12月議会の報告① 2022/12/24
12月議会が全て終わりました。今議会では19の議案、1つの請願と1つの議提案が審議されました。今回審議された、いくつかの議案についてご報告します。
◆行政組織の改編
市の組織が一部組み直され、新体制で市政運営が行われます。今回の改編で新たにつくられた主な部署は、DX推進課(市のデジタル化を推進する)、交通政策室(のりあい交通を含めた市全体の公共交通を検討する)、施設再編担当(公共施設の再編等に取り組む)などです。形だけでなく実際の問題解決が進む事を期待しています。
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◆職員の定年の延長
白岡市の職員の定年はこれまで60歳でしたが、今後は定年を65歳に引き延ばします。(令和5年から段階的に毎年1歳ずつ、令和13年に最大65歳まで引き上げるとの事です。)
◆個人情報の共通ルール化
自治体が個別に定めていた個人情報保護条例が、全国で共通ルール化されます。個人情報保護ルールはいくつも存在し、自治体でばらばらだったために「2000個問題」とも呼ばれ、データ連携・活用を阻害する要因にもなっていました。個人情報保護の全国的な共通ルールができましたが、部分的には自治体が独自性を出せる所も残されています。
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◆学童保育所の指定管理者の決定
市の学童保育所の運営を、引き続き「シダックス大新東ヒューマンサービス」に委託する事になりました。同社による運営はこれで6年目になります。自分は以前から保育所の運営について、モニタリング制度の充実が必要と意見しています。「市として運営を任せきりにするのではなく、運営評価や監査、モニタリングをしっかり行ってほしい」と提言しました。学童保育所の運営については保護者アンケートなどをもとに課題を見つけ、改善を行っているようです。市の職員も現場に足を運び保護者等の声を聴くなどをして運営の充実を指定管理者とともに図っていくとの事です。
◆学童保育所の新設
南小学校に南第三児童クラブが新設されます。市内の学童保育は待機児童も出ていますが、南小学校の待機児童はこの学童クラブで解消される見込みです。ただ白岡東小学校では待機児童が発生する見込みですので、市としては今後、教育委員会や学校と相談し、順次整備を進めていくとの事です。