先日ブログで書いた地域道路の予算の事で他の議員さんから指摘を頂きました。
地域道路の新設改良費が600万しかないとブログに書いたところ、「道路予算が600万なわけがない!少なすぎる!」との指摘がありました。わかっていて言っているのか、本当にわからないのか知りませんが、とにかく見当違いです。
少なすぎるってそりゃ当たり前です。道路の予算が600万な訳ないでしょう。指摘をするならもっとしっかり自分のブログを読んで確認してからにしてほしいと思います。
自分が問題視しているのは、地域道路の「新設・改良」費用です。つまり「新しく道路をつくる予算」が少ないと言っているのです。
道路の予算というのは、いくつか分類されていて、道路に穴が開いた時など道路を補修するための「道路維持費」や都市計画に関わる大きな道路をつくるための「都市計画道路費」など色々と項目があります。
自分が指摘した「道路の新設改良費」はそうした道路費の中で、砂利道を舗装して改良したり、地域の新しい道路をつくったりする予算です。それが少ないと言っているのです。
ちなみに自分が市議会議員になった2015年はこの予算が2億837万9千円付けられていました。12か所、砂利道の舗装や側溝の整備などが進められていました。この予算が今年は600万になってしまったというわけです。(正確には590万円)
市民の方からの指摘であれば全然かまいません。予算書は読みにくいし、よくわからないところがあると思います。しかし議員は「プロ」なんですから、もっとしっかり予算書を読み込んでほしいと思います。
また、さらに言えば今年度は白岡駅の西口線の予算も1290万円しかつけられていません。西口整備は重要な事業ですが、たったこれだけの予算で一体何が進むのでしょうか。(白岡駅西口線道路改良事業)
今年度予算は完全に前年踏襲の予算であり、「新しい取り組み」に対する予算が少ないというのが私の印象です。ブログで指摘した道路予算はその一例にすぎません。
もちろん大前提に白岡市の財政が厳しいという状況があります。そうした状況を踏まえて、議会の場で「経常経費の抑制」や「多様な財源確保」の取り組みを進めるべきと提言させて頂いたところです。
今回の件、誤解されてはいけないのでここで説明させて頂きました。ご連絡頂ければ、いつでも詳しくご説明いたします。自分はこれからも是々非々(良い所は良い、悪いところは悪い)の姿勢でチェックしていきたいと思います。