一般質問のテーマ 2016/2/27(土)
今回は3つのテーマで質問します。1問目は高岩公園について、主に防災の観点からの質問です。2問目は白岡市と女子栄養大学の包括協定について、3問目は新図書館(新生涯学習施設)についての質問になります。特に新図書館については秋から工事が始まりますので、設計についての一般質問は実質、今回が最後かもしれません。緊張感を持って取り組みます。
一般質問のテーマ 2016/2/27(土)
今回は3つのテーマで質問します。1問目は高岩公園について、主に防災の観点からの質問です。2問目は白岡市と女子栄養大学の包括協定について、3問目は新図書館(新生涯学習施設)についての質問になります。特に新図書館については秋から工事が始まりますので、設計についての一般質問は実質、今回が最後かもしれません。緊張感を持って取り組みます。
今週から3月議会が始まります。2016/2/23(火)
議会が始まる何日か前に、予算書が届けられるのですが、今回はかなりボリュームがあります。先日は議員同士で予算書の読み合わせも行いました。予算の数字を見てみると白岡市の様々な姿が浮き彫りになってきます。これからさらに細かく見ていく所ですが、今年は白岡市にも様々な動きがあるので、それが予算書にも表れているように感じます。
29日からは一般質問も始まり、自分の質問は29日の午後になりそうです。多岐に渡る議題について議論が始まります。気を引き締めていきます。
地域のそば打ち大会 2016/2/21(日)
今日は自分も蕎麦打ちに挑戦しました。が、この日は風が強くて、打ってるうちに蕎麦がどんどん乾燥していきます。こういう日でも、やっぱり打ち慣れている方は、手さばきが違います。打った後は、皆さんでおいしく頂きました。地域の事についても色々と話し合ういい機会となりました。
大山と菁莪の少子化 2016/2/5(金)
会議の中で、大山小学校の複式学級化の話題が出ました。大山小は生徒数が全体で73名、本年度の新入生は8名。来年から2、3年生が複式学級になることが想定されます。菁莪地区も少子化による生徒数減少が進んでいますが、特に大山地区はその傾向が顕著です。
大山地区の人と話すと、「東京と地方の関係だけではなく、白岡市内でも一極集中は起きている。駅の周りばかり人が増えて、大山は忘れられる。」という相談を受けます。
なによりもまずは、今、大山小学校で学ぶ子供たちに平等な教育が行き届くよう細心の注意を払っていかなければなりません。それに加えて、今後の大山・菁莪のグランドデザイン、将来像を描いていく必要があります。
両地区には可能性があります。例えば大山地区には圏央道という起爆剤があり、活かしようによっては白岡市全体の財政を引っ張り、人口減少を抑える程のポテンシャルを持っています。また菁莪地区は白岡・宮代線と新図書館を活かして人の流れを創っていく事が考えられます。
大山と菁莪に光を当てていくのは政治の大きな役目です。白岡市全体のビジョンと共に、この両地域のこれからについても方向性を示していかなければならないと強く感じています。
ランチタイムコンサート 2016/2/5(金)
毎月お昼に市役所で開催されるランチタイムコンサートですが、今回、福原元教育長からお誘いを受けて、出演させて頂く事になりました。当日は雪でしたが、聴きに来てくださった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。
今月、2月16日のお昼には、福原元教育長がご夫婦でオカリナを演奏される予定です。ご夫婦の息の合ったアンサンブルを聴かせてくれると思います。お時間ある方は、是非お気軽に市役所まで!
(友人のピアニスト桐栄哲也氏とデュオ)
新図書館の「姿」が見えてきました。2016/1/28(木)
特に内部設計ですが、以前発表された提案図から変更された箇所があり、多くの疑問点や問題点が生まれました。この事については、また後日詳しく書きたいと思います。
この日の会議では様々な質問や意見が出て、休憩も忘れて議論を行いました。とても一日で、全ての疑問や問題を解決することは不可能ですので、今後も執行部側と議論を詰めさせて頂くことになると思います。
この時代に、大きな予算をかけて新しい公共施設を造るわけですから、中途半端な事はまかり通りません。あらゆる角度からのシミュレーション・検証が必要です。この施設は将来世代も使っていくものですので、気を抜けば、これが負の遺産になってしまう事もあるのです。秋の工事に向けて、さらに気を引き締めて取り掛かっていきます。
地方創生にビッグデータをどう活かすか 2016/1/27(水)
地域の人口動向や産業構造、企業の取引情報など具体的なデータを閲覧することができ、他自治体と比較する事もできるなど、地方創生に利用されるために作られたものです。
例えば「地域経済の活性化」や「観光の促進」を目指すといった時に、このリーサスを通して客観的なデータを把握して、目標を具体化していく事が推奨されています。地域を活性化するには、ビッグデータ(大量のデータ)を利用して、論理的かつ具体的な政策を立てるべき、という事のようです。
このリーサスは誰でも閲覧できます。閲覧はGoogle Chromeのみで可能。中には自治体職員のみしか見られない項目もあります。メニューには「人口マップ」「観光マップ」「自治体比較マップ」などが並びます。
例えば、「人口マップ」を見てみると、人口増減や人口構成、将来人口推計などをマップ化、グラフ化してくれます。白岡の人口も現在は増加していますが、今後は減少が予想されています。
産業マップでは、何の産業が市を支えているか、何の産業が市民所得の基となる付加価値を生んでいるかなど産業構成を垣間見る事ができます。稼ぐ力の分析や黒字企業比率・創業比率といった産業比率を、他自治体と比較することも可能です。
その他「観光マップ」ではどの地域から人がよく訪れるかなども確認する事ができるので、地方では観光戦略に利用している自治体もあります。
白岡市も、現在、将来の推定人口を予想した「人口ビジョン」と「まち・ひと・しごと総合戦略」を策定しています。少子高齢化による人口減少に歯止めをかけると共に、東京一極集中を是正していくという困難を極める計画です。
地方創生はややもすると抽象論や理想論に終始してしまいますので、リーサスだけに限らず、こういったビッグデータを客観的に確認しながら、論理的に計画を策定していく事もこれからは必要です。
市政通信vol4配布 2016/1/22(金)
今週から新しい市政通信をポスティングしています。今回で4弾目になります。寒いだけでなく風が吹くので、この時期のポスティングはなかなか骨が折れます。
道路は所々雪が残っている所があって自転車が滑りそうになる時もあります。明日はまた雪が降るという予報もありますので、みな様お出掛けの際には十分ご注意ください。
「安心安全メール」をご存知ですか? 2016/1/11(月)
よく昼間に、外から聞こえてくる防災無線の放送がありますが、家や車の中にいると聞き取りにくかったりします。その点安心安全メールは、文字ベース且つリアルタイムで防災に関する情報が送られてきますので、内容がとても把握しやすいです。
送られてくるメールは防災・防災に関するもののみですので、それほど頻繁に送られてきません。営業メールのように、煩わしさを感じる事も無いと思います。
災害時の避難情報や地震等の情報も、このメールを通して送られてきますので、いざという時にも役立つのではないでしょうか。登録もQRコードをかざすだけで、比較的簡単です。ぜひご登録してみて頂ければと思います。
今日は成人式がありました。 2016/1/10(日)
市長の祝辞の中で、JAXAの廣瀬史子氏の話がありました。先月、「あかつき」の金星周回軌道投入を成功させた女性研究者です。この方は篠津中学校の出身であるとのこと。
日本初の金星探査機「あかつき」は、2010年に金星周回軌道への投入に挑んだものの、失敗。「あかつきを、再び金星に送り込む」この難題に取り組んだのが、廣瀬史子さんです。
決して諦めることなく、不可能といわれた再挑戦の道を切り開き、チームを成功へ導いた方です。廣瀬さんをはじめとした先輩方の不断の努力と挑戦がこの社会をつくっています。
今日は成人された皆さんの姿を見て、「21世紀に生きる君たちへ」を思い出しました。司馬遼太郎の有名なエッセイです。夜、少し時間があったので、本棚から引っ張り出して、久しぶりに読みました。
未来を創っていくための心構えが書かれています。名文ですので、まだでしたら是非。
災害対応マニュアル作成会議 2016/1/6(水)
今までは大規模な災害が起きた時、市は災害対策本部をつくって対応にあたりますが、18名の議員はそれぞれ個別に行動する事になっていました。
この対応マニュアルの作成によって、市が災害対策本部を設置した時、議会の方も、支援本部をつくり、組織的に連携を図っていくことになります。
もちろん、災害時の対応は想定しきれない所がありますし、市の対策本部の動きとミスマッチが起きてしまってはいけませんが、議員の役割を明確化し、市の一大事に一丸となって対応できるようにすることは重要な事です。
災害時にどういった連絡手段をとるか、市との連携はどのように行うか、等協議を行いました。色々な状況を想定しつつ、実際的に、動きやすいマニュアル作りを進めています。
本年もよろしくお願い致します。 2016/1/1(金)
今年はさらに挑戦していきます。「新しい街」白岡市が、昇る朝日のように発展していくために、自分にできる事を実行していきます。
みな様にとっても新しい年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年も変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い致します!
学童保育でコンサート 2015/12/25(金)
2台のバイオリンデュオでクリスマスソングや、聴いたことのあるクラシックなどを演奏しました。今回は小さめの子供用バイオリンも持っていって、体験コーナーを実施しました。
2人のお子さんにバイオリンに触れてもらいましたが、2人とも凄くキレイな音が出ました。最後は子どもたちに手作りの花束を頂き、感動。みんな、ありがとう!
圏央道を活かした地域活性化について(一般質問③)
・圏央道を活かした地域活性化の戦略は?
質問(渡辺そういちろう):『先日、圏央道が県内全線開通しました。西部産業団地の企業誘致が成功した所ではありますが、このチャンスを逃さず、むしろこの開通を新たなスタートと捉え、更なる企業誘致を進めるべきではないかと考えます。市の財政力強化を考えた場合、法人税の獲得は重要な課題です。当市は圏央道を活かした財政力強化についてどのような戦略があるか伺います。
また、圏央道開通により、市内に新たな人の流れが創出される事が期待されますが、この機会に、ソフト面の取り組みにもさらに力を入れ、交流人口の促進を図るべきと考えます。市外から車で訪れる人が楽しめるような新たなイベントの開催や、現在実施しているイベントや観光農園などにさらに工夫を凝らし、市外の人や若い世代をターゲットに含めた発展を検討できないでしょうか。』
答弁(企画政策課、地域振興課): 『企業誘致に関しては、現在、西部産業団地の分譲が完売し、新たに誘致を行うための用地が不足している状況です。来年度、第5次白岡市総合振興計画の後期計画の見直しを進めていく予定でありますので、その中で圏央道を利用した土地利用について検討していきます。
またソフト面の取り組みとしては、今後も地域の活性化につながるようなイベントを積極的に支援するとともに、圏央道のサービスエリアに観光パンフレットを設置し、観光客の周遊性を高めていきたいと考えています。』
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との答弁。用地が不足しているという話でしたが、企業誘致に関しては大山地区だけに限らず、市内であれば、それ以外の場所でも圏央道のメリットは活かせます。農用区域も多く調整が難しい事もありますが、やはり市が積極的に動かなければ有効な土地利用は進んでいかないと思います。圏央道が全線開通し、白岡は市内外から注目を浴びています。経済政策はタイミングが命であり、今が財政力強化の絶好のチャンスと言えるので、積極的な財政力強化の戦略を立ててほしいという事を要望しました。
また、圏央道を活かして人を呼び込むというソフト面の取り組みについて、今のままでは、現状維持以上の事は望めないように感じました。現在の白岡には、市外の人が訪れたり、若い世代が積極的に参加したりするようなイベントがありません。今回の質問は、圏央道開通を好機と捉え、今こそ人や企業を白岡市に呼び込むような取り組みが必要ではないかという主旨でした。
いずれにしても、今回の質問を通して、企業誘致や交流人口の促進にはもっと様々な「動き」が必要だと感じました。加えて、大山地区にはしっかりとした「地区計画」が改めて必要だという事を強く感じました。
「白岡市をブランディングする」という観点からの子育て支援について
質問(渡辺そういちろう): 『今まで白岡市は、長い伝統において農産物の「梨」をブランディングしてまいりました。白岡と言えば梨、という事を政策面、PR面においても重視してきました。今後はその梨と並行して、新たな市のブランド作りを進めていく事は考えられないでしょうか。
白岡市は高齢人口率が24.8%、生産年齢人口率が62.5%と比較的若いまちです。シティプロモーション戦略策定に係る意識調査においても、都心からのアクセスがよく、適度に自然が残り、住みやすいという結果が出ています。都会のような猥雑さはなく、伸びやかに教育ができる環境のゆとりがある。このような住環境のアドバンテージを活かし、白岡を「子育てしやすいまち」として明確にブランディングしていくことは考えられないでしょうか。』
答弁(市長): 『地方創生においては、それぞれの地域の独自性を活かし、その潜在力を引き出すことにより、多様な地域社会を創りだすことが重要と考えております。本市においては少子高齢化社会に対応していく取組みとして、子育て支援に力を入れていく方針です。
白岡といえば、既に梨というブランドが定着しておりますが、これは先人たちが梨の栽培や改良に地道に努力してきた結果、消費者の皆様から広く認められブランドとして確立したと感じております。
子育て支援につきましても、市からのPRも重要でありますが、市民からの意見を広く聞き、その中でも要望の高い事業を白岡市の独自性を持って取り組んで行くことが市のブランディングに繋がると考えています。
現在策定を行っています人口ビジョンで「安心して子育てできるまちづくり」への取り組みを基本的な視点の一つとして位置付け、さらに、まち・ひと・しごと創生総合戦略では「子供を産み育てる人の願いを叶える」ことを目標の一つとして掲げ、積極的に子育て支援事業に取り組んでいきます。』
質問(渡辺そういちろう): 『3 年後には新たな図書館が建設され、市の教育環境はさらに向上します。これをきっかけに、子育てする親に対してだけでなく、子供の育ちにとってもよい政策を立案し、「安心して育てられる」ことに加えて「良い子に育てられる」環境の整備をすすめていくべきではないでしょうか。そのためには各部署間の連携を促すとともに、 「子育て・教育・住環境」を総合的にプロデュースしていく取組みも必要であると思います。
まちの元気の源はこどもたちの笑い声です。まちの活性化には子供たちの元気な姿が必要不可欠です。白岡の未来を担う子どもをしっかり育てると同時に、社会の活力を生み出し、それによって高齢世代を含め社会全体を支えていく。
地方創生に向けた子育て支援について(一般質問②)
・新生児にお米30キロプレゼントについて
質問(渡辺そういちろう): 『地方創生事業の一環として実施されている「新生児にお米30キロプレゼント」について伺います。この事業は新生児にお米をプレゼントすることで、地産地消を促すとともに、子育て世帯への支援を目指したものと聞いています。
この事業をさらに発展させ、若い世代や子育て世帯に向けて、さらにアピール力を高めることは検討できないでしょうか。
市民の中には、「お米をもらっても、生まれた子供にすぐには食べさせられない」という意見や、「すでに生んでしまった人に不公平ではないか」 という声もあります。
プレゼントにもう少し、バリエーションを増やしたり、継続的なお祝いにしたりすると、一層魅力的な事業になるのではないでしょうか。
例えば、出生時の0歳にはミルクやオムツ、3歳の時には絵本、5歳になったらお米をプレゼントといったようにプレゼントにバリエーションをつけ、段階的、継続的にお祝いをすることは考えられないでしょうか。
子育て世代に対して政策のストーリーをわかりやすく設計し、白岡で産み育ててほしいという意志を明確に表現すべきではないかと考えます。
市の出生数は400人前後で推移しておりますので、運用方法さえ工夫すれば、費用対効果の面からも、導入不可能ではありません。若い世代に「楽しく子育てができる」というプロモーション効果も期待できると思います。他市が行っていない先進性や独自性を一部の政策に盛り込んでいくことは、地方創生の観点からも重要です。』
答弁(農政課): 『今後、対象とする上限年齢や品目、対象時期など含めて調査を行い、検討していきます。白岡市の実体に見合った制度を目指し、制度を確立していきたいと思います。』
・当市の子育てニーズをどのように捉え、これから何を実行していくか
質問(渡辺そういちろう): 『子育てニーズが多様化する中、地域の実情にあった支援政策の実現が求められています。当市の現状に沿った子育て支援を実現するために、今後どこに重点を置いて、どういった重点政策を進めていくか伺います。』
答弁(子育て支援課): 『「保育の量的拡大と確保」、「質の高い幼児期の教育・保育の総合的な提供」、そして「地域での子育て支援」をポイントに事業をすすめていきます。
具体的には、今年度、年々高まる保育需要に対応するため、JR新白岡駅の東口、西口にそれぞれ1か所の保育施設を認可したほか、子育て支援拠点施設をしらおか虹保育園内に開設致しました。
またかねてから課題であった緊急時や病児・病後児の預かりを行う緊急サポートセンター事業を委託により開始致しました。さらに保育所等に入所する3歳児未満の第3子以降の児童の保育料を免除する取組を始めました。
来年度4月からは新しく、定員90名の民間認可保育所が開園する予定です。「子供が豊かに成長できる環境を、地域全体で作りあげる白岡」を目標に、事業を進めていきます。』
・子育て世代に対して、情報をどのように伝えていくか
質問(渡辺そういちろう): 『子育てに関する情報を子育て世帯にどのようにPRしていくか伺います。PRについても、子育てをする若い世代をターゲットにした取り組みが必要です。対象者のニーズに沿った「実感される政策」を実行するとともに、子育て世帯への円滑な情報提供が重要であると考えますが、これに対する市の取り組みを伺います。』
答弁(子育て支援課): 『本年度9月より、子育て世代に向けた「子育て支援ガイドブック」を発行いたしました。子育て情報を見やすくまとめたガイドブックになっており、保育所や幼稚園などの施設を通して保護者の方々に配布しております。その他広報しらおかでも積極的に情報発信していきます。必要な方に必要な情報をタイムリーに届けられるよう、有効な情報発信媒体にも注目していきたいと考えています。』
白岡市のふるさと納税について(一般質問①)
・今年のふるさと納税の実績は?
質問(渡辺そういちろう):『白岡市のふるさと納税は、制度のリニューアル後、順調に寄付が集まっていると聞いています。ふるさと納税の本年度の実績について伺います。』
答弁(企画政策課): 『10月末時点で2,253件、40,105,000円と、当初の見込みを大きく超える寄付を頂いています。梨だけでなく、特別米や観葉植物、バラ、ラーメンなど新たな白岡市の看板商品の人気が高まっています。サイト上での返礼品の細かな説明や、メディアへの売り込みを積極的に行ったことが結果に繋がっています。』
(総務省「ふるさと納税」ポータルサイト)
・来年度の計画は?
質問(渡辺そういちろう):『好調である一方、本年度はふるさと納税の返礼品として用意した品物が、早い段階で品切れとなる状況がありました。白岡市のふるさと納税を受け付けるポータルサイト「ふるさとチョイス」では、人気の高かった梨、米、を中心に返礼品の品切れの表示が目立ちました。
特に梨や米等の農産品は、用意したい時に、すぐに用意できるものではありません。生産前の今の時期に、ある程度、ふるさと納税用の農産物の必要量を予測し、生産者の方々と調整をしていかなければなりません。計画性をもった準備を進めるべきと考えますが、来年度の事業推進に、どのような計画があるか伺います。』
答弁(企画政策課): 『返礼品増加への対応は今後の課題と認識しています。生産者、返礼品提供者のご理解を頂きながら、少しでも多くの特産品を確保し、計画性を持った準備を進めていきたいと考えています。』
・ふるさと納税をどのように地域活性化に結び付けていく?
質問(渡辺そういちろう):『このふるさと納税を生産者の育成や地域活性化に結び付ける工夫が必要ではないでしょうか。
例えば、若手農家を巻き込んで返礼品に工夫をすることで、新たな特産品の開発につなげることも考えられます。また返礼品として品物を送るだけではなく、農業体験など、人を白岡市に呼び込むような返礼品を加えて、観光や交流人口の促進に結び付けることも考えられると思います。
ふるさと納税が、通信販売のような納税制度になってしまったり、自治体間による豪華返礼品の競争に終始したりすることは避けなければならないと思います。この制度を、どのように地場産業の発展や地域活性化に結び付けていくか、市の考えを伺います。』
答弁(企画政策課): 『先日、野菜の詰め合わせをお送りした寄付者の方から、お礼と応援のお手紙を頂きました。その方はふるさと納税を通して初めて、白岡市と、白岡市の特産品を知ったとのこと。ふるさと納税を活用したPRが功を奏したものと考えています。今後は、新たな特産品の掘り起しや、若手事業者・生産者の支援にも結び付けていきます。
また、首都圏に位置するメリットを活かした農業体験についても、生産者団体と協議・検討していきます。
過度の返礼品合戦になるのではなく、白岡市の持つ魅力を効果的に伝えるために積極活用していきます。』
(※写真はイメージです。実物の返礼品とは異なります。)
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以上が概要です。加えて、ふるさと納税の寄付金は財源としては不安定なものなので、これに頼りすぎる事のないようにと提言致しました。
今回のふるさと納税の質問にあたっては、先輩議員の方にもアドバイスを頂きました。熱心なアドバイスを頂き大変勉強になりました。有り難いです。このふるさと納税は諸先輩の方々が制度のリニューアルに向けて尽力された経緯があります。
現在この制度が好調なのも、そういったリニューアルに尽力された方々、生産者の方々、そしてオペレーションを行っている職員の方々のご尽力の賜です。
実際に生産者の方とお会いしてみても、やりがいと誇りをもって、高品質な返礼品をお送りするよう日夜頑張っておられます。
そして、もちろん、市の職員の方々も様々なPR方法に工夫を凝らし、より良質な運営方法を心掛け、しっかりハンドルを握って頂いています。
この制度がさらに良い制度となるよう、私も私なりの観点から鋭意取り組ませて頂きます。
人権ふれあいコンサート 2015/12/12(土)
どの作文も立派な内容で、来場者の方々も感動していました。こういったテーマは大人たちが語るよりも子供たちが語る方が雄弁な時があります。5人とも人権問題の芯を捉えた素晴らしい作文でした。
後半には光明寺住職三浦さんのギターコンサートがあり、会場を楽しませていました。
「マイナンバー詐欺」にご注意ください! 2015/12/8(火)
また、マイナンバーに関連する議案も提出されています。他市では、自治体が独自にマイナンバーを使用する所もあるようですが、白岡では現時点でその予定はないようです。
11月から配布が始まったマイナンバーですが、始まってみると、情報漏洩もそうですが、もしかしたらそれ以上にやっかいなのが「マイナンバー詐欺」です。
「マイナンバーが外部に漏れた。変更するのにお金がかかる。」という電話で口座番号を教えてしまってお金を取られる被害が増えています。中には市の職員を装って訪問してきて詐欺を行う事もあるそうです。
市がマイナンバーに関する事で、口座番号・個人情報を聞くことは一切ありませんので、ご注意ください。通知カードの配達員が料金を請求することも一切ありません。
「マイナンバー」という言葉がでてくる電話や訪問は詐欺ですので、周りの高齢者の方にもお声掛けください。市の方にも、注意喚起を促すよう要望したいと思います。
いじめ対策のための条例、だが・・ 2015/12/4(金)
2011年に起こった大津市中2いじめ自殺事件など深刻化するいじめ問題をきっかけに、国は「いじめ防止対策推進法」という法律を作りました。この条例はその法律をもとに、各自治体で施行される条例です。
いじめ防止対策推進法は、「当時者の視点」と「いじめに対する現実的な対処法」が抜け落ちている点で、すばらしい内容の法律とは言えませんが、とにかくこの法律をもとに、各自治体で続々と条例がつくられています。
簡単に言うとこんな条例です。いじめを防ぐための調査委員会をつくり、もしも深刻ないじめ(重大事態と呼びます)が発生したら、調査委員会と再調査委員会で調査しよう、という条例です。
流れはこうです。①深刻ないじめが発生する(重大事態)→ ②調査委員会が調査する→ ③調査結果を市長に報告する→ ④さらに再調査委員会が調査する→ ⑤重大事態に対処+議会に報告する。
日本全国どの自治体もだいたい同じような内容です。深刻ないじめには迅速で確実な対処が必要だというのに、これでは調査している間に事態が悪化してしまいます。また、「重大事態」の定義も曖昧です。被害者が重大事態を主張しても、学校側が重大事態ではない、と判断したらどうなるのでしょうか。
議会の質疑では一般質問と違って、自分の意見を言えないというルールがありますので、まず、以下の事を問いました。
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◆1. 調査委員会の独立性について
Q そもそも調査委員は重大事態をどのように把握するのか?
→ A基本的には学校から報告を受ける
Qそれが重大事態であるかどうかの判断はどの機関が行うのか?
→ A教育委員会が判断する
Qこの調査委員会は教育委員会の中に設置されるとのことだが、独立性、公平性、中立性をどのように確保するのか?
→ A調査委員に幅広い人間を入れ、独立性を確保する。
◆2. 学校現場との連携について
Q近年はいじめを学校で抱え込むケースが多数ある。学校との情報共有や連携は?
→ A学校との連携や情報共有は密にして迅速な対応を心掛けている。保護者から教育委員会に直接いじめを申し立てる事もできるようにしている。
◆3. 専門家の参加について
Q 法律、心理、医療などの専門家はこの調査委員会に加わるか?
→ A専門家に参加して頂く方向で進めたい。
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質疑の中でも言いましたが、いじめを学校や教育委員会が捉えきれない、または隠すという事例が全国には多数あります。もちろん教師がいじめに加わるケースもあります。
今の白岡市に無くとも、全国にそういった事例がある以上、調査委員会の独立性は保たれるべきで、もっと、風通しの良さと迅速性が必要だと思っています。
だいたい、いじめられる子は、親や教師には言えません。ろくな対処はできないと諦めていますし、加害者からの報復が怖いという理由もあります。警察は基本的に民事不介入ですので、法律違反が無ければ動きません。
そこで気になるのが、2点。深刻ないじめをどのようにキャッチするか、いじめが発覚した時にどう対処するか。
国の法律では、いじめの対処方法について、「いじめが起きたら被害者と加害者の教室を別々にする」などと意味不明な事を言っていますが、この対処方法こそもっと専門家の見地から詰めなければならないと思います。
結局のところ、加害者に対して、子供だからといって甘くしてはダメです。度を過ぎたいじめは常識的に判断できます。いじめを通り越して犯罪になってしまっているものもありますので、そういうものはしっかり犯罪として押さえなければなりません。加えて、地域の住民が地域の教育にもっと目を向けることも重要だと思っています。
議案を提出した市側も審議する議会側も思いは同じです。これが少しでも有効な条例になるよう、まだまだ委員会での審議が続きます・・・