オンライン授業の導入を 2020/5/3(日)
白岡市も県と同様に休校措置が取られています。学生も休校が長く続き、学力の遅れが懸念されます。全国では「オンライン授業」を導入する動きも広がっています。お隣の久喜でも始まりました。
白岡市の教育部局に確認したところ、双方向によるオンライン授業は現在の環境では難しい。しかし一方通行のビデオ学習(録画されたものを流す)であれば実現可能性がある、教育委員会でも調査検討を進めるとの事です。
先行する自治体は手探りで、導入を進めています。家庭によっては通信環境が整っていない場合があります。そうした生徒には行政がタブレット貸与などでサポートしているケースも見られます。財源としては文科省のGIGAスクール構想の補助金など活用できるものも出てきています。
オンライン授業にも色々あり、ビデオ会議のように多人数同時に行う形式もあれば、ビデオではなく教師からオンラインで送られてくる課題をこなしていく形式もあります。色々な方法があるので、必ずしもZoomやTeamsを使ったビデオ会議形式にこだわる必要はありません。
ICTの活用力が地域の学力差につながる恐れがあります。白岡においても、オンライン授業の取り組みを進めるべきです。
いきなりWebアプリを使ったオンライン授業とまではいかなくても、ビデオ学習などの取り組みは進められます。そして段階的にIT活用の幅を広げていくべきです。PCを使ったオンライン授業やビデオ学習は個々人の苦手部分に合わせた復習、個別学習、不登校生徒への対応、またプログラミング教育や英語学習にも適しています。
eラーニングはコロナ禍に限らず今後も重要になってきます。まずはできるところから、ビデオ学習など学習支援の充実を訴えていきたいと思います。