白岡市をPRしていくために(一般質問①)
・人口流入の促進や地域活性化の観点からも、白岡市を全国にアピールしていくべきと考えるが、白岡市外に向けたPR活動を今後どのように進めていくか。
・シティプロモーション戦略の一つとして、ドラマや映画の撮影誘致、ロケ地斡旋などを行う営業部署を設けたらどうか、考えを伺う。
上記2点について、次のようなやりとりで質問を行いました。
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質問(渡辺): 『近年は少子化の影響もあり人口減少社会が進み、ますます地方自治体の運営が難しくなるというレポートもあります。自治体間競争も活発化していく中で、他の地域から住民を呼び込むために様々な取り組みが求められるものと思われます。そうした背景において、白岡市の魅力を市外に発信していくことは大変重要であると考えております。白岡市が「選ばれる街」になるためには、なによりまず白岡市の知名度を上げ、イメージアップを図ることが必要ではないでしょうか。もっと多くの方に白岡市の名前を知ってもらい、若い方や企業など様々な方に興味を持って頂く事ができれば、地域活性化にもつながっていきます。そういった観点からも白岡市を積極的に全国にアピールしていくべきと考えますが、市外に向けたPR活動を今後どのように進めていくか伺います。』
答弁(企画政策課): 『現在予定している主なPR事業は4点です。1点目はマスコットキャラクターとロゴマークの作成を予定しています。「なしべえ」と「なしりん」に新たなキャラクターを加えることで、3人に物語性と話題性を持たせ、積極的にイベント等で活用して市の知名度を上げます。ロゴマークについては「いとおかし しらおかし」のキャッチフレーズをロゴマーク化します。2点目はふるさと納税の見直しです。寄付者へのお礼として白岡の特産品をお届けして、市のPRと産業活性化を図ります。3点目は白岡市の特産品を開発し、PR資源として活用します。4点目はSNSの活用です。市民目線のタイムリーな情報や市の魅力を、SNSを通して市外に発信します。』
質問(渡辺): 『4点ご説明頂きましたが、市外へのPR活動を成果に結びつけていくことはなかなか難しいと考えられます。そこで、マスメディアとのタイアップによるPR活動を考えられないかを伺います。市を広く知って頂き、また良いイメージを持っていただくにはテレビや映画といったマスメディアとの連携は有効であると考えられます。例えば、新白岡の街並みはドラマのロケ地としても有名であります。静かで、きれいな街並みが様々なドラマで活用されています。そこで、こちらから積極的にテレビ番組や映画の誘致、勧誘をしていったらいかがかでしょうか。ロケ地の斡旋、撮影誘致などを行う専門部署を設け、積極的な営業活動を行っていく事は考えられないでしょうか。シティプロモーション戦略の観点からも、マスメディアとのタイアップは有効であると思います。テレビ局や新聞社に積極的に足を運び、良好な関係をつくっていくことも大切です。今後シティプロモーション戦略の一つとしてそういった取り組みを導入する考えがあるかどうかも含めお伺い致します。』
答弁(企画政策課): 『映画やドラマ、CMなどのロケ地の誘致活動、いわゆるフィルムコミッションについては、戸田市や春日部市など県内のいくつかの市町村ではすでに取り組みを始めています。これら先進市は市内の公共施設や店舗、工場などロケ地となる物件を市のホームページでも紹介し、広く募集しています。埼玉県では様々な撮影場所の紹介や、県内でフィルムコミッションを行っている市町村の紹介も行っています。白岡市としても、先進市の取り組みを参考にしながら、シティプロモーション戦略の一つとして、今後フィルムコミッションへの取り組みを検討していきたいと思います。』
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シティプロモーションやPR事業は流行に合った施策を求められる事があります。上記のやり取りに加え、女性職員の方や若い職員の方の意見も積極的に取り入れていただくよう要望してまいりました。
自分がサラリーマンだった頃も、職場で白岡市を知らない方が数多くいらっしゃいました。市のPR活動についてはその頃から気になっていた事でもあります。まちの良い所をしっかりアピールして、それを評価してもらうというサイクルの中で、まちの個性というものも徐々に形成されていくと思います。白岡市をどうやって発信していくか、白岡市に人をどのように呼び込むか、地方創生の観点からもしっかり考えていかなければならない事だと思います。
(※質問、答弁の内容はあくまで大まかな概要です。詳細につきましては市議会の議事録などをご参照ください。)