新聞報道でもありましたが、新しい挑戦のため、白岡市議会議員を辞職しました。これまでご支援いただいた皆様、色々な場面で関わっていただいた皆様に心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
先日、記者会見を行い、県政に挑む決意を発表させて頂きました。2015年から市議会議員となり、市議として様々な市政課題に取り組んできましたが、2期目の頃から市議では解決できない課題にぶつかる事が増えてきました。
新しいまちづくりを進めようとするにも、県の規制や市の財源不足で諦めざるをえない場面が多々ありました。特にこれから土地活用や都市整備を進め、人や企業、商業施設を呼び込まなければならないと考えていますが、そのためには県からの大きな投資と規制緩和が必要です。白岡・宮代のまちづくりを前に進めていくために、県政の場で様々な挑戦をしていきたいと思います。
また子育て教育。市議としてずっと取り組んできましたが、これからさらに力を入れていきます。地域の子育て教育環境の良い面は維持し、改善すべき点はアップデートしていきたいと思います。今、東京が大胆な子育て支援政策を打ち出していますが、埼玉も子育て世代に選ばれる地域を目指していく必要があります。白岡・宮代の持続的な発展のためにも、子育て世代の流入を目指し、子育て教育環境の向上を図っていきます。
そして今回、県政に取り組む思いを強くしたのは、この新型コロナ禍です。指定感染症である新型コロナの対策は県が行っていますが、当初からその対応について改善すべき点を感じていました。医療については市議では立ち入れない領域があり、歯がゆい思いをしていました。新型コロナ禍で埼玉県の医療資源不足の課題も浮き彫りになったと思います。特にこの利根医療圏の医療をこのままにしておく事はできないという思いが強く、地域医療を改善していくために行動していきます。
これからも自分は現役世代の視点で課題に取り組み、新しいまちづくりを進めていきます。県というと何をしているかわからない存在かもしれません。しかし、市や町から繋がりにくい国と、国からは見えにくい市や町の現場、この中間に立って、市・町―県―国を連動させることで、政治の力を発揮させていく。広域の計画をつくり、地域に大きな投資ができる「県政」は、新しい時代をつくる鍵を握っていると思います。
これまでと目標もスタンスも変わりませんが、より大きな視点で、さらに活動を活発化させていきたいと思います。これまで同様、皆様の様々なご意見をお届けください。