三郷市に学ぶ土地開発 2016/7/13(水)
総務委員会で三郷市に視察に行きました。視察の目的は土地利用についてです。
白岡市でも、白岡中学校周辺の土地開発が検討されていますので、近隣市の事例を学ばせてもらうために伺いました。
三郷市はつくばエクスプレスの開通等の影響もあり、近年開発が進んでいます。ららぽーとやコストコ、イケアなどの商業施設が並び、積極的な企業誘致を行っています。
開発によって大幅な税収効果があったほか、三郷から東京へ出ていった若い方が、子育てのためにUターンして再び三郷に住む事例が増えているそうです。できれば親の近くで子育てがしたいということで、東京にも近くてショッピングも気軽にできる三郷市が選ばれているといいます。計画的なインフラ整備を行ったことでまちの利便性が上がり、イメージ向上にも繋がっているようです。
白岡市でもいくつか土地利用の話がありますが、その中でも最近、議会でよく話題になるのが白岡中学校周辺の土地開発です。具体的には商業施設の誘致などが検討されていますが、まだ始まったばかりの検討段階です。場所的には駅にも近く、西口駅前再開発との関連性も出てくる、大きなプロジェクトになります。現在は土地利用を考える会が設立され、話し合いが行われています。
(白岡中学校周辺)
今回伺った三郷市は白岡市と距離も近く、似ている所もあるので、非常に参考になった視察でした。説明をしてくださった三郷市まちづくり推進部の部長は20年以上事業に携わってきたプロフェッショナルの方で、お話しからは、熱をもってまちづくりに臨んでいる事が伝わってきました。白岡中学校周辺の土地利用を進めていくうえでも、参考になる話をいくつも伺いました。
また三郷インターチェンジ周辺地域は、広域道路網の結節点のメリットを生かした複合的な商業集積が行われていました。白岡市においても圏央道を活かした、産業政策やまちづくり戦略をさらに活発化していく必要があると感じました。