健康増進のまちづくりについて② (12月議会一般質問)
「歩きたくなるまちづくりについて」
Q渡辺:健康増進には日常の運動量を底上げする環境が必要となる。例えば、歩きやすい歩道や自転車道の整備、またウォーキングロードの設定や緑・パブリックアート、ベンチなどを街中に配置して、市民がまちを歩きたくなるための施策を進める自治体もある。
白岡市は歩道等が充分に整備されておらず、歩行者・自転車・車のすべてが道路に混在しており、歩きやすい環境が用意されていない。今後の都市整備では歩行者や自転車を考慮した整備や、緑豊かなまちを楽しく歩ける環境づくりを積極的に行い、「歩きたくなる」ようなまちづくりを進めてはどうか?

Aまちづくり課:国のまちづくりの方針では、車に頼らず、歩いて暮らせるまちづくりに向けたものが多く見られるようになってきた。当市としても今後のまちづくりにおいては、広い歩道の確保や歩道の段差の解消などを行い、誰もが歩きたくなり、安心・安全に暮らせる都市整備を目指していきたい。
「スマートウェルネスシティを目指した取り組みについて」
Q渡辺:近年、「スマートウェルネスシティ」の取り組みが注目されている。スマートウェルネスシティとは、そこに住んでいるだけで健康になれるまちづくりの取り組みのこと。高齢化社会で増加する医療費を抑制していく観点からも、こうした予防医学の施策に力を入れていくべきと考える。
検診や食育等の充実に加えて、「客観的な医療データに基づいた政策」や、健康無関心層に健康づくりを促す「健康マイレージ制度」など、「スマートウェルネスシティ」を目指した総合的な取り組みを全庁的にすすめてはどうか?
A健康増進課:当市では健康増進計画に基づき、全庁的な取り組みで、市民の健康づくりに努めていきたいと考えている。今後はデータ分析に基づき、効果的な事業を実施していくために、「白岡市データヘルス計画」を進めていく。また健康マイレージ制度の開始も予定している。
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健康マイレージ制度とは・・・健康診査や健康イベントに参加するとポイントがたまり、市内の商店街の割引券などの特典を受けられる制度のこと。
健康マイレージ制度について(昨年の一般質問)
「白岡市データヘルス計画」とは・・・健診データやレセプトデータを分析・活用して、効果的な政策を実施していくための計画。
「白岡市データヘルス計画」について