議会の審議が終わりました。 2017/10/5(木)
議会の審議が終わりました。その概要を抜粋して報告します。もっと詳しい内容は議会だよりや、市広報でも掲載されると思いますので、是非ご確認ください。
決算の認定
昨年度の決算審査がありました。1年間の行政運営について議会がチェックを行います。昨年は社会保障関連の費用だけでなく、道路や建物にかける費用も増加しました。特に新図書館の工事や、行政無線のデジタル化、小学校校舎の改修など大きな事業がありました。
年々、予算規模が膨らんでいますので、「計画性」「効率性」「選択性」が一層必要になってきています。
また自主財源比率が減少している事も懸念事項です。あらゆる角度から歳入確保を講じる必要があると感じています。この事は以前から指摘しています。こうした指摘事項を次年度に反映されるための業務改善サイクルを活発に回していく必要もあると思います。

任期付き職員の採用
先日のブログでお伝えした任期付き職員の採用に関する議案ですが、無事に可決されました。
新図書館の備品購入
来年オープン予定の新図書館の「財産取得」に関する議案が可決されました。これは新図書館の本棚とか、カーテンとか、ソファとか、そういった備品を購入するための議案です。
新図書館の建物は3階建てとなり、図書館だけでなくホールや資料館、市民活動スペースも入ります。演台やミーティングテーブル、ベビーベットなど様々な備品を購入する予定です。

新図書館のロゴマークについて
これは議案ではありません。議会最終日に市役所の方から、ロゴマークが決定したとの報告がありました。デザインは主観的な評価で人によって色々あると思いますが、ロゴ作成の一連の「進め方」についてはもう少し慎重に進めてもよかったのではないかと思います。
今回のロゴは単独の業者に3つの案を出してもらう形で決まりました。時間と費用が限られていたとは言え、やり方は他にも検討できたと思います。
例えば、複数の業者に多くの案を出してもらい競い合う形であったり、市民の方々とデザイン素案を作成し、最終的な仕上げをデザイナーに依頼するなどが考えられます。こういう細かい所も重要ですので慎重に進めてほしいと思います。
いずれにしても、これからずっと使い続けるマークですので、多くの方に親しまれるものになればいいなと思います。

学童保育所条例の一部改正
白岡市西地区に新たに西第二児童クラブが設置されます。それに伴う条例改正の議案ですが、原案可決となりました。西第二児童クラブは定員40名の学童保育所です。保育所や待機児童の問題だけでなく、学童保育の充実も大きな課題です。
学童保育の充実度は、そのまちの子育て環境を図るうえでも重要な指標です。自分にも内容や質について様々なご質問、ご意見を頂きます。学童保育に関してはまた改めてブログで取り上げたいと思います。