新図書館の3つの役割 2018/3/5(月)
新図書館の外装工事がほぼ完了しました。オープンは10月1日に決まり、これから内装などを仕上げていきます。
この新図書館には3つの役割があります。
まず一つ目が図書館としての役割です。
1階と2階を合わせて15万冊以上の図書を配架する予定です。おもに本の貸し出しのみを行う今までの貸し出し型の図書館から、一歩進んで、来館者の調査や学習・研究を積極的に支援する「レファレンスサービス」に力を入れた図書館を目指します。

二つ目はホールとしての役割です。最大500席の多目的ホールで、講演会や式典などのイベントに使用できます。これは音楽や演劇などに特化したいわゆるコンサートホールとは異なり、様々な市民活動で活用するイメージの多目的ホールになります。

三つ目が資料館としての役割です。白岡の歴史や郷土史など文化の基礎となる資料をここに揃えます。市にとって重要な役割です。資料館は一階に位置します。全世代にわかりやすい展示を目指し、「触れる展示」など楽しめるアイテムも設置される予定です。

この3つが融合して一体的なサービスを提供する所に、白岡の新図書館の最大の特徴があります。例えば、図書館と資料館を行き来して調べものをしたり、図書館とホールを一体にしたイベントを開催したりする事が考えられます。
最近の公共図書館は、こういった資料館や子ども関係の施設など色々な機能が備わった融合型の図書館が増えています。
いずれも、やはり肝心な事は運営です。施設の成功には運営部分にも多くの努力が必要です。是非、色々なご意見をお聞かせください。