情報操作のチラシについて 2022/4/25
先日、新聞折り込みで他会派の方の政治チラシが入りました。それによれば、自分が保育所建設に反対しているとの事です。
冗談じゃありません。完全な情報操作であり、これについてはしっかり抗議します。
保育所整備に反対などするわけがありません。子育て環境の充実は、自分の議員生活のライフワークであり、保育所の増加は自分がずっと訴えてきたことです。
チラシには保育所整備の議案が出て、自分が反対したように書かれていますが、そもそも、3月議会に保育所整備の議案は「出ていません」。反対したのは旧庁舎跡地の土地の「貸付料」です。貸付料が著しく安い事、そして土地利用に計画性が見られない事を問題視しているのです。適正価格できちんとした契約を結び、計画性を持って事業を進めるべきという事で修正案が出されたのです。
まずあの土地についてですが、路線価1平方メートル約8万円の場所の土地を1平方メートル500円で貸し出す。この価格があまりに安すぎる。
次に地下に基礎杭が残っているため、新たに建設する建物の建設面積が著しく制限されています。なぜ杭を撤去しなかったのか、根本的に「土地利用の計画性」に疑義が持たれているわけです。
さらに保育所整備については計画的に進めてもらわなければなりません。保育所というのは無計画にどんどん作れません。「子ども子育て支援事業計画」の中で、どれくらいの保育所を整備するのか規定されています。以前から保育所の整備状況に偏りがある事は問題視されています。(場所や受け入れ人数、老朽化等)
新たに保育所を作るならば、どの場所に作るか、計画的に進めなければならないものです。
繰り返しますが、事業内容に反対しているわけではありません。市に望む事は、「適正価格を検討してほしい」という事、そして「土地利用を計画的に行ってほしい」という事の2点です。極端に言えば、これをノーチェックで許したらどんどん市の土地を安売りされてしまう危険性があると言えます。
政治的に陥れるような情報操作は、何も生み出しません。
最後に余談です。チラシに勝手に名前を出す事自体、モラル的にどうかと思いますが、出すなら、自分の名前くらい間違えないで書いてほしいと思います。