今年は議会の委員会の改選があります。今日は会派のメンバーで集まって、それぞれ、どの委員会に所属するのかを確認しました。白岡では総務委員会と、文教厚生委員会と産業建設委員会の主に3つの委員会で議案審議を行います。(それ以外に議会運営委員会と議会広報委員会があります。)
自分は昨年と変わらず総務委員会に所属します。
議員になる前はずっと文教厚生委員会に入りたいと思っていました。文教厚生委員会は教育や福祉などの政策を中心に取り扱います。新図書館について重点的に取り組みたかったので、ここを第一希望にしていましたが、人気が高くて入れませんでした。
その結果、総務委員会に入ったんですが、いざやってみると、非常にやりがいのある委員会だと気づきました。財政、防災、シティプロモーションなど守備範囲も広くて、重要政策も数多く取り扱います。その魅力に気づいて(笑)今年は総務委員会を第一希望にしました。(継続して取り組みたかった事もあります。)
国会なんかでは委員会中心主義という言葉があります。(アメリカの議会もそうですね。)議案の審議を本会議で行う本会議中心主義に対して、委員会中心主義ではいくつかの少人数の委員会に分かれて、それぞれで議案審議を行います。ここでは委員の専門的な知識をもとに議論が行われます。各分野ごとに委員会を置いて、議案審議の効率化を図るわけです。
白岡市でも議案はまず本会議に上程され、議案の説明と質疑が全員の前で行われた後に、それぞれの委員会に分かれて細かい審査を行います。
各委員会での調査と審査が終了したら、議案は本会議に戻り、各委員会の審査結果が全員の前で報告されます。それに対してもう一度質疑を行い、最終的に討論をして、採決となります。
自治体に議会は必ず置かなければなりませんが(憲法上)、委員会の設置は任意です(地方自治法上)。本会議中心主義、委員会中心主義はどちらも一長一短のところがあります。委員会での審議は、専門性や効率性を発揮する事には効果がありますが、審議の過程は議会の外から見たら、見えにくいものだろうなと思います。
各議案に対してどういった議論が行われたのか、どういう過程で議案が賛成、または反対になったのか。これからはそのあたりもブログの方でお伝えできればいいなと考えています。