若い力で白岡市・宮代町を活性化!渡辺そういちろう 公式ホームページ

総合防災訓練に参加 2016/10/1(土)

今日は白岡西小学校で総合防災訓練が開催されました。この防災訓練は毎年、市内の小学校で開かれ、自主防災組織や消防団、陸上自衛隊など多くの方々が参加します。

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朝から学校の校庭と体育館を使用して色々な訓練が行われます。

体育館では避難所の開設訓練や、災害に関するパネル展示が行われました。

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AEDの訓練もあります。いざというときのために使えるようにしておくことが重要ですね。一度使い方を覚えても、けっこう忘れてしまうものなので、自分も定期的に使用方法を確認しています。

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参加者に人気だったのは起震車。起震車とは地震を体験できる車です。写真はちょっとわかりにくいですが震度6の地震で立っていられず倒れこんでしまった参加者の様子です。

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煙ハウスでは煙体験ができます。これは子供に人気。中に充満している煙は甘い香りがしました。室内に煙が充満すると周りが全く見えなくなってしまいます。実際の火事ではパニックになる可能性がありますので、こういう機会に対応方法を体で覚えることが大切です。

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そのほか防災グッズの使い方なども、とてもためになりました。

この防災訓練ですが、ためになるだけではなくて、楽しめる要素があります。もっと堅い訓練をイメージしていたのですが、楽しく学べるイベントでした。子供たちもわくわくしながら、訓練に参加していました。

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備えが大事、備えが大事と言いながら、普段は忙しくて、なかなか備えるところまでいかないのが現実です。こういうふうに総合的に災害について学べる機会はとても有意義だと思います。

防災や減災の取り組みも日々進化しているので、最新の情報をしっかり学んでいきたいと思います。

白岡のゴミ袋は高い?? 2016/9/30(金)

今日は蓮田白岡衛生組合の議会がありました。去年から組合の議員をさせて頂いておりますが、よく、「白岡市のゴミ袋は高い」と言われることがあります。
 

今日の議会ではその事について問題提起をさせていただきました。以下、やり取りの一部です。

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渡辺(質問):

「蓮田白岡では有料のゴミ袋を導入しているが、ゴミ袋を有料化していない自治体も多い。埼玉県では透明や半透明、またはスーパーのレジ袋でよいとしている自治体の方が数は多く、東京都も23区は無料だ。そういう所から越してきた方は、ゴミ袋が有料であることに疑問を感じると思う。

有料の目的はゴミの減量化や負担の公平性だと思うが、蓮田白岡はゴミ袋が県内でも非常に高額という点は指摘せざるを得ない。ゴミ袋の値段設定の根拠は何か、また設定されている値段に対してどのように考えているか?」

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蓮田白岡衛生組合(答弁):
「以前はゴミの収集に一世帯500円を頂く定額制だった。しかし、ゴミを多く出す家庭と少ない家庭が同じ値段では少ない家庭に不公平になってしまう。そこでゴミ袋による課金制を導入し、ゴミを多く出せば出すほどお金がかかり、少なければ少ないほど得をする制度とした。

当時は一世帯500円、年間6000円を頂戴していた。ゴミ袋の有料化の際もその値段に近い額になるようにした。現在の一世帯当たりの年間負担は約4500円と考えている。ゴミ袋の有料化はゴミを減らす取り組みのひとつとして考えている。」

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渡辺(質問):
「現在、もえるゴミの袋は10枚480円で売られている。いつも使うゴミ袋が10枚入りだけだと、負担も大きく不便を感じる方もいると思う。そこで、もえるゴミの袋を10枚入りだけでなく、30枚枚入り、50枚入り等で販売し、パックでお得にして、一枚の単価を安くすることはできないか。ゴミ袋を包むパッケージの袋もまたゴミとなる。減量化の観点は非常に重要だが、その一方で、市民サービスを向上する観点も必要と考えるが?」

蓮田白岡衛生組合(答弁)
「今後開かれる「廃棄物減量等推進審議会」でその事を審議する。市民サービスの向上という観点から検討を行うこととする。」

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以上、やりとりの一部です。ゴミ袋を有料にするのは歳入確保の意味もありますがゴミの減量化が第一目的です。

ゴミ袋の有料化はゴミ減量の観点から致し方ないかもしれませんが、その一方で市民サービスの向上という観点も重要です。常に適正な値段を検討し、サービスを向上していく事が求められていると思います。減量化の推進と、市民サービスのバランスを取りながら、政策を細かく調整していく事が必要です。

白中周辺のまちづくりと総振 2016/9/29(木)

白岡中学校周辺のまちづくりについて、検討が進められています。昨年、「白中周辺の土地利用を考える会」が発足して、メンバーの方々で何度か会議が開催されています。
 

その中で、この度「白中周辺のまちづくり方針図(案)」が作成されたようです。

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白中と道路を挟んで向かい側は「商業ゾーン」として、大規模な商業施設や魅力ある施設を誘致し、にぎわいの拠点とする案が作成されています。

まだまだこれから時間がかかる事は予想されますが、市にとって非常に重要な案件ですので、10年、20年先の発展を見据えた議論を進めて頂きたいと思います。

また現在、白岡市総合振興計画のパブリックコメントを受け付け中です。この計画は白岡市のもっとも基本的な計画で、今後の白岡の進むべき方向を示す重要なものです。もちろん土地利用についても定められます。
 

パブリックコメントでご意見を10月14日まで受け付けていますので、是非気軽に、というか色々なご意見、お声をお寄せください。
 

白岡市総合振興計画パブリックコメント

白岡中学校周辺の開発について(前記事)

大きな課題(公共インフラ老朽化) 2016/9/23(金)

私たちは普段、道路を走ったり、橋を渡ったり、公民館を利用したり、多くの「公共インフラ」を利用しています。
 

道路、橋、学校、市役所、公民館、コミセン、図書館、・・・
 

白岡にもたくさんの公共施設やインフラがあります。今、これら公共インフラが、いっせいに老朽化を迎えています。

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そもそも高度成長期に、こういった社会インフラは建築されました。そしてその多くが耐用年数とされる50年を超えて古くなり、更新、改修の時期に来ているのです。本来、老朽化したインフラは、適切に補修や修繕を行っていかなければなりません。
 

だったら、直せばいいじゃん、修理すればいいじゃん。
 

しかし、そう簡単にはいかないのです。「直す」のにも、「建て替える」のにも、「壊す」のにも、莫大なお金がかかるのです。
 

今の白岡市の財政状況では、この公共インフラ管理に必要な経費が、毎年11億円足りないという計算が出ています。たとえ長寿命化などで経費を削減しても毎年6億以上足りません。

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人口減少社会で大幅な歳入の増加が見込めない中で、歳出はほぼ半分が義務的経費で構成されています。つまり収入が見込めず、支出も削減できない。社会保障関連の費用も増加しており、さらなる支出が見込まれます。道路や公共施設にまわせるお金がない、財源が足りないのです。
 

これは白岡市だけの課題ではありません。全国の自治体が共通して抱えている課題です。

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ではどうするのか。まず、ベーシックな対応としては積み立てたお金、基金の運用を工夫し、いざというときの修繕に備えること。そして「維持管理の効率化」、「コストの適正化」、「民間の力の活用」、「将来的な統廃合」など総合的な取り組みが必要になります。さらに今までとは次元の異なる「全庁的」なインフラマネジメントが必要になります。
 

今までは自治体にとって「建てること、つくること」が正義でした。しかしこれからは「管理」の時代です。どのように管理するか、また係る費用を精査して財源を効果的に使う、そこが重要なポイントになっていきます。これは待ったなしの現実です。目を伏せたくても目の前にあるリアルです。自治体経営に求められるものが、昔と今とでは確実に変わってきています。

秋の運動会 2016/9/17(土)

今日は南小の運動会がありました。台風が続く中で天気が心配されましたが、この日は晴天で、無事開催されました。生徒たちは1年生から6年生まで元気いっぱい。運動会のうた「ゴーゴーゴー」の大きな歌声がグラウンドに響きました。徒競走では転んでも最後まで走り抜きました。この後市民相談と地域集会があり長くは居られませんでしたが、子供たちの姿に元気を分けてもらいました。 

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総務委員会 2016/9/15(木)

9月議会が開会中です。木曜日は総務委員会での審議がありました。議会では様々な「議案」や「条例」について審議が行われますが、細かい審議はこの委員会で行われています。

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本会議ではざっくりした説明と全体的な質問のみが行われますが、委員会では各条例や各議案について色々な角度から議論が行われます。細かい所まで突っ込んだ質問もでてきます。この委員会は大きく「総務」「産業建設」「文教厚生」の3つがあり、自分は総務に属しています。
 

9月は新図書館の工事に関する議案や、平成27年度の白岡市の決算認定などが主な議題です。
 

この委員会での審議が終わると、最後は本会議で討論が行われ、最終的に議案の採決が行われます。

「リレーフォーライフ」想いを繋ぐ2日間 2016/9/11(日)

土曜&日曜はリレーフォーライフinさいたまに参加しました。

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リレーフォーライフは24時間、夜通しで歩き続けるがんのチャリティーイベントです。

がん患者は24時間がんと向き合っているという想いを共有し、そして支援するために、会場でタスキをつないでリレーを行います。リレーフォーライフinさいたまは、さいたま市の緑の広場で開催されましたが、このイベントの発祥地はアメリカで、現在では世界20ヶ国以上で行われています。

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患者や支援者たちが命のリレーをつなぎ、交代でトラックをひたすら歩き続けます。会場では特に小さな子供たちや若い人も参加して、チャリティー寄付を募っている様子が印象に残りました。早期発見のための検診の受診率向上だけでなく、子供たちが正しい知識を身に付けるためのがん教育の重要性も高まっています。地域で取り組んでいかなければならない事もたくさんあります。

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ステージではイベントが開催され、歩く人たちを楽しませていました。各テントでは物販などが行われ参加者同士の交流の場もつくられていました。

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リレーフォーライフは夜通し行われます。夜になるとルミナリエが点灯され、公園がライトアップされます。幻想的な雰囲気の中で、参加者は朝までリレーをつなぎ、歩き続けます。

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自分は会場設営から撤収まで2日間お手伝いさせて頂きました。もちろんリレーにも参加しました。その中で、医療関係者の方や、患者の方とも知り合えて、地域医療の現実や必要な支援など色々な話ができました。

日本では寄付文化が根付いていないと言われる事が多いですが、こういったチャリティーイベントを支える一人ひとりの「善意」や「想い」が福祉を進展させる大きな力になるのだと思います。

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不審者等にご注意ください。(市公式Twitter試験運用開始) 2016/9/2(金)

最近、白岡市でも不審者情報が多くなっています。(不審者の徘徊について)数か月前にも小久喜地区で不審者による事件が発生したほか、各地区で空き巣の被害も起きています。お出かけの際はもちろん、在宅中でも戸締りをしっかりしてください。ご近所同士で注意喚起しあうなど、一層ご注意いただくようお願い致します。
 

また、あらゆる手法で振り込め詐欺が増加していますので、ご家庭内でも注意喚起頂ければと思います。
 

市では防犯・防災・消防などの情報を迅速に発信するために、公式ツイッターのアカウントが作成されました。まだ試験運用とのことですが、フォローの方をお願い致します。

9月議会で一般質問に立ちます 2016/9/1(木)

9月議会定例会が開催中です。来週は議員の市政に対する一般質問があります。自分は5日の午後に一般質問に立ちます。今回のテーマは下の3つです。

 

① 緑の環境デザインと都市公園について
② 新生涯学習施設と歩いて暮らせるまちづくりについて
③ 企業&大学の力を活かした白岡活性化の視点について

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①は白岡市の環境政策と都市デザインのこと、②は昨年質問した新図書館へのアクセスに関する議論の続き、③は白岡の経済活性化についてです。5日に向けて最後の準備をしています。

リレーフォーライフが来月開催 2016/8/28(日)

28日、がん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン さいたま」の実行委員会&チームリーダー会議がありました。「リレー・フォー・ライフ」はがん患者の方々やそのご家族を支援し、がん征圧を目指す社会貢献活動です。
 

9/8~9/9にさいたま市の農業者トレーニングセンターにて患者の方々やご家族、その支援者たちがグラウンドを24時間歩き、命のリレーを繋ぐチャリティーマラソンが開催されます。白岡市からも多くの方が参加される予定です。自分も仕事の合間をぬってお手伝いをさせて頂きます。

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新図書館の建設工事 2016/8/12(金)

来月の議会で、新図書館の建設に関する議案が提出されます。

この議案が議会を通過すると、10月から新図書館の建設工事が始まります。完成&オープンは2018年になる予定です。今ある図書館は中央公民館の会議室として使用されるようになります。

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10月からは、この新図書館のニックネーム(愛称)の公募も始まります。呼びやすい愛称が決まればいいと思います。詳細は広報しらおかなどで掲載されると思いますが、また動きがありましたらお伝えしていきます。

Japan Cancer Forum 2016/8/7(日)

今日はコングレスクエア日本橋でジャパンキャンサーフォーラムがありました。自分は朝から一日ボランティアで運営をお手伝いしました。
 

ジャパンキャンサーフォーラムは日本最大級のがんのフォーラムで日本を代表する医師たちが一斉に集まり、最新のがん医療についての講演を行います。

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自分は前々日の会場設営からお手伝いさせて頂きました。来場者も数が多く、錚々たる団体・企業も後援を行っています。会場は複数あるのですが、どの会場も立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
 

日本人の死因の1位はがんであり、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人とも言われています。
 

私の支援者の中にも患者となる方が増えています。がん患者の方は「サバイバー」(cancer survivors)と呼ばれます。直訳すれば「生存者」ですが、単に生存者という意味だけでなく、もっと積極的な意味があります。サバイバーは、勇気を持ってがんと向き合い、自らの意思で「意味ある人生」を生き抜こうとされている方々です。

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サバイバーの多くは治療や回復、また再発防止のための情報を収集し、そしてQOL(生活の質)を高めるため努力をされています。
 

自分は医師ではないので、専門的な事を簡単には言えませんが、自治体・国も医療や健康の環境づくり、仕組みづくりに関して、もっとできることがたくさんあると思います。自分もこういった機会に積極的に参加して、何かヒントを持ち帰りたいと考えています。

今日は白岡まつりが開催されました。白岡市の夏の風物詩です。去年は知事選挙の関係で開催されませんでしたので、2年ぶりの開催です。
 

この日も太陽は一切手加減なし。一日中猛暑が続きました。そんな中でもステージイベントや屋台などが出て、来場者の方々も楽しんでいました。

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夜は白岡おどり。

今年は初めて自分も参加しましたが、案の定、練習不足を露呈する結果に(汗)・・・。すみません、来年はもっと踊れるように頑張ります。 

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市民の皆さまの寄付で打ち上がった花火も、夏の夜空をキレイに彩りました。

準備運営をしてくださった運営委員会、関係者の皆さまに改めて感謝を申し上げます。本日は大変お疲れさまでした。

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  叙勲受章祝賀会の開催 2016/8/2(火)

叙勲受章祝賀会の開催 2016/8/2(火)

今日は、はぴすしらおかにて叙勲受章者の祝賀会が行われました。白岡市では元議会議員の古武三千雄氏が旭日双光章を、また元消防団長の蔦澤泰二氏が瑞宝双光章を受賞されました。

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古武氏は30年以上、白岡市の議員として活躍された大先輩です。現在も白岡市農業委員会会長として市の農業振興に尽力されています。蔦澤氏は長年に渡り、消防団員、消防団長として当市を守ってこられた方で、県や消防庁などからも多くの賞を受賞されています。
 

今日の祝賀会には国、県、そして市の議員、農業委員や消防団など多くの方々がお祝いに駆けつけました。私も白岡市のこれまでを築いてくださったお二方に深く感謝を申し上げます。このたびのご栄誉、誠におめでとうございました。

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地域活動 2016/7/30(土)

今日は野牛文化財愛護会の総会に出席しました。会では白岡市ゆかりの偉人、新井白石の研究を進めています。最近は時々、新聞にも白石に関するニュースが掲載されることがあります。この間は、白石に関する新たな漢文資料が会に届き、白石研究もますます盛り上がっています。

夕方には駒形の夏祭りにお誘い頂きました。地域・関係者の皆様のご尽力で盛会に開催され、多くの方で賑わっていました。今年も各地で夏祭りが開催されています。白岡まつりももうすぐです。

新図書館の運営は? 2016/7/28(木)

今日、新図書館(図書館機能を有した生涯学習施設)の運営方針について市から報告がありました。
 

運営は市の直営でやるということです。民間企業や公益法人などによる指定管理者制度は導入しない。建設後に、様子を見て検討するという報告でした。
 

建設費は約22億。運営費は年間約1億4000万(内人件費は約8600万、あくまで現時点の見積もりです。)白岡市にとって、決して小さな金額ではありません。年間これだけの支出が出ることがどれほどのことか。
 

「直営と指定管理者運営によるコスト比較は行われたのか?」との質問に対して、市から明確な返答はありませんでした。
 

費用対効果の検証が難しい・・・という市の説明がありましたが、直営での概算も出ており、且つ他市町村の事例も多数ある中でコスト比較は可能なはずです。
 

もちろん民間等による指定管理者を入れれば、コストカットにつながるかと言えば必ずしもそうではありません。他市町村でも、民間の効率的な運営によるコストカットを試算して、いざ実際に導入してみたら直営より高くついたという例もあります。
 

必ずしも指定管理がいいとは言わない。しかし、それと同様に必ずしも全て直営がいいとも言えません。コスト比較や、市民サービスの観点、また新しい事業機会の創出など、もっと多角的な視点から比較シミュレーションが行われるべきです。
 

近年の図書館運営には様々な議論があります。社会教育施設といえども税金の持ち出しだけでいいのか。民間ノウハウの導入や新しい事業機会の創出など、直営だけではなかなか実現が難しいサービスの提供の可能性も考えられる。例えば図書の電子化であったり、ライブラリーグッズの販売であったり、音楽配信やイベントの実施であったり。当市ではこういった図書館の自主的な財源確保について、一度でも議論は行われたのか。これから世の中に生まれる新しい図書館は常にそういった議論の上につくられなければならないのではないでしょうか。

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自分は指定管理が良いと言っているのではありません。直営か、指定管理か、という2者択一に並べるものでもなければ、対立する概念でもないと思っています。直営ではどの部分がメリットになり、デメリットになるか、その洗い出しを行わなければ、結局どんな運営形態をとってもそのメリットを生かすことも、デメリットを克服することもできないと考えています。
 

ただ、あまりにも直営ありき、という姿勢を感じたのが正直な所です。あらゆる角度から議論がされているのかという疑問が残っています。論理的な説明もなく、「直営でやります」、「運営に2億かかります」、と言われても、「はいそうですか」、とはなりません。
 

何度も言いますが、自分は指定管理者制度や民間運営が優れていると言いたいわけではありません。
 

図書館には社会教育施設としての役割があります。図書館は知る権利そのものであり、民主主義の最後の砦です。市民の知のインフラとして経済原則とは違う次元になければなりません。市として大切な文化資料や貴重な資料もあるでしょう、民間の市場主義、競争原理にのせては守れないものもあります。他自治体では民間に丸投げて失敗した例もあります。
 

しかし、そうだとしても議論は必要です。部分的な民間委託のシミュレーションさえない、行政の良い所と民間の良い所を融合させた運営形態の可能性にも触れられない事に疑問を感じます。
 

市民のニーズは何なのか?
既存の図書館の課題は何なのか?
そして新しい図書館には一体どういうミッションがあるのか?
どういった図書館をつくり、どういった図書館に育てていくのか?
 

その根本的な問いから始めなければ、たとえ直営であったとしても、指定管理者運営であったとしても、うまくいくはずはないのではないでしょうか。

暑い一日 2016/7/20(水)

新しい市政通信を配布しています。今日も暑い一日でした。水の需要が高まる季節ですが、水不足が心配です。今年は雨が少ないので、利根川からの取水が10%制限されています。今後も雨が降らない場合は、20%に引き上げられる可能性もあります。まずは節水を心がけたいと思います。。(水不足とはいえ、みな様もお出かけの際は健康のための水分補給を忘れず、熱中症にくれぐれもご注意ください。)

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この市政通信は毎号自身の手でお配りしていますが、サイトでもダウンロードできるようになりました。トップページの下の方にバナーリンクがありますので、是非ご覧ください。

三郷市に学ぶ土地開発 2016/7/13(水)

総務委員会で三郷市に視察に行きました。視察の目的は土地利用についてです。

白岡市でも、白岡中学校周辺の土地開発が検討されていますので、近隣市の事例を学ばせてもらうために伺いました。

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三郷市はつくばエクスプレスの開通等の影響もあり、近年開発が進んでいます。ららぽーとやコストコ、イケアなどの商業施設が並び、積極的な企業誘致を行っています。
 

開発によって大幅な税収効果があったほか、三郷から東京へ出ていった若い方が、子育てのためにUターンして再び三郷に住む事例が増えているそうです。できれば親の近くで子育てがしたいということで、東京にも近くてショッピングも気軽にできる三郷市が選ばれているといいます。計画的なインフラ整備を行ったことでまちの利便性が上がり、イメージ向上にも繋がっているようです。
 

白岡市でもいくつか土地利用の話がありますが、その中でも最近、議会でよく話題になるのが白岡中学校周辺の土地開発です。具体的には商業施設の誘致などが検討されていますが、まだ始まったばかりの検討段階です。場所的には駅にも近く、西口駅前再開発との関連性も出てくる、大きなプロジェクトになります。現在は土地利用を考える会が設立され、話し合いが行われています。

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(白岡中学校周辺)
 

今回伺った三郷市は白岡市と距離も近く、似ている所もあるので、非常に参考になった視察でした。説明をしてくださった三郷市まちづくり推進部の部長は20年以上事業に携わってきたプロフェッショナルの方で、お話しからは、熱をもってまちづくりに臨んでいる事が伝わってきました。白岡中学校周辺の土地利用を進めていくうえでも、参考になる話をいくつも伺いました。
 

また三郷インターチェンジ周辺地域は、広域道路網の結節点のメリットを生かした複合的な商業集積が行われていました。白岡市においても圏央道を活かした、産業政策やまちづくり戦略をさらに活発化していく必要があると感じました。

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2年半の間に何をするか 2016/7/6(水)

参議院選挙の投票日が近づいています。今回の選挙は経済、憲法改正、原発、TPPなど様々な争点があると思います。その争点を判断するひとつの視点に地方創生があります。
 

先月、消費税増税が2年半延期されることが発表されました。しかし、社会保障はお金が足りない。子育てや年金にもお金がまわらない。消費税の増税をやめた分、財源をどう賄うか。増税が延期になった2年半、何をするかが問われています。

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大きな課題は、成長力を上げなければならない、という事です。0.2~0.5%の低い潜在成長力をどのように高めていくか。
 

その重要なプレイヤーは地域と中小企業だと思っています。現在の財政・金融政策の恩恵を受けにくい地方経済と中小企業がどのように成長を描くか。この2年半に地域と中小企業が付加価値と生産性を高める取り組みを進める事は、地方経済にとっても国の経済にとっても求められています。
 

自分は自分の現場でやるべきことをやらなければなりません。そして、そのための規制緩和や地方への権限委譲などを行ってくれる政治家は誰か。国会で意見を伝える、声をあげてくれる政治家は誰か。地方創生という視点からも、今回の参院選は重要な選挙です。責任感を持って課題に取り組むことができる候補者に、大切な一票を託していただきたいと思います。

「げんちゃん」でごみの日をチェック 2016/6/29(水)

今日は蓮田白岡衛生組合の議会がありました。蓮田白岡衛生組合ではスマホ用ごみ分別アプリ「げんちゃん」の配信を開始しました。

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このアプリはゴミ収集日を確認したり、ゴミの分別方法を調べたりする時に使えます。今日は燃えるゴミの日、明日はペットボトルの日などゴミ出しスケジュールをスマホで確認できます。

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↓自分が住んでいる地域を設定すると、ごみの日にアラートがお知らせしてくれますので、「あぁっ、燃えないゴミ昨日だった!」というような出し忘れを防ぐことができます。

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↓また、「これ何ゴミ?」「どうやって出すんだっけ?」という疑問があれば、このアプリで分別方法や出し方を調べられます。そのほか、環境センターで開かれるエコプラザまつり等、イベント告知もされます。  

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まだ配信を開始したばかりですが、好評をいただいているとの事。App StoreやGoogle Playなどからもダウンロードできますので、是非、インストールしてみてください。

ごみ分別アプリ「げんちゃん」

お問い合わせ先

渡辺そういちろう事務所
〒349-0214
埼玉県白岡市寺塚31
tel:0480-53-5834
fax:0480-92-2258
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