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白岡の待機児童対策② (12月議会一般質問)

「多様なチャンネルによる待機児童対策を」
 

Q渡辺:待機児童で今困っている方には、素早い対応が必要だ。迅速かつ柔軟な対応が求められる。そこで市内の空き家や空き店舗を有効活用し、従来の保育所新設と並行しながら、補完するようなかたちで保育サービスの充実を図れないか。空き家など既存物件を活用した小規模保育などは、従来のアプローチで保育所を新設するよりも、短期間で機動的に開園まで進めることが出来る。待機児童問題に臨機応変に対応できる可能性がある。小規模保育事業や一時保育事業などニーズに応じた開園を素早く行い、きめ細かく待機児童に対応すべきと考える。従来の施設整備だけでなく、様々な手法を駆使した保育の受け皿づくりを進めていく必要があるのではないか。

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小規模保育事業とは・・・少人数で行う保育のこと)

 

 

 

A子育て支援課:現在、当面の待機児童対策として、白岡市西地区に新しい保育所を開設する予定をしている。引き続き、民間の保育所を誘致し、安心して子供を産み育てられる環境を作っていきたい。また議員提案の空き家を活用した保育サービスの提供については、非常に有効であると考えている。空き家の調査などを踏まえて、保育の充実に向けて、既存の建物の有効活用を検討していきたい。

 

 

 

「量だけでなく質を高める取り組みを」
 

Q渡辺:保育サービスの量だけでなく「保育の質」を向上していく事も重要だ。保育所に預けられた子供たちにとってより良い育ちの環境が用意される必要がある。

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待機児童の問題ばかりに捉われると忘れがちだが、保育所は親だけでなく子どものための施設だ。子どもたちが重要な時間を過ごす場であるので、安全管理はもちろん、楽しく遊ばせ、好奇心や生活習慣の教育も大切だ。また食育の取り組みや健康づくりの推進など、子どもの視点にたった保育内容を考えていかなければならない。
 

最近は保育士の職場環境や待遇が問題となっているが、保育士の方々が生き生きとした環境で働けるように、保育所の運営体制についても注視していく必要がある。
 

当市ではこういった白岡市全体の保育の質を維持、向上していくために、どのような取り組みを行っていくか?

 

 

A子育て支援課:議員の指摘通り、保育の質を維持・向上していくことは大変重要なことと考える。当市では国の基準よりも手厚く保育士を配置するとともに、一人ひとりの職員の資質向上のための研修などを充実させている。また定期的に職員会議や代表者会議を行い、関係者間でのコミュニケーションを円滑にして、情報共有を図っている。今後も市全体で質の高い保育を目指していきたい。

 

 

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以上、12月議会の渡辺の一般質問の概要です。詳細の方は議会中継や議事録などをご参照ください。

白岡の子育て支援① (12月議会一般質問)

「待機児童の数は把握できない?」

今年、白岡市では「保育園を増やしたのに待機児童が増える」という不思議な事態が起こりました。

2015年の時点で白岡には13人の待機児童がいました。そこで待機児童解消を図るために、新たに90名が入所できる保育園がオープンしました。すると、今度はその保育園がすぐに定員オーバーになり、待機児童は18人に増えました。

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本来なら解消されるはずの待機児童が逆に増える。まずこの理由のひとつは待機児童数のカウント方式が、実際に保育所の入所を断られた方の人数ではないため、数字の裏に隠れた多くの待機児童がいる事。そしてもうひとつの理由は、新しい保育所ができたことによって潜在的な保育ニーズが掘り起こされたためです。

子育て世帯の方々の中には「自分で子育てをしているけれど、もし新しい保育所ができたなら、私も子どもを預けて働きたい」と考える方も多く、待機児童は状況によって増える可能性があります。つまり待機児童問題は、需要が供給を生むだけでなく、供給が需要を生む構造にもなっていると考えられます。

こういった「いたちごっこ」のような現象は潜在的な保育ニーズを把握しない限り続きます。待機児童対策には、まず自治体による正確できめ細かな情報把握が必要です。そこで以下を質問しました。

Q渡辺:これから保育所を整備する上でも、市内の潜在的な保育ニーズを把握していくことが必要ではないか。白岡で生まれる子供の数は毎年400人規模で、親御さんと接触する機会もいくつかある。その際に例えばアンケートなどを行い、より確かな保育ニーズを把握できないか?

A子育て支援課:潜在的な保育ニーズの把握は極めて難しい。社会状況や景気の動向によっても保育需要は変化すると考えている。現在、待機児童の人数ではなく、実際に保育所に入所できなかった方の人数をもとに、需要と供給の見直しを行っている。保育所の申し込み人数を見ながら、現状把握に努めたい。

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「アフターフォローの取り組みは?」

Q渡辺:是非、できる限り正確な情報把握を行ってほしい。また実際に保育所に入所できなかった方に対しては、アフターフォローや代替サービスの情報提供が必要だが、どのような取り組みを行っているか?やむなく入所を断った場合には、その後のきめ細かなフォローが大切だが?

A子育て支援課:保育所の入所をお断りした方には、認可外保育所やファミリーサポートセンター、民間保育園の一時保育の利用を案内している。また、保育所に空きが生じた場合には、随時、保育を必要とする優先度の高い方から順番に入所案内を行い、情報提供に努めている。

次に続く(Next→)さらなる保育サービスの充実を(多様なチャンネルによる待機児童対策を)

健康増進のまちづくりについて② (12月議会一般質問)

「歩きたくなるまちづくりについて」
 

Q渡辺:健康増進には日常の運動量を底上げする環境が必要となる。例えば、歩きやすい歩道や自転車道の整備、またウォーキングロードの設定や緑・パブリックアート、ベンチなどを街中に配置して、市民がまちを歩きたくなるための施策を進める自治体もある。
 

白岡市は歩道等が充分に整備されておらず、歩行者・自転車・車のすべてが道路に混在しており、歩きやすい環境が用意されていない。今後の都市整備では歩行者や自転車を考慮した整備や、緑豊かなまちを楽しく歩ける環境づくりを積極的に行い、「歩きたくなる」ようなまちづくりを進めてはどうか?

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Aまちづくり課:国のまちづくりの方針では、車に頼らず、歩いて暮らせるまちづくりに向けたものが多く見られるようになってきた。当市としても今後のまちづくりにおいては、広い歩道の確保や歩道の段差の解消などを行い、誰もが歩きたくなり、安心・安全に暮らせる都市整備を目指していきたい。
 

 

「スマートウェルネスシティを目指した取り組みについて」
 

Q渡辺:近年、「スマートウェルネスシティ」の取り組みが注目されている。スマートウェルネスシティとは、そこに住んでいるだけで健康になれるまちづくりの取り組みのこと。高齢化社会で増加する医療費を抑制していく観点からも、こうした予防医学の施策に力を入れていくべきと考える。
 

検診や食育等の充実に加えて、「客観的な医療データに基づいた政策」や、健康無関心層に健康づくりを促す「健康マイレージ制度」など、「スマートウェルネスシティ」を目指した総合的な取り組みを全庁的にすすめてはどうか?

A健康増進課:当市では健康増進計画に基づき、全庁的な取り組みで、市民の健康づくりに努めていきたいと考えている。今後はデータ分析に基づき、効果的な事業を実施していくために、「白岡市データヘルス計画」を進めていく。また健康マイレージ制度の開始も予定している。

 

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健康マイレージ制度とは・・・健康診査や健康イベントに参加するとポイントがたまり、市内の商店街の割引券などの特典を受けられる制度のこと。
健康マイレージ制度について(昨年の一般質問)


「白岡市データヘルス計画」とは・・・健診データやレセプトデータを分析・活用して、効果的な政策を実施していくための計画。
「白岡市データヘルス計画」について


「スマートウェルネスシティ」について

健康増進のまちづくりについて① (12月議会一般質問)

12月議会では健康増進のまちづくりについて一般質問しました。その概要を報告します。

 

「健康診査、がん検診の受診状況は?」
 

Q渡辺:健康な毎日を過ごすには,日頃の健康管理が大切だ。生活習慣の見直しや病気を早期発見するためにも健康診査の受診が重要とされている。そこで白岡市が行っている「健康診査」や「がん検診」の受診状況は?また、それを踏まえて課題は?
 

A健康増進課:特定健康診査の受診率は32.3%となっており、目標としている48%を下回っている。昨年よりも0.3%上昇した。75歳以上の方の後期高齢者健康診査の受診率は22.7%で、埼玉県平均の33.5%を下回っている。

また5つあるがん検診も乳がん検診以外は県平均を下回っている。ここ数年受診数は増えているが、更なる受診率の向上が課題となっている。

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Q渡辺:今後の対策は?
 

A健康増進課:未受診者に対する個別通知やコールセンターによる受診勧告を実施していく他、がん検診を3つ以上受診した方に対して健康グッズを贈呈する取り組みを始めた。今後も啓発活動の充実や検診を受けやすい環境づくりを行っていく。

 

 

「食育の取り組みは?」

Q渡辺:白岡市では「食育」を推進していくための「食育推進計画」を作成中とのことだが、この計画の目的は?また具体的な取り組みは?

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A健康増進課:現在白岡市では市民が食事を通じて生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるよう、「食育推進計画」を作成している。具体的な取り組みとしては女子栄養大学と協力した健康レシピの開発や、健康づくりに通じるような地産地消の施策を推進していく。特に「働く世代、子育て世代」に積極的に働きかけていく。「働く世代、子育て世代」が良い食習慣を学ぶことで、子どもたちやその親世代への食育の好循環が期待できると考えている。
 

Q渡辺:どのような体制で計画を推進していくか?全庁的な取り組みをどのように図っていくか?
 

A健康増進課:健康増進課だけでなく、子育て支援課、教育指導課、農政課、商工観光課など庁内で連携して食育の推進を図っていく。また市民・市民団体・関係機関・行政で広く協働して事業を展開していく。

 

 

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現在市では、食育について皆様からのご意見(パブリックコメント)を募集しています。
食育推進計画(パブリックコメント)

セルフメディケーション税制始まる 2016/12/25(日)

今議会でセルフメディケーション税制に関する議案が出ました。セルフメディケーション税制とは来年から開始される新しい医療費控除制度です。
 

ドラッグストアなどで売られている医薬品を購入し、確定申告すれば、その購入費の一部が返ってくる場合があります。
 

セルフメディケーション税制対象の医薬品を1年間で12,000円以上購入した場合、12,000円を超えた金額が所得から控除されます。(88,000円が限度額)対象品はバファリンEXやベンザブロックL、ガスター10など約1500品目あります。

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今までの医療費控除制度では医療費の自己負担が10万円を超える場合に、控除の対象となりましたが、あまり医療機関を受診しない人や、大きなけがや病気がない人にとっては馴染みの薄い制度でした。セルフメディケーション税制では通院しない方も控除を受けられる可能性が高まります。
 

また軽度の病気ならば自分で治そうという気持ちが働き、医療費抑制につながるという効果が期待されています。高齢化の進行で増加する医療費を抑制する目的があります。
 

詳しくはこちら(対象となる医薬品は?注意点は?条件は?)
 

この新しい医療費控除が始まることで白岡市の税に関する条例も一部改正となりました。セルフメディケーション税制は来年1月から始まります。確定申告の時に必要となりますので薬を買った際のレシートは取っておきましょう。

農業祭と人権ふれあいコンサート 2016/12/3(土)

今日は農業祭に行ってきました。白岡市内で作られた農産物の直売が味彩センターで行われます。天気も良かったのでたくさんの人で各ブース盛り上がっていました。

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味彩センターはそれほど大きい施設ではないんですが、品揃えはけっこう豊富で、市外から新鮮な農産物を買いにくるお客さんもいらっしゃいます。今日は新鮮なものだけでなく、珍しい野菜や果物も置いてありました。この施設内にはそば屋もあって、普段、市の職員や議員たちもよく食べに来ます。    

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農業祭の後は、人権ふれあいコンサートへ。人権啓発を目的に毎年コミセンで行われるコンサートです。

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市内の小中学生の生徒さんたちが、人権に関する作文を発表します。5人の生徒さんが全校生徒の代表で発表しましたが、5人とも身近な体験から感じた「言葉の大切さ」や「人の思いやり」を自分の言葉で丁寧に文章にしていました。素晴らしい内容でした。

後半はゲストコンサートがありましたが、こちらも貴重な体験をもとにした熱い歌を聴かせて頂きました。 

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新図書館愛称ワークショップ 2016/12/2(金)

再来年に建設される新図書館のネーミングの選考作業が進行しています。一般公募でネーミングの募集をしたところ544点の応募があったそうです。
 

12月17日に市内の小中学生からネーミングについて意見を聞いて、新しい施設をいっしょに考えるワークショップが開催されます。小中学生以外の方も来場できます。

新図書館愛称ワークショップ

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最終的には選定委員会で決定して来年1~2月頃に発表されます。ちなみに渡辺は選定委員会には入っていませんので、どういう名前が挙がっているかもまだ知りません。
 

現在の正式名称は「白岡市生涯学習施設」という名前なんですが、言いづらくて伝わりづらいので、自分は議会の時以外は「新図書館」と呼んでいます。今度決まるネーミングは呼びやすくて愛されるものになればいいと思います。

12月議会がはじまりました。 2016/11/30(水)

今日から12月議会が始まりました。重要議案の審議が始まります。

自分の一般質問は12月5日の午後に予定されています。内容は「予防医学の観点からの健康増進政策について」と「子育て支援について」です。新たな社会保障の方向性を地域から提案していきたいと思います。議会の様子はネット配信もしているので、よろしければ是非ご覧ください。

 

白岡市 議会中継

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扶助費 2016/11/24(木)

12月議会がもうすぐ始まります。
 

今回の一般質問のメインは「子育て支援」についてです。量と質の両面から一般質問します。
 

もう一つは健康増進のための政策について、これは予防医学の観点から質問します。
 

今日の日本経済新聞の記事で白岡市は全国で5番目に一人あたりの扶助費が抑えられている(埼玉県では1番)という報道がありました。子どもや高齢者福祉などにかかる費用、いわゆる扶助費が全国的に増加しているなかで、宅地開発が進む「人口増加地域」では若い世代が多く扶助費も少ないとのこと。白岡市もその数少ない人口増加地域として扶助費が抑えられているという報道でした。

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これは健全な財政運営の観点からも良い事ではあるんですが、ひるがえっていえば、福祉にお金をかけていない、とも言うことができます。いずれにしてもいかに財政と社会保障のバランスを取っていくかは大きな課題です。特に子育て支援などの現役世代への政策はまち全体の活性化にも繋がることですので、力を入れて取り組んでいきます。

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この時期に雪って・・・

議会報告&市政通信 2016/11/11(金)

地域で議会報告や、新しい市政通信の配布をしています。今くらいの時期は暑くもなく、寒すぎることもなく、配りやすい季節です。激励から、まちづくりの質問、お問い合わせまで、色々頂くのはとてもありがたいです。ひとつひとつ頂くご意見を大事にしています。日曜日からは市長選挙が始まるので、一旦、市政通信の配布は休止です。12月議会ももうすぐ始まるので、その準備も進めています。

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自立 2016/11/9(水)

米大統領選挙の結果が出ましたが、大方の予想を覆す結果でした。「隠れトランプ」という言葉がありましたが、世論調査には現れない支持者の厚みが結果に出ていました。激戦区といわれるオハイオやペンシルベニア等でも勝ったのは反TPPのメッセージも大きかったと思います。
 

アメリカのメディアではトランプ勝利の要因は「現状が変わらないことに対する白人系の怒りを引き出した」という報道がありました。オバマの時は「希望のチェンジ」でしたが、今回のトランプは「怒りのチェンジ」という印象でしょうか。
 

議会も上院・下院ともに共和党が議席を獲得しましたので、トランプには非常に強い力を発揮できる環境が整ったといえます。
 

日本にとっても大きな転換期です。今後アメリカの後ろをついていくだけの外交は通用しません。より戦略的な国際外交を展開していかなければならない、かつ、トランプはビジネスマンでタフネゴシエイターですので、こちらも確固たる姿勢と明確な意思表示が必要です。
 

外交のみに関わらず、これから日本に求められるものは「自立」だと思います。そしてそれは国だけではなくて自治体にも求められているものです。

夜のお寺に響くのは 2016/11/3(木)

野牛のお寺「観福寺」でコンサートがあり、自分も出演させて頂きました。木菅カルテットや子どもたちの演奏もあり、盛りだくさんの内容でした。

自分は友人とバイオリン&ピアノで演奏しました。今回は野牛地区でのコンサートということで、野牛にゆかりのある人物「新井白石のうた」を編曲して演奏させて頂きました。会場の皆さんにもいっしょに歌って頂きましたが、初めてにも関わらず、バッチリ歌って頂き感謝です。花束まで頂き、本当にありがとうございました!

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下大崎の交差点 2016/11/1(火)

下大崎の圏央道付近の交差点は、半年で3件も人身事故が起こる危険な交差点です。

地元の方からご相談を受けて、関係機関につなぎました。
 

先日、この交差点にカーブミラーを設置して頂きました。市役所の方にはとても素早い対応をして頂きました。

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あとは一時停止の表示も必要ですが、これは警察の管轄です。警察は設置する方向で進めているとの事ですので、なるべく早く実現して頂きたいと思います。

この場所は久喜市との境界でもあるので、久喜の市議会議員さんとも協力しながら進めています。

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観福寺コンサート 2016/10/26(水)

11月3日に観福寺というお寺でコンサートが開催されます。自分も出演します。

観福寺は白岡市の野牛地区にあるお寺です。野牛地区にゆかりの深い人物に新井白石という偉人がいますが、先日、この新井白石のことをうたった唱歌が見つかりました。今回はその歌をバイオリンとピアノのためのショートピースに編曲して演奏します。お時間がありましたら、是非遊びにきてください!

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日時:11月3日  午後4:00〜
場所:白岡市観福寺 (白岡市野牛656)
お問い合わせ:観福寺 0480-92-5686

白岡市で農業を法人化できないか 2016/10/25(火)

先日、福井県大野市に視察に行きました。農業法人の視察です。
 

個人個人で農業をするのではなく、組織化・法人化して、地域の農家が共同で農業を行うスタイルがあります。それを白岡市で適用できないか? という事で先進地に伺いました。

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白岡の農業者の方とJAの方々とともに訪れた先は、ねぎ、米、そばなど複合経営を行う農業法人です。周辺の農家もこの法人に参加し、農業経営を行っています。
 

自然環境は白岡市とは異なります。まとまった田畑、優れた水環境、規模化やブランド化に適した環境が存在します。環境は違いますが、白岡市内でも効率化で生産性を高められる可能性を持つ地域はあります。農業法人のもとに農地を一括して計画的に利用すれば、労働力の軽減や分業化が図られるだけでなくて、経営発展の可能性が生まれます。

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農業機械を共有できるのも大きなメリットのひとつです。とにかく農業は回収できない初期投資に悩ませられますが、機械の共同利用により償却費は圧倒的に軽減されます。今後、IT化やロボット化が進めば進むほど、このメリットは大きくなります。

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大野の市役所では明確に「共同型農業」「農業法人」を目指した支援をしています。中でも市が朝市などを開催し、独自に販路開拓をしている事が驚きです。独自組織を作り、市内で販路をつくるとともに、東京にも農産物を売りにいっているといいます。「JAが開拓できない販路を市は開拓する」と競うように役割分担されていたのが見事でした。

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電通と二人三脚で進めたというシティプロモーションでも、農業の魅力発信に力が注がれていました。「なんにもないところから始めたんです」と語る担当者の方は明確なビジョンのもとに、国では手が届かない農業政策を積極的に仕掛けていました。
 

農業の共同化や法人化は合意形成の問題や継続性、役割分担の問題など課題を挙げればいくらでも挙げられます。しかしそれにも増して可能性のあるかたちだと思います。
 

今までの個人個人スタイルで持続性と発展性のある農業を行うことは無理を感じますし、法人化は企業の参入や後継者の確保を促す面でも効果が期待できます。
 

白岡市でも独自の農業ビジョンを描いて、それを現場とともに実現していかなければならない、「その時」が来ていると思います。

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9月議会で決まったこと  2016/10/13(木)

・新図書館建設が決定。

新図書館の工事が10月より始まります。完成は2018年を予定しています。現在この新図書館のネーミング(愛称)を募集しています。


・大山小学校に教職員を配置するための条例が決定。

大山小学校の生徒数減少による複式学級化を避けるため、そして子どもたちに平等な教育環境が確保できるように、大山小学校に教員を増やします。白岡市でもますます進行する少子化・人口減少社会への対策が急務となっています。

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・平成27年度の決算を認定

平成27年度の決算の審査がありました。各事業に対して、予算が適正に執行されたか、市民サービスは向上したか、など総合的に審査します。

白岡の財政は比較的健全に運営されています。しかし、公共インフラの管理費の増加など今後の財政は厳しいものになることが予想されます。

少しでも自主財源を増やし、自立的な自治体経営を行っていくために、2点、質疑を行いました。

 

Q:渡辺「歳入を増やすために、市が持つ資産の有効活用をすべき。例えば道路用地として取得した土地でも期限を決めて駐車場等にして利活用する工夫が必要ではないか?」

A市役所「現在、有効活用されていない市有地は10000㎡ある。様々な手法による活用を検討していく。」

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Q:渡辺「事業評価はどのように行ったのか。事業の費用対効果や必要性を点検し、規模とコストの適正化や取捨選択をしていくことは重要だが、どのように取り組んでいるか。また評価結果の公開についてはどのように考えているか?」

A市役所「現在は事務事業の評価を庁内で実施している。今後は施策を客観的に評価し、その結果を市民の皆様に公開することを目指し、先進自治体を参考にしながら、本市に合った行政評価制度をつくる。」

 

 

※その他
その他にも様々なことが議決されました。詳しくは11月に発効される「議会だより」をご覧ください。

商店街活性化の取り組みは? (2016年9月議会一般質問)

9月議会最後の質問は「商店街活性化の取り組みについて」です。

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市の商店街活性化の取り組みは?

 

Q:渡辺「国の地域経済分析システム(RESAS)を見ると、白岡の経済は所得が市外から流入し、その所得からの支出もまた市外に流出しており、市内で経済が循環していない事がわかる。働く場と消費地がともに市外となるのはベッドタウンの特色だが、地域経済の自立、地域活性化を目指す観点からはこの状況を少しでも改善すべきと考える。

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地域経済循環図(RESAS)

 

 

中でも地元消費が弱いという点は当市の大きな課題だ。白岡市の顔のひとつでもある白岡駅西口商店街はさらなる活性化が望まれている。当市は商店街を活性化させていくためにどのような取り組みが必要と考えているか?」
 

A市役所「これまで市では街路灯のLED化などのハード事業のほかに、商店街が実施するお祭りや、わんぱく商店街などのイベント、またクリスマスツリーの設置などを支援してきた。昨年はプレミアム商品券の発行やまちバルなどを支援した。ハード事業、ソフト事業ともに商店街の活性化につながるような事業を支援している。」

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大学を交えた第三者組織による研究は?


 

Q:渡辺「プレミアム商品券などは一過性のものになりがちで、継続的な効果が得られているか疑問が残る。こういった施策の客観的な検証を行うとともに、継続的に商店街活性化に取り組むために第三者組織による専門的取り組みが必要ではないか。
 

商店街活性化には、地域のしがらみや固定観念を持たない外からの視点も重要だ。外部からの新たな視点や、若い世代による時代に適した意見を取り入れるために、大学生や市民の方を交えた第三者組織を設立し、商店街活性化の研究を進めてみてはどうか。大学が持つまちづくりの新しい発想や機動力、市民ニーズの把握など、新たな視点から商店街の課題解決を図ることができるのではないか?」

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A市役所「大学と商店街の連携は、大学が持つ知識・知恵などを活かすという点で重要と考える。現在、当市では、女子栄養大学と提携しながら特産品開発を行っている。今後この事業を進めていくなかで、商店街の方々にも参加頂き、販路の開拓や広報活動を展開していきたい。この活動を通して、大学が持つ知識をどのように商店街に活かすことができるのかを模索しながら、大学と商店街の連携の第一歩を踏み出したい。」

 

 

 ー渡辺の発言・提言まとめー 

・商店街活性化に大学との連携を活かせないか。

・外部からの視点や若い感覚を取り入れていく事が必要ではないか。



※そのほかの質問については議会のネット中継等をご覧ください。(ベンチャー企業との連携による地域活性化について、企業誘致のビジョンについて、等)

東北自動車道側道の歩道は? (2016年9月議会一般質問)

次の質問は新図書館への交通アクセスの問題です。

 

2018年には市役所のとなりに新図書館ができますが、今は歩きや自転車でアクセスしやすい環境ではありません。特に東北自動車道の側道の歩道整備は新図書館に合わせて進めていく必要があります。
 

この「新図書館へのアクセス問題」は去年も一般質問しましたが、今回はその進捗状況の確認です。

 

 

昨年の一般質問からの進捗は?
 

Q:渡辺「自転車や歩きで新図書館へ行く場合、アクセス環境に問題がある。東北自動車道側道の歩道整備とアンダーパスの整備、また東北自動車道側道を横断する際の安全対策など総合的な対策が必要だ。昨年の一般質問からの進捗は?」
 

A市役所「歩道整備に関してだが、土地買収は進んでおり、今後は早期に工事に着手するよう関係機関と協議する。県道であるため、県による整備になるが、まずは市役所から蓮田方面へ、その後に市役所から久喜方面への歩道整備と考えている。

アンダーパスに関しては、トンネル内における車道と歩道の明確化や照明を明るくするなど歩行者のための安全対策を進める。」

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東北自動車道の側道は歩道が途切れ途切れ

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アンダーパスも安全対策が必要

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側道を渡る時も車の往来が激しい

 

 

ー渡辺の発言・提言まとめー

・東北自動車道側道の歩道整備などは、市から積極的に動くべき

・新図書館へのアクセス対策として、総合的な対策が必要

・歩行者・自転車にやさしいまちづくりを進めてほしい

創造する緑 (9月議会一般質問)

9月議会の報告です。今回も市政に対して一般質問を行いました。まず最初の質問は白岡の「緑と都市公園」についてです。

 

緑の拠点となる都市公園を
 

Q:渡辺「白岡は市民一人当たりの都市公園面積が小さい。4.44㎡と県平均や全国平均を下回る。もっと緑や自然を活かした都市公園を積極的に増やしていくべきではないか?また公園に対する市民のニーズをどのように把握しているか?」

A市役所「近隣住民にアンケートを実施して、遊具の設置など公園に対する市民ニーズを把握している。今後もニーズを踏まえながら自然を活かした公園整備を進めていきたい。」

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「緑の環境デザイン」と「創造する緑」を
 

Q渡辺「また白岡には緑に関する総合的な計画がない。そのため緑が計画的に管理・保全されず、市街地の街路樹や都市公園などの「創造する緑」が少ない。緑の保全や緑化を総合的に進めるための「緑の基本計画」を作り、市街地緑被率や緑化デザインに明確な目標を立てるべきでは?」

A:市役所「今後は緑地保全と緑化推進を総合的に取り組む必要があるため、策定に向けて検討を進めていきたい。」

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白岡は田んぼや畑などの緑は多いが、「創造する緑」が少ない。

 

 

ー渡辺の発言・提言まとめー

・市民ニーズに応える魅力的な都市公園を積極的に増やすべき。

・『緑のネットワーク』を形作り、緑の質の向上と都市的な緑化デザインを。

・地域の公園などを市民協働できめ細やかに管理する体制が必要。

・『緑の基本計画』を策定し、未来のために緑や自然の計画的な管理・保全・創造を。

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公園の管理にも市民協働の取り組みが必要

愛称を募集しています 2016/10/8(土)

9月の議会が終わり、今回も重要な議案が決まりました。その中でも大きなものは新図書館の工事契約が決まったことです。これで10月から建設工事がスタートすることになりました。

 

今、この新図書館の名前(愛称)を募集しています。ハガキやメール等でご応募頂けます。詳しくは是非、市のホームページをご参照ください。

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お問い合わせ先

渡辺そういちろう事務所
〒349-0214
埼玉県白岡市寺塚31
tel:0480-53-5834
fax:0480-92-2258
>>メールフォーム

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