健康増進のまちづくりについて① (12月議会一般質問)
12月議会では健康増進のまちづくりについて一般質問しました。その概要を報告します。
「健康診査、がん検診の受診状況は?」
Q渡辺:健康な毎日を過ごすには,日頃の健康管理が大切だ。生活習慣の見直しや病気を早期発見するためにも健康診査の受診が重要とされている。そこで白岡市が行っている「健康診査」や「がん検診」の受診状況は?また、それを踏まえて課題は?
A健康増進課:特定健康診査の受診率は32.3%となっており、目標としている48%を下回っている。昨年よりも0.3%上昇した。75歳以上の方の後期高齢者健康診査の受診率は22.7%で、埼玉県平均の33.5%を下回っている。
また5つあるがん検診も乳がん検診以外は県平均を下回っている。ここ数年受診数は増えているが、更なる受診率の向上が課題となっている。

Q渡辺:今後の対策は?
A健康増進課:未受診者に対する個別通知やコールセンターによる受診勧告を実施していく他、がん検診を3つ以上受診した方に対して健康グッズを贈呈する取り組みを始めた。今後も啓発活動の充実や検診を受けやすい環境づくりを行っていく。
「食育の取り組みは?」
Q渡辺:白岡市では「食育」を推進していくための「食育推進計画」を作成中とのことだが、この計画の目的は?また具体的な取り組みは?

A健康増進課:現在白岡市では市民が食事を通じて生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるよう、「食育推進計画」を作成している。具体的な取り組みとしては女子栄養大学と協力した健康レシピの開発や、健康づくりに通じるような地産地消の施策を推進していく。特に「働く世代、子育て世代」に積極的に働きかけていく。「働く世代、子育て世代」が良い食習慣を学ぶことで、子どもたちやその親世代への食育の好循環が期待できると考えている。
Q渡辺:どのような体制で計画を推進していくか?全庁的な取り組みをどのように図っていくか?
A健康増進課:健康増進課だけでなく、子育て支援課、教育指導課、農政課、商工観光課など庁内で連携して食育の推進を図っていく。また市民・市民団体・関係機関・行政で広く協働して事業を展開していく。
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現在市では、食育について皆様からのご意見(パブリックコメント)を募集しています。
食育推進計画(パブリックコメント)