充実した協議 2024/3/8
今日は特別委員会がありました。県の行財政改革プログラムや県庁舎の建て替えなどについて協議しました。
埼玉県では行財政改革の一環として、県と市町村で情報システムやデータを共同管理する「自治体クラウド」の取り組みを行っています。それぞれの自治体で別々のシステムを運用するより共同でデータ管理した方が、セキュリティの強化やシステム運用にかかる経費の削減などメリットは様々あります。今のところ県内の15市町村が自治体クラウドに参加しています。メリットはありますが、市町村側から見れば、システム移行に費用や手間がかかったり、慣れないシステムに戸惑ったり、自治体クラウド移行まで手が回らないケースも多々あります。県はクラウド導入の効果を十分検証し、市町村に負担がかからないように配慮・支援しながら、導入拡大していく事が必要と提言させて頂きました。
県庁舎の建て替えについては、まだ建設場所もスケジュールも費用も決まっていません。現在の庁舎の耐用年数が限界に近づいているので、一日も早く具体的な検討を進めていかなければならない状況です。今日の議論では、まだまだ基本的な指針が決まるまでも時間がかかりそうな様子でした。
県の特別委員会は、会議の最後に提言や意見を発言できる時間があり、自分もこれまで全ての会議で提言をさせて頂いています。そこで出された提言は執行部がしっかりと対応してくれるので、非常にやりがいもあります。特別委員会は採決などはありませんが、充実した協議となりました。
そして、今日も委員会の合間に、地元の白岡市・宮代町でご相談を頂いていた問題について担当部局と話し合い。地域の問題ですが県から解決・支援ができないか試みています。執行部の協力もあり前向きに進みそうです!