セルフメディケーション税制始まる 2016/12/25(日)
今議会でセルフメディケーション税制に関する議案が出ました。セルフメディケーション税制とは来年から開始される新しい医療費控除制度です。
ドラッグストアなどで売られている医薬品を購入し、確定申告すれば、その購入費の一部が返ってくる場合があります。
セルフメディケーション税制対象の医薬品を1年間で12,000円以上購入した場合、12,000円を超えた金額が所得から控除されます。(88,000円が限度額)対象品はバファリンEXやベンザブロックL、ガスター10など約1500品目あります。
今までの医療費控除制度では医療費の自己負担が10万円を超える場合に、控除の対象となりましたが、あまり医療機関を受診しない人や、大きなけがや病気がない人にとっては馴染みの薄い制度でした。セルフメディケーション税制では通院しない方も控除を受けられる可能性が高まります。
また軽度の病気ならば自分で治そうという気持ちが働き、医療費抑制につながるという効果が期待されています。高齢化の進行で増加する医療費を抑制する目的があります。
この新しい医療費控除が始まることで白岡市の税に関する条例も一部改正となりました。セルフメディケーション税制は来年1月から始まります。確定申告の時に必要となりますので薬を買った際のレシートは取っておきましょう。