八潮市の道路陥没事故 2025/1/29
報道にある通り八潮市内で道路陥没事故が発生しました。県でも朝5時から危機対策会議が立ち上がり、人命救助と復旧作業に向けた対応が行われています。
陥没原因は下水道管破損によるものとされています。令和3年度に下水道局が行った検査では老朽化度Bランクという判定がなされていた場所ですが、(老朽化の深刻度が高い順にA、B、Cとランク付けしている)この数年で急激に下水道管の腐食が進み地中に空洞が生まれ今回の事故の原因となったものではと推測されます。が、正確な原因はまだ確定していません。
市や県だけでなく国や関係機関とも連携しながら対応が進められています。県から国に対してリエゾン派遣を依頼したほか、国土技術政策総合研究所や関連企業が連携して現地調査に入っています。ドローン調査や地中レーダーによる空洞調査が行われているほか、春日部中継ポンプ場から汚水を緊急的に河川に放流する事も検討されています。
八潮市の事故は単なる道路陥没事故ではなく、県全体のインフラの老朽化の課題である可能性があります。原因究明とともに他の下水道管の緊急点検が必要と考えます。まずは一分一秒でも早い人命救助と被害拡大防止が最優先です。
県からもアナウンスがありましたが、汚水があふれる可能性があるため、可能な範囲での下水道の利用制限をお願いしています。白岡市も宮代町も要請対象地区です。具体的には、お風呂の水を替えずに沸かしなおす、洗濯の回数を減らすなど排水を必要最小限に留めて頂きますようお願いします。
皆様にはご心配をお掛け致し申し訳ありませんが、何卒ご理解とご協力をお願いします。