「リレーフォーライフ」想いを繋ぐ2日間 2016/9/11(日)
土曜&日曜はリレーフォーライフinさいたまに参加しました。

リレーフォーライフは24時間、夜通しで歩き続けるがんのチャリティーイベントです。
がん患者は24時間がんと向き合っているという想いを共有し、そして支援するために、会場でタスキをつないでリレーを行います。リレーフォーライフinさいたまは、さいたま市の緑の広場で開催されましたが、このイベントの発祥地はアメリカで、現在では世界20ヶ国以上で行われています。
患者や支援者たちが命のリレーをつなぎ、交代でトラックをひたすら歩き続けます。会場では特に小さな子供たちや若い人も参加して、チャリティー寄付を募っている様子が印象に残りました。早期発見のための検診の受診率向上だけでなく、子供たちが正しい知識を身に付けるためのがん教育の重要性も高まっています。地域で取り組んでいかなければならない事もたくさんあります。

ステージではイベントが開催され、歩く人たちを楽しませていました。各テントでは物販などが行われ参加者同士の交流の場もつくられていました。
リレーフォーライフは夜通し行われます。夜になるとルミナリエが点灯され、公園がライトアップされます。幻想的な雰囲気の中で、参加者は朝までリレーをつなぎ、歩き続けます。
自分は会場設営から撤収まで2日間お手伝いさせて頂きました。もちろんリレーにも参加しました。その中で、医療関係者の方や、患者の方とも知り合えて、地域医療の現実や必要な支援など色々な話ができました。
日本では寄付文化が根付いていないと言われる事が多いですが、こういったチャリティーイベントを支える一人ひとりの「善意」や「想い」が福祉を進展させる大きな力になるのだと思います。