是々非々の姿勢で臨む 2016/3/7(月)
行政など公権力に対して何か不服があるときは、「異議申し立て」を行うわけですが、今まではその申し立てに対しては、担当課が対応をしていました。しかし、それでは公平性が確保できないので、これからは審査会を設けて委員が対応する、との事。
審査会の委員は3人、市長が任命し、委員の報酬は一日34300円となっています。(会長34300円、委員は28900円、費用弁償一日1300円)
この議案には、「反対」させて頂きました。報酬が高すぎるからです。
一般的感覚からして、一日34300円というのはとても高額です。近隣市の審査会を見ても、蓮田市は委員6200円、久喜市でも委員15000円となっています。
委員は弁護士であるため高額に設定したとの事。しかしこの不服申し立ての業務にはこの委員以外にもまた別に法務嘱託職員という別の弁護士が日当20000円で手続きを行います。加えて白岡市は顧問弁護士も雇っています。それら弁護士が兼務できないのか、という疑問が生まれますが、兼務はできないとの事です。委員は市長が任命するが、公平性は確保できるのか?という疑問もあります。
財政状況が厳しい中、大盤振る舞いな金額設定と言えますし、これをOKすると、今後は、他の委員も高額になり、惰性が生まれる可能性があります。
この案は修正の余地有りとし、これから開かれる本会議の審議においても、「反対」させて頂きます。
議員には行政をチェックするという重要な役割がありますので、今後も是々非々の姿勢で臨ませて頂きます。