市内の梨農家を訪問 2023/3/10
市内の梨農家を訪問しました。40代の若手農家さん。昨年のひょう被害の時に、ご相談を頂いた農家さんのうちの一人です。ひょう被害への対応については、ふるさと納税を使った支援や防ひょうネットの補助を市に要望してきました。どちらも実施が決まり、今日会った彼も補助制度を使って防ひょうネットを購入したそうです。おかげで安心して農作業ができる、と話してくれました。

今日は梨の木の剪定を行っていましたが、最近の温暖化の影響で、梨の作業全体のスケジュールが早まっているそうです。何年か前までは、4月の10日過ぎから交配を行っていたが、今はもっと早く準備を進めないといけないとの事。締切日を早められたようだと言っていました。

自然を相手にする農家さんは予期せぬ事態が起こることも多く、一筋縄ではいきません。白岡では年々、梨農家さんは減ってきています。若手農家さんに意見を聞くと、ブランド化や販路開拓に力を貸してほしいという声もあります。都市に近い農業の支援の在り方についてはもっと戦略が必要だと思います。若手農家さんと一緒に何か新しい取り組みができないかと考えています。