、どれも評判が良いようです。地元業者の方々と市役所職員の方々の努力のたまものです。ちなみに2016年の白岡のふるさと納税返礼品の中で、人気の品物は…

1位 観葉植物

e7c04a7c1dd4638c6fb4828864451c2c_s.jpg

2位 梨

c1f08f92a324729fd47ff577c8054bc7_s.jpg

でした。(写真はイメージです。)その他にもラーメンやお米も人気です。ふるさと納税は、運用方法をしっかりすれば、歳入の獲得だけでなく、市や地元業者のPRや産業の振興など様々な効果があります。
 

先月の総務委員会では、①「今後は頂いた寄付金がどのように使われたか、その使途などを具体的に公開する事が必要ではないか?」という質問と、  ②「リーピーター獲得の取り組みを行ってはどうか?」 という提案をさせて頂きました。さらなる制度の充実を図り、地域活性化に繋げてくことが必要だと思います。

新年の言祝ぎ 2017/1/3(火)

新年、明けましておめでとうございます。今年は天気もよくて静かなお正月ですね。自分は元旦は地元神社の正月祭礼に参加しました。新しい一年が始まりますが、今年も目標に向かって一歩一歩集中して進んでいこうと思います。ブログの方もちょくちょく更新していきます。いつも読んで頂いている皆さまには本当に感謝しております。ありがとうございます。
 

2017年が皆様にとっても素晴らしい一年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

IMG_0163.JPG

白岡の待機児童対策② (12月議会一般質問)

「多様なチャンネルによる待機児童対策を」
 

Q渡辺:待機児童で今困っている方には、素早い対応が必要だ。迅速かつ柔軟な対応が求められる。そこで市内の空き家や空き店舗を有効活用し、従来の保育所新設と並行しながら、補完するようなかたちで保育サービスの充実を図れないか。空き家など既存物件を活用した小規模保育などは、従来のアプローチで保育所を新設するよりも、短期間で機動的に開園まで進めることが出来る。待機児童問題に臨機応変に対応できる可能性がある。小規模保育事業や一時保育事業などニーズに応じた開園を素早く行い、きめ細かく待機児童に対応すべきと考える。従来の施設整備だけでなく、様々な手法を駆使した保育の受け皿づくりを進めていく必要があるのではないか。

icineho.png

小規模保育事業とは・・・少人数で行う保育のこと)

 

 

 

A子育て支援課:現在、当面の待機児童対策として、白岡市西地区に新しい保育所を開設する予定をしている。引き続き、民間の保育所を誘致し、安心して子供を産み育てられる環境を作っていきたい。また議員提案の空き家を活用した保育サービスの提供については、非常に有効であると考えている。空き家の調査などを踏まえて、保育の充実に向けて、既存の建物の有効活用を検討していきたい。

 

 

 

「量だけでなく質を高める取り組みを」
 

Q渡辺:保育サービスの量だけでなく「保育の質」を向上していく事も重要だ。保育所に預けられた子供たちにとってより良い育ちの環境が用意される必要がある。

e93b21bb12f2ac2885d5fe7e8bdf58f1_s.jpg

待機児童の問題ばかりに捉われると忘れがちだが、保育所は親だけでなく子どものための施設だ。子どもたちが重要な時間を過ごす場であるので、安全管理はもちろん、楽しく遊ばせ、好奇心や生活習慣の教育も大切だ。また食育の取り組みや健康づくりの推進など、子どもの視点にたった保育内容を考えていかなければならない。
 

最近は保育士の職場環境や待遇が問題となっているが、保育士の方々が生き生きとした環境で働けるように、保育所の運営体制についても注視していく必要がある。
 

当市ではこういった白岡市全体の保育の質を維持、向上していくために、どのような取り組みを行っていくか?

 

 

A子育て支援課:議員の指摘通り、保育の質を維持・向上していくことは大変重要なことと考える。当市では国の基準よりも手厚く保育士を配置するとともに、一人ひとりの職員の資質向上のための研修などを充実させている。また定期的に職員会議や代表者会議を行い、関係者間でのコミュニケーションを円滑にして、情報共有を図っている。今後も市全体で質の高い保育を目指していきたい。

 

 

―――――――――――――――――――


以上、12月議会の渡辺の一般質問の概要です。詳細の方は議会中継や議事録などをご参照ください。

白岡の子育て支援① (12月議会一般質問)

「待機児童の数は把握できない?」

今年、白岡市では「保育園を増やしたのに待機児童が増える」という不思議な事態が起こりました。

2015年の時点で白岡には13人の待機児童がいました。そこで待機児童解消を図るために、新たに90名が入所できる保育園がオープンしました。すると、今度はその保育園がすぐに定員オーバーになり、待機児童は18人に増えました。

143019.png

本来なら解消されるはずの待機児童が逆に増える。まずこの理由のひとつは待機児童数のカウント方式が、実際に保育所の入所を断られた方の人数ではないため、数字の裏に隠れた多くの待機児童がいる事。そしてもうひとつの理由は、新しい保育所ができたことによって潜在的な保育ニーズが掘り起こされたためです。

子育て世帯の方々の中には「自分で子育てをしているけれど、もし新しい保育所ができたなら、私も子どもを預けて働きたい」と考える方も多く、待機児童は状況によって増える可能性があります。つまり待機児童問題は、需要が供給を生むだけでなく、供給が需要を生む構造にもなっていると考えられます。

こういった「いたちごっこ」のような現象は潜在的な保育ニーズを把握しない限り続きます。待機児童対策には、まず自治体による正確できめ細かな情報把握が必要です。そこで以下を質問しました。

Q渡辺:これから保育所を整備する上でも、市内の潜在的な保育ニーズを把握していくことが必要ではないか。白岡で生まれる子供の数は毎年400人規模で、親御さんと接触する機会もいくつかある。その際に例えばアンケートなどを行い、より確かな保育ニーズを把握できないか?

A子育て支援課:潜在的な保育ニーズの把握は極めて難しい。社会状況や景気の動向によっても保育需要は変化すると考えている。現在、待機児童の人数ではなく、実際に保育所に入所できなかった方の人数をもとに、需要と供給の見直しを行っている。保育所の申し込み人数を見ながら、現状把握に努めたい。

1de28b921efcf4b1d50e8d305dde1ffa_s.jpg

「アフターフォローの取り組みは?」

Q渡辺:是非、できる限り正確な情報把握を行ってほしい。また実際に保育所に入所できなかった方に対しては、アフターフォローや代替サービスの情報提供が必要だが、どのような取り組みを行っているか?やむなく入所を断った場合には、その後のきめ細かなフォローが大切だが?

A子育て支援課:保育所の入所をお断りした方には、認可外保育所やファミリーサポートセンター、民間保育園の一時保育の利用を案内している。また、保育所に空きが生じた場合には、随時、保育を必要とする優先度の高い方から順番に入所案内を行い、情報提供に努めている。

次に続く(Next→)さらなる保育サービスの充実を(多様なチャンネルによる待機児童対策を)

健康増進のまちづくりについて② (12月議会一般質問)

「歩きたくなるまちづくりについて」
 

Q渡辺:健康増進には日常の運動量を底上げする環境が必要となる。例えば、歩きやすい歩道や自転車道の整備、またウォーキングロードの設定や緑・パブリックアート、ベンチなどを街中に配置して、市民がまちを歩きたくなるための施策を進める自治体もある。
 

白岡市は歩道等が充分に整備されておらず、歩行者・自転車・車のすべてが道路に混在しており、歩きやすい環境が用意されていない。今後の都市整備では歩行者や自転車を考慮した整備や、緑豊かなまちを楽しく歩ける環境づくりを積極的に行い、「歩きたくなる」ようなまちづくりを進めてはどうか?

6b7aa7aae678a228375929c80fb30115_s.jpg

Aまちづくり課:国のまちづくりの方針では、車に頼らず、歩いて暮らせるまちづくりに向けたものが多く見られるようになってきた。当市としても今後のまちづくりにおいては、広い歩道の確保や歩道の段差の解消などを行い、誰もが歩きたくなり、安心・安全に暮らせる都市整備を目指していきたい。
 

 

「スマートウェルネスシティを目指した取り組みについて」
 

Q渡辺:近年、「スマートウェルネスシティ」の取り組みが注目されている。スマートウェルネスシティとは、そこに住んでいるだけで健康になれるまちづくりの取り組みのこと。高齢化社会で増加する医療費を抑制していく観点からも、こうした予防医学の施策に力を入れていくべきと考える。
 

検診や食育等の充実に加えて、「客観的な医療データに基づいた政策」や、健康無関心層に健康づくりを促す「健康マイレージ制度」など、「スマートウェルネスシティ」を目指した総合的な取り組みを全庁的にすすめてはどうか?

A健康増進課:当市では健康増進計画に基づき、全庁的な取り組みで、市民の健康づくりに努めていきたいと考えている。今後はデータ分析に基づき、効果的な事業を実施していくために、「白岡市データヘルス計画」を進めていく。また健康マイレージ制度の開始も予定している。

 

―――――――――――――――――――

健康マイレージ制度とは・・・健康診査や健康イベントに参加するとポイントがたまり、市内の商店街の割引券などの特典を受けられる制度のこと。
健康マイレージ制度について(昨年の一般質問)


「白岡市データヘルス計画」とは・・・健診データやレセプトデータを分析・活用して、効果的な政策を実施していくための計画。
「白岡市データヘルス計画」について


「スマートウェルネスシティ」について

健康増進のまちづくりについて① (12月議会一般質問)

12月議会では健康増進のまちづくりについて一般質問しました。その概要を報告します。

 

「健康診査、がん検診の受診状況は?」
 

Q渡辺:健康な毎日を過ごすには,日頃の健康管理が大切だ。生活習慣の見直しや病気を早期発見するためにも健康診査の受診が重要とされている。そこで白岡市が行っている「健康診査」や「がん検診」の受診状況は?また、それを踏まえて課題は?
 

A健康増進課:特定健康診査の受診率は32.3%となっており、目標としている48%を下回っている。昨年よりも0.3%上昇した。75歳以上の方の後期高齢者健康診査の受診率は22.7%で、埼玉県平均の33.5%を下回っている。

また5つあるがん検診も乳がん検診以外は県平均を下回っている。ここ数年受診数は増えているが、更なる受診率の向上が課題となっている。

1a824286457fbae7e12e5243a526de1b_s.jpg

Q渡辺:今後の対策は?
 

A健康増進課:未受診者に対する個別通知やコールセンターによる受診勧告を実施していく他、がん検診を3つ以上受診した方に対して健康グッズを贈呈する取り組みを始めた。今後も啓発活動の充実や検診を受けやすい環境づくりを行っていく。

 

 

「食育の取り組みは?」

Q渡辺:白岡市では「食育」を推進していくための「食育推進計画」を作成中とのことだが、この計画の目的は?また具体的な取り組みは?

c8e39682482d4d43394f6720c7177710_s.jpg

A健康増進課:現在白岡市では市民が食事を通じて生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるよう、「食育推進計画」を作成している。具体的な取り組みとしては女子栄養大学と協力した健康レシピの開発や、健康づくりに通じるような地産地消の施策を推進していく。特に「働く世代、子育て世代」に積極的に働きかけていく。「働く世代、子育て世代」が良い食習慣を学ぶことで、子どもたちやその親世代への食育の好循環が期待できると考えている。
 

Q渡辺:どのような体制で計画を推進していくか?全庁的な取り組みをどのように図っていくか?
 

A健康増進課:健康増進課だけでなく、子育て支援課、教育指導課、農政課、商工観光課など庁内で連携して食育の推進を図っていく。また市民・市民団体・関係機関・行政で広く協働して事業を展開していく。

 

 

―――――――――――――――――――

現在市では、食育について皆様からのご意見(パブリックコメント)を募集しています。
食育推進計画(パブリックコメント)

セルフメディケーション税制始まる 2016/12/25(日)

今議会でセルフメディケーション税制に関する議案が出ました。セルフメディケーション税制とは来年から開始される新しい医療費控除制度です。
 

ドラッグストアなどで売られている医薬品を購入し、確定申告すれば、その購入費の一部が返ってくる場合があります。
 

セルフメディケーション税制対象の医薬品を1年間で12,000円以上購入した場合、12,000円を超えた金額が所得から控除されます。(88,000円が限度額)対象品はバファリンEXやベンザブロックL、ガスター10など約1500品目あります。

7b76ffe7dd14020d377557bf30bdd80a_s.jpg

今までの医療費控除制度では医療費の自己負担が10万円を超える場合に、控除の対象となりましたが、あまり医療機関を受診しない人や、大きなけがや病気がない人にとっては馴染みの薄い制度でした。セルフメディケーション税制では通院しない方も控除を受けられる可能性が高まります。
 

また軽度の病気ならば自分で治そうという気持ちが働き、医療費抑制につながるという効果が期待されています。高齢化の進行で増加する医療費を抑制する目的があります。
 

詳しくはこちら(対象となる医薬品は?注意点は?条件は?)
 

この新しい医療費控除が始まることで白岡市の税に関する条例も一部改正となりました。セルフメディケーション税制は来年1月から始まります。確定申告の時に必要となりますので薬を買った際のレシートは取っておきましょう。

農業祭と人権ふれあいコンサート 2016/12/3(土)

今日は農業祭に行ってきました。白岡市内で作られた農産物の直売が味彩センターで行われます。天気も良かったのでたくさんの人で各ブース盛り上がっていました。

nono1.png

味彩センターはそれほど大きい施設ではないんですが、品揃えはけっこう豊富で、市外から新鮮な農産物を買いにくるお客さんもいらっしゃいます。今日は新鮮なものだけでなく、珍しい野菜や果物も置いてありました。この施設内にはそば屋もあって、普段、市の職員や議員たちもよく食べに来ます。    

IMG_27243.png

農業祭の後は、人権ふれあいコンサートへ。人権啓発を目的に毎年コミセンで行われるコンサートです。

IMG_2760.JPG

市内の小中学生の生徒さんたちが、人権に関する作文を発表します。5人の生徒さんが全校生徒の代表で発表しましたが、5人とも身近な体験から感じた「言葉の大切さ」や「人の思いやり」を自分の言葉で丁寧に文章にしていました。素晴らしい内容でした。

後半はゲストコンサートがありましたが、こちらも貴重な体験をもとにした熱い歌を聴かせて頂きました。 

IMG_2752.JPG

お問い合わせ先

渡辺そういちろう事務所
〒349-0214
埼玉県白岡市寺塚31
tel:0480-53-5834
fax:0480-92-2258
>>メールフォーム

QRコード

QRコード