ピノ保育園の竣工式 2016/3/30(水)

昨年の白岡市の待機児童数は4月の集計で13人、その後10月の集計で29人となりましたが、90名収容のこの保育園ができると、予約は満杯になり、それでもまだ待機児童が出ています。国の基準の待機児童数の測り方では正確な数を把握する事ができず、潜在的な待機児童はたくさんいます。また施設とともに保育士の数や待遇を改善していかなければならない問題もあります。白岡市の保育環境を量と質の両面から高めるために、少しでも多くの現場の声を集めていきたいと思います。
ピノ保育園の竣工式 2016/3/30(水)
昨年の白岡市の待機児童数は4月の集計で13人、その後10月の集計で29人となりましたが、90名収容のこの保育園ができると、予約は満杯になり、それでもまだ待機児童が出ています。国の基準の待機児童数の測り方では正確な数を把握する事ができず、潜在的な待機児童はたくさんいます。また施設とともに保育士の数や待遇を改善していかなければならない問題もあります。白岡市の保育環境を量と質の両面から高めるために、少しでも多くの現場の声を集めていきたいと思います。
文化庁移転と縦割り行政 2016/3/27(日)
文化庁の移転ももちろん大事なのですが、何よりもまず「復興庁」を東北に移転させて、震災復興を加速させるべきではないかという考えが浮かびます。復興庁が霞が関にどっしりと構えて東北からの陳情をお待ちしますよというスタイルではなくて、東北に力強い復興の核をつくり被災地の現実に寄り添った施策や意思決定を行うことができれば、復興のスピードが変わってくるはずです。しかし、被災3県からは提案がなかったそうです。
実際のところ、復興といっても、例えば住宅や道路などを整備するのは国土交通省、除染に関しては環境省など、予算と権限が各省に渡っていて、復興庁のみが移転してきても効果を発揮できないという考えがあるようです。つまり復興庁には独自で復興に関する横断的な施策を実行する権限が無いという事になります。
地方分権や地方創生をもちだすときに、ここは重要なポイントです。東北だけでなくて、地方自治体も同じです。本当の分権とは何なのか。結局のところ、この「縦割り行政」を超える力が、どこかで必要なのではないでしょうか。地方分権や地方創生は、単なる機能移転ではなくて、地方が持っている力が本当に動くシステムを構築していくことが必要なのではないかと思います。
ずいせん長寿村の竣工式 2016/3/25(金)
内覧会で施設内を見学させて頂きましたが、中もとてもきれいで清潔、広々とした施設になっています。全ての部屋に大きな窓が設置され、太陽光が取り入れられているのが印象的でした。所々に「彦兵衛」「野牛」など白岡市の地名にちなんだ部屋があり、地域の方が親しみを感じる工夫も施されていました。
日本は急速な高齢化が進む中で、長寿国とよく言われますが、実は病気や不調無く過ごせる期間、いわゆる「健康寿命」は意外と短く、寝たきり期間などの不健康寿命が長いとされています。これは国の課題であると同時に自治体の課題でもあります。健康で元気に、高齢になっても、生活の質を落とさず快適な生活を送る「クオリティオブライフ」が実践できるよう、こういった施設とともに政治も丁寧に取り組んでいかなければならないと感じました。
南小学校、卒業証書授与式 2016/3/24(木)
小学校での学校生活は6年間と最も長い時間です。小学生の頃の思い出は大人になった今でも鮮やかに思いだす時があります。
卒業生の皆さんは入学した頃と比べたら、この6年間で心も体も大きく成長されたと思います。新しいステージでも、小学校で経験した事を活かして、様々な事にチャレンジして頂きたいと思います。卒業生の皆さま、そして保護者の皆さま、ご卒業誠におめでとうございます。
3Rの推進 2016/3/22(火)
「分ければ資源、混ぜればごみ」の掛け声で、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進している当組合ですが、近年は一般家庭のごみの減量化が進んでいます。しかし、店舗・会社・工場など事業者が出す事業系のごみは5年程前から増加傾向にあります。
減量化だけでなくリユースとリサイクルを進めるために、環境センター隣にあるエコプラザでは再使用可能な家具などを抽選販売しています。新品同然のものも多く、中には面白いものもありますので、イベントが実施された際には是非、立ち寄ってみてください。
シラオ仮面、爆誕 2016/3/18(金)
「シラオ仮面」は昨年6月に、市内の中高生などを含む選定委員による人気投票で、一般公募から選ばれた市の公式キャラクターです。議員達もこの日は初対面です。
おぉ・・・これは・・・
着ぐるみじゃなくてまさかの全身タイツ・・・
ツッコむ所が多くて何から手をつけていいかわかりませんが、ひとまず市に伺った事と提言した内容を記します。
Q:なしべえ、なしりんがいるのに、なぜまたシラオ仮面を作ったのか?
A:なしべえ、なしりんは基本的には商工会のキャラクターであるので、市が使う際に使用に制限がある。市が自由に使えるキャラクターとしてシラオ仮面を作成した。
Q:どういった活動をさせるのか?
A:今後、市のイベントにも参加する予定。また様々な商品のパッケージにシラオ仮面のイラストを使用したり、SNSやPR動画などで活用したりする。
提言:キャラクターを作ること自体が目的になってはならない。あくまでキャラクターは手段なので、それを用いて何を行うかが重要。せっかく作ったのだから、積極的に様々な場面に送り出して、効果的な役割を担わせてあげてほしい。
提言:例えば、安心安全に関する政策を充実して、安心なまちをシラオ仮面と共にPRするとか、子育て環境を整備して、シラオ仮面が子どもを見守るまちだとPRするなど、政策とPRを一体にして地に足を付けたプロモーションを行ってほしい。
提言:「いとおかし、しらおかし」のキャッチフレーズ、「なしべえ、なしりん」、「シラオ仮面」と、プロモーションに統一感が欠け、矢印の方向がどこに向かっているのか分からなくなってきた。白岡市は、誰に向かって何をPRするのかもう一度しっかり見定めてほしい。
女子栄養大学とのコラボが始まる 2016/3/16(水)
白岡市は今年から女子栄養大学とコラボで、特産品の開発を始めます。大学との連携事業は白岡にとって初の試みです。今日の講演会はその取り組みの初めの一歩となります。
講師の高城孝助氏は外食大手を経て、現在は女子栄養大学教授として活躍中の食の専門家です。これまで、マルちゃんの「赤いきつね」などヒット商品の開発に携わってこられました。
講演は主に、マーケティングについて。顧客視点の持ち方や、企業のブランド作りの話、また女子栄養大学が開発した特産品の紹介もありました。女子栄養大学はこれまで様々な企業や自治体とコラボをしています。 学校給食に地場産物を活用したメニューの開発や、ファミリーマートとのコラボによる「海と畑のサラダ」の発売、等々。
産官学の連携は、自治体にとって「マーケット感覚」と「専門的知見」が取り入れられる絶好の機会です。白岡市もこの機会を活かす事で、今まで無かった視点から特産品の開発、農業の6次産業化を進めることができるのではないかと思います。
南中学校、卒業証書授与式 2016/3/15(火)
卒業生の皆さんは本当にたのもしく、立派な姿を見せてくれました。代表挨拶や合唱も心のこもった素晴らしいものでした。今日で義務教育が終わり、これからは大人への階段を一歩一歩登っていきます。今まで以上に嬉しい事や楽しい事がきっと待っています。また、つらい事や困難もありますが、皆さんならきっと乗り越えていくでしょう。
日頃からやさしく見守ってくれているご両親や先生への感謝を忘れず、それから、隣にいる友人を大切にしてください。ご卒業おめでとうございます。
新図書館の設計について (一般質問) 2016/3/14(月)
Q: 学習室は確保されるか?
A: 39席の個人学習室を用意する。またそれ以外にグループ学習のための部屋を用意する。
Q: カフェは設置されるか?
A: 入口のそばに簡易的な休憩所を設置する予定。(コンビニにあるカフェのようなイメージ)
Q: 図書館、多目的ホール、資料館、すべてが一階に集約されている理由は?
A: 3つの機能が一体となったサービスを作りだすことを目的としている。一階はある程度、音やざわつきを許容した空間とする。ホールと図書館、また図書館と資料館が一体となった企画の実施を想定している。
Q: 多目的ホールの利用イメージは?プロの公演などが行われるものか?
A: 基本的には市民活動のためのホールとなる。プロ仕様の音響整備などは備えない。
Q: 多目的ホールの楽屋はどこになるか?
A: 1階のグループ学習のための部屋、または2階の音楽スタジオを使用してもらう形になる。
Q: 多目的ホールは常に利用者がいるわけではない。多目的ホールが使用されていない時、一階のメインフロアには有効活用されない空間、いわゆる「デッドスペース」が生まれてしまうのではないか?
A: 多目的ホールを3つの部屋に分けて、利用しやすさに配慮している。3部屋一体で使用されることは少ないと思うが、集会室など小分けする事によって、様々な用途に使用できるホールを目指す。
「健康×地域活性化」の取り組みを (一般質問) 2016/3/13(日)
そういった問題を解決するために、「健康マイレージ制度」を導入する自治体が増えています。「健康マイレージ制度」は、健康イベントに参加したり、健康診断を受けたりすることで、ポイントを受け取り、一定のポイントが溜まると地元商店の割引券や自治体が用意したプレゼントと交換できる制度です。こういったインセンティブがあれば、楽しみながら健康増進に取り組む事が可能となります。長期的な医療費の削減と地域活性化の観点から、この「健康マイレージ制度」の導入を提案しました。
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質問(渡辺):「健康マイレージ制度は、国が取り組んでいる『スマートウェルネスシティ』プロジェクトの一環として、全国の様々な自治体で取り組みが始まっている。厚労省の試算によれば、日本人が歩くことで削減できる医療費は一人一歩あたり0.0014円となり、日本人が今より3000歩多く歩く事で、年間2700億円の医療費削減が見込まれるとされている。本市においても高齢化に伴い、医療費の高騰は避けられない課題だが、『健康マイレージ制度』の導入で市民が気軽に参加できる仕組みを作ることで、市民の健康づくりを後押し、長期的な視点から医療費の削減と、地域活性化に結び付けられないか。」
「スマートウェルネスシティ」とは市民の健康づくりを積極的に後押しする自治体のこと
答弁(健康増進課): 「当市では健康増進計画に基づき、『はぴスイッチ計画』『梨なしキャンペーン』を実施しているが、健康づくりに関心のない方が多いのも事実。議員提案の『健康マイレージ制度』は、日ごろの健康づくりをポイント化し、積極的な参加を誘導し、無関心層に生活習慣の改善を促すことができる、またポイントを地域経済に還元できれば、地域活性化にもつながると考える。当市では、本年度から、がん検診を実施した方に、健康グッズを贈呈する試みを始める。ポイント制については医療費の削減の効果などを調査した上で、実施を検討する。」
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高岩公園について、防災の観点から。(一般質問) 2016/3/12(土)
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質問(渡辺):「高岩公園は雨天時に、新白岡地区の雨水を溜める調整池としての役割を持っている。つまり冠水する事があらかじめ想定された公園と言える。しかしその高岩公園が、当市では避難場所に指定されている。調整池として遊水機能がある公園を、避難場所として指定することは適切とは言えないのではないか。」
答弁(安心安全課): 「議員指摘の通り、高岩公園は南側の調整池と一体なって遊水機能を持つため、冠水する場合がある。この度、市では、更なる防災体制の強化を目指し、防災計画の見直し・改定を行った。今回の改定で、高岩公園は『地震に対応した指定緊急避難場所』とした。大雨など水害時の指定緊急避難場所としては指定しない。」
(南側の調整池)
質問(渡辺):「しかし地震と洪水が同時に来る可能性もある。災害時は平常時のような冷静な対応ができるとは考えにくく、できるかぎりスムーズで混乱のない行動がとれるような環境づくりが必要だ。そこで高岩公園が雨天の際に冠水の恐れがあるという事を市民にしっかり周知すべきではないか。万が一の災害で避難する際にも、情報不足による問題が起きないように、公園利用者や周辺住民に対して周知を徹底すべきと考えるが。」
答弁(街づくり課): 「議員提案の通り、市民に対して周知をする事は必要と考える。HPの見直しに合わせ、その旨を記載し、周知を行う。また加えて、公園に案内看板を新たに設置し、その中で概要を記載して周知を行う。」
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以上です。市のHPの避難場所一覧も更新されました。災害が起きた際、避難場所の過信は禁物ですが、自治体が様々な状況を想定し、より安全性の高い避難環境を整備することはとても重要です。東日本大震災から5年が過ぎましたが、震災の教訓を踏まえた防災環境の細かな見直しが今一度必要だと考えます。
私の所属する総務委員会では、来月、市内の危険個所を全て視察する事を決めました。まずは自分たちの足元から見直していきます。
(※その他高岩公園のグラウンド整備についても質問しましたが、その事については後日ご報告します。)
未来への投資 2016/3/8(火)
まず民間認可保育所として、ピノ保育園が野牛地区にオープンします。白岡の待機児童数は昨年は29人となっています。ですが、この数字を正確に出すことは困難です。以前も書きましたが、待機児童に関しては需要が供給を生むだけでなく、供給が需要を呼ぶ構造があります。「預けられる保育所があるなら、自分も子供を預けて働きたい」と考えている方はたくさんいらっしゃり、潜在的な待機児童数というのは単純に測れません。
また、こども医療費を18歳まで無料にする案も提出されています。この施策は2017年から実施予定となっており、県内自治体では5番目の実施となります。市の年間の医療費負担は2100万円を想定しています。
その他主なものとして、学童保育所の新設、子どものショートステイ事業も計上されています。
ついこの間、「保育園落ちた・・・」と書いたブログが話題になりました。確かに私もオリンピックなど国を上げた巨大事業に予算をつぎ込むよりも、少子化対策に充てた方が意義があると考えます。(オリンピックそのものに反対はしませんが優先順位として。)施設だけでなく、保育士の待遇、人手不足の問題も深刻です。子どもの教育環境の向上などやるべきことはいくらでもあります。
エマージングな高度成長期のように、国全体で夢を描く時代は過ぎました。これからは自治体が各々の夢と熱意と工夫を持って住民の生活の質を上げていく事、暮らしやすくしていくことが重要です。その中において子育てや教育は、自治体の未来に直結する、いわば未来への投資ですので、しっかりとした予算をつける事が必要だと考えています。
是々非々の姿勢で臨む 2016/3/7(月)
行政など公権力に対して何か不服があるときは、「異議申し立て」を行うわけですが、今まではその申し立てに対しては、担当課が対応をしていました。しかし、それでは公平性が確保できないので、これからは審査会を設けて委員が対応する、との事。
審査会の委員は3人、市長が任命し、委員の報酬は一日34300円となっています。(会長34300円、委員は28900円、費用弁償一日1300円)
この議案には、「反対」させて頂きました。報酬が高すぎるからです。
一般的感覚からして、一日34300円というのはとても高額です。近隣市の審査会を見ても、蓮田市は委員6200円、久喜市でも委員15000円となっています。
委員は弁護士であるため高額に設定したとの事。しかしこの不服申し立ての業務にはこの委員以外にもまた別に法務嘱託職員という別の弁護士が日当20000円で手続きを行います。加えて白岡市は顧問弁護士も雇っています。それら弁護士が兼務できないのか、という疑問が生まれますが、兼務はできないとの事です。委員は市長が任命するが、公平性は確保できるのか?という疑問もあります。
財政状況が厳しい中、大盤振る舞いな金額設定と言えますし、これをOKすると、今後は、他の委員も高額になり、惰性が生まれる可能性があります。
この案は修正の余地有りとし、これから開かれる本会議の審議においても、「反対」させて頂きます。
議員には行政をチェックするという重要な役割がありますので、今後も是々非々の姿勢で臨ませて頂きます。
一般質問のテーマ 2016/2/27(土)
今回は3つのテーマで質問します。1問目は高岩公園について、主に防災の観点からの質問です。2問目は白岡市と女子栄養大学の包括協定について、3問目は新図書館(新生涯学習施設)についての質問になります。特に新図書館については秋から工事が始まりますので、設計についての一般質問は実質、今回が最後かもしれません。緊張感を持って取り組みます。
今週から3月議会が始まります。2016/2/23(火)
議会が始まる何日か前に、予算書が届けられるのですが、今回はかなりボリュームがあります。先日は議員同士で予算書の読み合わせも行いました。予算の数字を見てみると白岡市の様々な姿が浮き彫りになってきます。これからさらに細かく見ていく所ですが、今年は白岡市にも様々な動きがあるので、それが予算書にも表れているように感じます。
29日からは一般質問も始まり、自分の質問は29日の午後になりそうです。多岐に渡る議題について議論が始まります。気を引き締めていきます。
地域のそば打ち大会 2016/2/21(日)
今日は自分も蕎麦打ちに挑戦しました。が、この日は風が強くて、打ってるうちに蕎麦がどんどん乾燥していきます。こういう日でも、やっぱり打ち慣れている方は、手さばきが違います。打った後は、皆さんでおいしく頂きました。地域の事についても色々と話し合ういい機会となりました。
大山と菁莪の少子化 2016/2/5(金)
会議の中で、大山小学校の複式学級化の話題が出ました。大山小は生徒数が全体で73名、本年度の新入生は8名。来年から2、3年生が複式学級になることが想定されます。菁莪地区も少子化による生徒数減少が進んでいますが、特に大山地区はその傾向が顕著です。
大山地区の人と話すと、「東京と地方の関係だけではなく、白岡市内でも一極集中は起きている。駅の周りばかり人が増えて、大山は忘れられる。」という相談を受けます。
なによりもまずは、今、大山小学校で学ぶ子供たちに平等な教育が行き届くよう細心の注意を払っていかなければなりません。それに加えて、今後の大山・菁莪のグランドデザイン、将来像を描いていく必要があります。
両地区には可能性があります。例えば大山地区には圏央道という起爆剤があり、活かしようによっては白岡市全体の財政を引っ張り、人口減少を抑える程のポテンシャルを持っています。また菁莪地区は白岡・宮代線と新図書館を活かして人の流れを創っていく事が考えられます。
大山と菁莪に光を当てていくのは政治の大きな役目です。白岡市全体のビジョンと共に、この両地域のこれからについても方向性を示していかなければならないと強く感じています。
ランチタイムコンサート 2016/2/5(金)
毎月お昼に市役所で開催されるランチタイムコンサートですが、今回、福原元教育長からお誘いを受けて、出演させて頂く事になりました。当日は雪でしたが、聴きに来てくださった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。
今月、2月16日のお昼には、福原元教育長がご夫婦でオカリナを演奏される予定です。ご夫婦の息の合ったアンサンブルを聴かせてくれると思います。お時間ある方は、是非お気軽に市役所まで!
(友人のピアニスト桐栄哲也氏とデュオ)
新図書館の「姿」が見えてきました。2016/1/28(木)
特に内部設計ですが、以前発表された提案図から変更された箇所があり、多くの疑問点や問題点が生まれました。この事については、また後日詳しく書きたいと思います。
この日の会議では様々な質問や意見が出て、休憩も忘れて議論を行いました。とても一日で、全ての疑問や問題を解決することは不可能ですので、今後も執行部側と議論を詰めさせて頂くことになると思います。
この時代に、大きな予算をかけて新しい公共施設を造るわけですから、中途半端な事はまかり通りません。あらゆる角度からのシミュレーション・検証が必要です。この施設は将来世代も使っていくものですので、気を抜けば、これが負の遺産になってしまう事もあるのです。秋の工事に向けて、さらに気を引き締めて取り掛かっていきます。
地方創生にビッグデータをどう活かすか 2016/1/27(水)
地域の人口動向や産業構造、企業の取引情報など具体的なデータを閲覧することができ、他自治体と比較する事もできるなど、地方創生に利用されるために作られたものです。
例えば「地域経済の活性化」や「観光の促進」を目指すといった時に、このリーサスを通して客観的なデータを把握して、目標を具体化していく事が推奨されています。地域を活性化するには、ビッグデータ(大量のデータ)を利用して、論理的かつ具体的な政策を立てるべき、という事のようです。
このリーサスは誰でも閲覧できます。閲覧はGoogle Chromeのみで可能。中には自治体職員のみしか見られない項目もあります。メニューには「人口マップ」「観光マップ」「自治体比較マップ」などが並びます。
例えば、「人口マップ」を見てみると、人口増減や人口構成、将来人口推計などをマップ化、グラフ化してくれます。白岡の人口も現在は増加していますが、今後は減少が予想されています。
産業マップでは、何の産業が市を支えているか、何の産業が市民所得の基となる付加価値を生んでいるかなど産業構成を垣間見る事ができます。稼ぐ力の分析や黒字企業比率・創業比率といった産業比率を、他自治体と比較することも可能です。
その他「観光マップ」ではどの地域から人がよく訪れるかなども確認する事ができるので、地方では観光戦略に利用している自治体もあります。
白岡市も、現在、将来の推定人口を予想した「人口ビジョン」と「まち・ひと・しごと総合戦略」を策定しています。少子高齢化による人口減少に歯止めをかけると共に、東京一極集中を是正していくという困難を極める計画です。
地方創生はややもすると抽象論や理想論に終始してしまいますので、リーサスだけに限らず、こういったビッグデータを客観的に確認しながら、論理的に計画を策定していく事もこれからは必要です。