今年も一年を振り返ると様々な事がありました。
今年は第6時総合振興計画(10年計画)のスタートの年でもあったので、白岡の次の10年に向けた取り組みが少しずつ進んだ年でした。
一般質問で取り上げてきた「市役所のデジタル化」も前に進み、4月に市税のキャッシュレス決済、最近では住民票のコンビニ発行なども始まりました。
また議会では、デジタル機器利用のルールを作る委員会の委員長として、議会のペーパレス化を進めてきました。来年からは本会議でもパソコンやタブレットを持ち込めるように規約づくりを進めています。
6月にはこれまでにない「降雹」が市内農家を襲い、梨などの被害がありました。市長に支援策を要望し、補正予算で支援策が決まりました。自然災害や物価高騰で農家の皆様には大変な一年だったと思いますが、今後も農業支援の在り方について考えていきたいです。
7月には会派の仲間議員と一緒に進めてきた「路線バスの取り組み」が結実しました。バスという公共交通が無かった白岡にとっては大きな事業だったと思います。こうした動きをすると賛否両論が巻き起こりますが、否定的な意見にもしっかり耳を傾けて、着々と事業の改善を行っていきたいと思います。
9月議会では埼玉東部消防組合の規約変更について、白岡市議会で決議を行いました。「白岡消防署の改修」が予定されていますが、この改修費を白岡市単独ではなく、消防組合全体で出す事が必要だと考えています。消防組合の議員だった頃、共通経費化することを訴えてきました。白岡市議会でもその事を求める決議を出しましたが、最後は市長の踏ん張りが重要ですので、組合との交渉を進めてほしいと思います。
10月には白岡中央総合病院とすみれ会の皆様と「医療フォーラム」を開催。地域医療について市民の皆様と話し合う機会を創れたことはとても有意義だったと思います。皆様からも大好評でしたので、今後も地域の医療に関心を持ってもらえるような機会を創っていきたいと思います。
12月、市役所の新たな組織図に「施設再編」の部署をつくる事が発表されました。以前から学校など公共施設の老朽化に早急に対応が必要と問題提起してきました。具体的に施設更新を検討する部署ができた事は重要な一歩です。学校の老朽化対策は待ったなしの課題ですので、先送りにせずに進めてほしいです。一元的に施設更新に取り組むためにも、当該部署のリーダーシップに期待したいと思います。
一年を振り返ってみると、様々な動きがあった年でした。来年はさらに活動を活発化させていきます。