精神医療チームDPATの派遣 2024/1/8
能登半島沖地震の被災地では雨や雪の中で救助活動が続いています。埼玉県警察も震災が起きた当日から現地で活動を続けています。「広域緊急援助隊警備部隊」という災害時に対応するための高度な救出能力を持つメンバーが被災地に入っています。
また被災地から要請を受け、明日は埼玉県の災害派遣精神医療チームDPATが現地に派遣されます。DPATは精神科医師や看護師・保健福祉士などで構成される「精神医療」の専門チームです。避難所を巡回し、被災者をメンタル面からサポートします。今、多くの方が避難所で厳しい生活を余儀なくされています。避難所の不安定な環境から様々な生活上の問題が発生し、避難者のストレスは溜まっていきます。避難生活も長期化しているので、疲労はピークに達していると思います。時期に応じて支援ニーズも変化しますが、避難者だけでなく救助者への精神医療の提供やメンタルヘルス支援も重要です。現場は道路の寸断などで孤立している地域もあり物資を届けるのも難しい状況と思いますが、一刻も早く必要な支援が行き届いてほしいと思います。