防災対策の委員会 2024/7/4
危機管理・大規模災害対策特別委員会が開かれました。この委員会は県の防災対策等について議論・審議する委員会です。今年から初めて委員に加わりました。

この日は、大規模災害時の県の対応について審議しました。県では災害などの緊急事態においても業務が継続して行われるようにBCPという計画(業務継続計画)を作っています。能登半島地震における想定外の事態なども踏まえて、埼玉県の防災対策も見直すべき所が多々出てきています。またコロナなどのパンデミックが再来した際にも業務が継続できるようにシミュレーションが必要です。近年の災害や緊急事態での課題を踏まえて、BCPの見直しと改善を図っていて事が必要だと提言しました。
また他の委員からは能登半島地震の被災地で活躍したトイレトレーラー(移動型の水洗トイレ)の導入について進めるべきという意見がありました。災害時のトイレ問題は健康問題だけでなく衛生環境にも関係する重要な議論です。いざという時のために避難環境を改善させる備品を用意しておく事が必要です。


現在、県が用意している食べものなどの備蓄品も見せて頂きましたが、備蓄品についてもまだまだ不十分なところがあります。この点も改善を求めていきたいと思います。
そして、話は変わりますが、7月3日に20年ぶりとなる新しい紙幣が発行されました。一万円のデザインは埼玉県出身の偉人「渋沢栄一」です。県のホームページでも渋沢栄一が特集されています。旧デザインに馴染みがあるので、やっぱりまだ新紙幣は慣れないですね。

