12月議会が閉会しました。12月議会では物価高への緊急支援に約115億、猛暑被害の農業者への緊急支援に約1億が決まりました。
物価高騰への主な緊急支援としては・・・
1. LPガスを使用する一般消費者への支援(約31億8千万)
LPガス販売事業者を通じて、価格高騰分の影響分を補助します。
2. 福祉施設・医療施設への支援(約36億)
高齢者施設や障がい者施設、保育所や病院などに対し、光熱費の高騰の影響を緩和するために、補助を行います。
3. 子どもの進学への支援(約2千万)
経済的な課題を抱えるひとり親家庭の世帯に対して、大学の受験料等を補助します。
4. トラック運送業者への支援(約23億)
燃料価格の高騰の影響を緩和するために、運送事業者に補助します。
5. 地域公共交通への支援(約1億2千万)
燃料価格の高騰の影響を緩和するために、乗合バスやタクシー事業者に補助します。
6. 農業者支援&家計負担支援(約3億)
県産農産物の販売促進と家計負担の軽減を図るために、量販店が行う農産物販売キャンペーンに対して補助します。
7.中小企業の原材料の転換支援(約5億2千万)
原材料価格の高騰を踏まえて原材料の転換や使用量削減による経営体質改善を促すために、中小企業が行う設備投資や製品開発に係る経費を補助します。
また、物価高騰への支援ではありませんが、今年の猛暑によって県内農産物に多大な被害が発生したため、緊急支援として約9千万の予算を計上し、次期作付けにかかる経費(種苗購入費等)を補助します。
本会議で補正予算を議決し、その後は拉致問題の勉強会などに参加しました。議会は閉会しましたが、来週は政策調査や陳情対応などがあるので、今年ももうひと踏ん張り頑張ります。